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078.NC700S Fプリロードを純正ワッシャーで調整する 2013.12.23

あらすじ

NC700Sで、バンク角の少なさに困っていた。あと、ハンドリングが直線性が強めである
そこで、リヤプリロードをノーマルから2周(たぶん)あげてやると、バンク角に対しては、なかなかいい感じとなった
自分の感覚で普通に走る分には問題ない。 ちょっと意図的に深くさせると、靴が接地するかな・・・。

ただ、ハンドルがすごくクイックになり切れ込みが強くなる。直線性が減り、ちょいとフラフラしやすい。 
気のせいかもしれないが、フロントのグリップに頼る傾向が強くなり、ちょっと怖いのと思ったより遅いのではと感じるときがあった

っということで、1周戻してみると・・・ 接地するし、ハンドリングもちょっと物足りない・・・
じゃあ、ノーマルから1.5周ぐらいがいいのかなぁ・・・ 
できれば、リヤプリロード2周のバンク角を維持したいのだが・・


と思っていたところ、タンスキさんに、フロントプリロードが簡単に調整できることを教えていただく
余っているワッシャーがあるということと、交換を手伝ってくれるということで、お言葉に甘えることにした



これがワッシャー
正式名称はシート、スプリング 51403-KF0-003  一枚185円   左右で2枚必要
純正サスで スプリングと、カラー(鉄パイプ形状のスペーサー)の間にセットされているもの

厚みは、1.7mmらしい




こちらが、フォークキャップのゴム
フォークキャップの密封性を保っている いじったときは、新品が良いと思われる
一つ 約200円


早速ジャッキアップ
オイルパンをジャッキで押し上げる 面接触にする


サイドスタンドにかまして、直立を少し強めた 
この辺の作業は、個人の責任で

サイドスタンド+フロントスタンドがベストだと思う
今回は、作業中、タンスキさんが反対側で押さえてくれていた。
一人でも不可能ではないが、ちょっと変に力を加えて車体のバランスを崩すと、倒れてしまう可能性がある



注意1 最初にフォークキャップの横の六角を緩める(赤丸のボルト)
そうしないと、フォークキャップのボルトがゆるまないので注意

注意2 バネ圧がかかっているので、外れる瞬間、キャップが少し飛ぶ。押さえながら外すこと

注意3 フォークキャップを締めこむ時、バネを押さえながら締める必要がある 不安定なジャッキアップをしている場合は、車体バランスを崩さないように注意

注意4 押さえながら締めこむ時、写真のようなソケットレンチとエクステンション(延長棒)があると、やりやすい。


両方のボルトは、トルクは意外と弱い



キャップボルトを外したところ
1cmパイプが飛び出してくる
このパイプを抜くと、バネが出てくる
(パイプの長さを測定するのを忘れた・・・ ハンドルの角度を変えないと、パイプは抜けない ハンドルの角度が変わるのがいやだったので今回はパイプを抜かなかった)


外したボルト
かなり締めこむことになる
SはXに比べると、かなりプリロードがかかっているとのこと




ワッシャーを、フォークキャップのところにセットして、Fフォークに取り付ける
1.7mm スプリングが強く押される

理論上、1.7mmフロントの車高が高くなる
だけなのだが・・・ いろんな条件が重なり、フロントの動きが硬くなるらしい

調整後の1G

140mm 
申し訳ないけど、調整前のサスの数値を測定するのを忘れてしまった・・・
地面の傾斜もあるので、あまり参考にならないかもしれない。
理論上は、約138mmとなるはず。

 

走ってみた感想は・・・
峠を走っていないので、最終結論は出せないが・・・

切れ込みがマイルドになる。ノーマルの少しクイックな感じ 
偶然なのだが、結構狙い通りの感じとなった
恐らく、バンク角は下がっていないはず
ちょいと走りこんでみる予定


それにしても、たった数mmで変わるもんですね・・・
純正基準に、前後プリロードをちょっとだけ動かしてみて、フィーリングがいいところにしてみると面白いかもしれません

素人的な感想ですが、ノーマルでほとんどいい感じのところに来ているので、ちょっと微調整が良い感じかと思います
フロントのワッシャーを沢山入れると、結構大きな変化するそうです。

タンスキさん、ありがとうございました


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