とある雑誌で、菅総理がオススメしていたので、アマゾンで中古を買って読んでみた
米軍4軍のトップとなった人の考えかたに興味があった
ちなみに、自分は、リーダーを目指しているわけではない(笑)
読むのメンドクセーって人の為に、自分で気になったことをメモっときます
主に、様々な情報を収集し、行動決定していく人に、軍人の合理的な手法が参考になると思う
アメリカ人のハウツー本は、合理的なものが多いですね
人間の精神にある、不合理的な部分をいかに抑えるかってのが大事な気がします
情報報告のルール p176
・わかっていることを言え
・わかっていないことを言え
・そのうえでどう考えているのか言え
・この3つを常に区別しろ
報告を受ける際
報告者の憶測や、希望が混ざり、事実がねじ曲がって知らされる場合が多々ある
又、要点がまとまっておらず、理解できない場合も多い
報告する際に、非常に有用なアドバイスだなと感じた。
コリン氏 13か条のルール p16
コリン氏のルールを紹介している
本文では、コリン氏の経験談を交えて具体的な例で紹介されているのだが・・
英語なのか、軍隊ならではの表現なのか、一部理解しづらいものがある
>のあとは、私が要約してみた解説。 まちがっているかもしれない
1.なにごとも思うほどに悪くない、翌朝には状況が改善しているはずだ
>落ち込むことは合理的ではない
2.まず怒れそのうえで怒りを乗り越えろ
>感情を客観的に把握し、合理的に行動する 感情に流されて判断しない
3.自分の人格と意見を混同してはならない、さもないと、意見が却下されたときに自分も地に落ちてしまう
>論が却下されたからと言って、提案者が無能というわけではない 部下がYESマンとなり、反論を言わなくなると、適切な判断ができなくなる。
4.やればできる
>否定的では成功する可能性が消えてしまう。前向きに取り組む。 但し、客観的に実行が難しいものは、できないと判断する
5.選択は最新の注意を払え、思わぬ結果になることも有るので注意すべし
6.優れた決断を問題で曇らせてはならない
>責任者は多方面から情報を集め、最終的に経験から生まれる直感で方針を決定する
目前の小さな問題で直感(本筋)を鈍らせてはいけない
7.他人の道を選ぶことはできない、他人に自分の道を選ばせてもいけない
>他人の意見に惑わされず、自分の直感を信じて進む。 自分で決断し、自分で責任を取る。
8.ちいさなことをチェックすべし
>えらくなると綺麗な報告しかされなくなる。様々な方法で現場の現実をチェックすべし
9.功績は分け合う
>功績は部下に分け合い、失敗は責任者が請け負い、再発防止対策を行う
10.冷静であれ、親切であれ
>合理的に判断する 部下に動揺させない? (この詳細はうまく理解できなかった)
11、ビジョンを持て、一歩先を要求しろ
>組織全体がもつ良い目標を設定し、共に進む
12.恐怖にかられるな、悲観論に耳を傾けるな
>失敗を恐れ反対するだけでは進歩しない 客観的に判断する。
13.楽観的に信じ続ければ、力が倍増する
>悲観的になると、なにもできなくなる
仕事バカになるな p70
仕事をだらだらすると、効率が落ちる傾向がある
プライベートを充実させようとすると、仕事を効率的にこなすようになる
手を抜く人もいるかもしれないが、ちゃんとした人は、早く良くこなそうとする
指揮官はどこにいるべきか P95
影響力が大きくなるところで、判断が行われるところの近く
自分の役割を果たす為に、合理的に判断する
単に、最前線にいることが正解ではない
ハードウェアが変わる度に 考え方(ブレインウェア)を変えろ p170
環境(技術)の変化に、人間が適応していく必要がある
さいごに
数多くの情報から、方針を決定する
そんなえらい人に役立つ本です
当時、黒人差別などいろいろあったと思う
合理的に全力で取り組み続ける、登りつめた
なかなか、できないことだと思う。