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最近、エンジン付きのバイクにあまり乗らなくなった。20代からずっと走り続けてていたのだが、いよいよ乗らなくなってきた。過去にもそういう時期があったので、まあ、あまり気にしないようにしている。単に、冬のせいかもしれない。終わる時はいつか来る。
その代わり、家で本を読む機会が多い。昔から本が好きだった。
午前中に一冊読む。すると、体がだるくなってくるし、目も疲れてくる。若いときは一日でも大丈夫だったのだが、年を取ると衰えてくる。
そういうこともあるが、ちょうど昼ごろになって、腹がへってくる。
そんなとき、自転車がいい。
重たいギヤではなく、軽いギヤでクルクルと早めに回す。段数を言うとフロント2−リヤ3、ケイデンス80−90といったところ。
なぜ、軽めなのか? 理由は二つある。
一つは足の裏を悪くしていたので、あまり荷重をかけたくない心理的な不安がある。最近は、やっと回復してきた。
二つ目は、自転車の研究をしていた時、休む時も足を止めるなと本で読んだからである。筋肉を動かすことで、かなりの血が流れる。血を循環させることで、筋肉に蓄積した疲れ成分の分解を早めることができる。
まあ、そういう知識もあり、クルクルとペダルを回す。 血が体をグルグル周る。読書などで体のなかに蓄積していた澱んだ成分がかき回され、分解される。そんな感じがする。頭も良く回る感じがする。食欲もすこしわいてくる、メシもうまい
自転車ってええもんだなあ・・って改めて思う。
プレスポ号は、安い買い物だった
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