024.ネスカフェ バリスタ 購入分解テスト 2012.3.27

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ネスカフェバリスタという、ステキなマシンがある
インスタントコーヒーの粉と、水をセットすると、ボタンワンタッチで、コーヒーができるマシンである。

購入のきっかけは、熱いお茶である
ちょいと熱いお茶が飲みたい。
しかし、お湯を沸かすのはとても面倒である

ってことで、お湯を簡単に沸かせるマシンを探してみた・・・・
湯沸かし器も魅力的だが・・・
コーヒーマシンが気になった。ひとり用のコーヒーマシン(興味がある人は、パーソナルコーヒーメーカでググって欲しい)
それだと、簡単にお湯を沸かせる!


フツーのコーヒーメーカーも3000円程度、湯沸し電動ポットも4000円で買えちゃうのだ。
だから、冷静になれば、いろんな選択肢があるんだよね



ってことだったのだが、ちょいと目が行ったのが、ネスカフェのバリスタである
どうやら、インスタントコーヒーをワンタッチで作成できるらしい
初期の機械洗浄でお湯だけを抽出できるようだ。ってことは、お茶用のお湯も供給できるな

 

ってことで、アマゾンでクリックした
日曜日、80gのゴールドブレンド付きで、8000円(送料込み)でクリック・・・・・
しかし、火曜日・・・ワクワクしながら家に帰ったが、宅急便の不在票は無かった・・・
ネットで調べてみると・・・到着は、来週の水曜日らしい(今日は火曜日) 

・・・・

私はせっかちである
特に、できることを、後回しにするのがとても嫌いである
自分自身が、そういう、後回しにすることで、すごく後悔している。
だから、できることを後回しにするのが許せない
自分が許せない
いまできることをやらないってことは、一生できないって俺は考えている


ってえらそうなことを書いているが、結構、やってなくて、後悔しているんですよ
だから余計に、強い気持ちがある


ってことで、キャンセル
AEONで8000円で売っているということなので、早速自転車で出撃した


大阪市中央区から、野田阪神のイオンへ・・・







ネットで調べていたところ、バリスタは、家電屋ではなく、スーパーのコーヒー豆売り場に並べてもらうようにしているらしい。
確かに、コーヒー売り場に置いてあった・・・・

早速、フダをもって、サービスカウンターへ行く。
白色は無く、新色の赤しか無いらしい。
まあ、コーヒー豆売り場には、白色用の札しか置いてないから、そりゃ白は売り切れになるよね・・・・

色に関してだが・・・最近、あんまりこだわりは無い
バイクでも、気に入らない色でも乗っていると、愛着がわいてくる。
その色が好きになるのだ。
まあ、バイクの場合、走ることが重要であって、走っている間は色が見えないってのも大きいが・・・
そういう経験をしてから、色はあんまり気にしなくなった
第一印象では、無難な白がステキと思ったが、赤色も某赤い彗星な色でいいんじゃないの
ってことで、赤色決定。(とにかく早く欲しかったってのもある)




結構、ずっしり重たい。
とりあえず、130円のキャベツ焼きを食べて休憩。
自転車で片手運転で、帰らなくてはいけない (良い子は真似したらダメ)
じつは、背負える大きなリュックは無いかと探したのだが、いいのは無かった
都市圏での自転車生活では、大きなリュックは必需品である。
今度、探して買っとくかね






無事に家に到着
結構大きいでしょ

 


俺の寒い部屋も、楽しいカフェになるといいなぁ


フタを開けると、説明書。
これは、バリスタのホームページでも読むことができる


パーツも別売りで用意されているようだ

イロイロな種類のコーヒーを飲みたいって人は、コーヒータンクは欲しいかもしれない
あと、業務用のバリスタってのあるようで、大型水タンクってのもあるようだ。



好きな色に変えられるらしい
ただ、パネルを外すと、内部メカにアクセスできる。
壊さずに外すのは、至難の業らしい。壊して外すのかな・・・



付属品 
左から、 本体、カップ置き場、小さいカップ 

小さいカップは、カプチーノ用のミルク測定カップ

 


上がパコっと開く

 


コーヒータンクを取り外せる


本体内
丸い部分全体が回転する構造になっている

 


コーヒータンク
空気を送り込む口がある 本体内にファンがあり、この口へ空気を送り込む穴が開いてある
湿気てインスタントコーヒーがつまらないようにする工夫のようだ








コーヒータンクの底フタ 
透明なコーヒータンクから簡単に外せる
これも分解して清掃できる

丸い筒の穴がある。 ちょうど、この穴の分量のインスタントコーヒー粉(説明書によると約2g)が流れるような仕組みになっている


これ、空気の吸入口
多分、特許とってますね



上フタ
ネスカフェのエコ&システムパックというものを購入すると、上からズボって差し込むだけで、簡単にコーヒー粉を補充できる
このタンクを外す必要すらもない

一応、メーカー的には、ネスカフェ、それも、エコ&システムパックしか使えないっすヨってことになっている



でもまあ、皆さんいろんなコーヒーを飲みたいわけで・・・
裏技の一つとして、エコ&システムパックの空き箱を使ったりするようだ
ただ・・・・フツーにゴムを外し




ざらざらと入れたら良い。それだけの話。

エクセラは使えないらしい。
粉末が細かく、吸湿が強いせい?らしい
少量補充で運用すれば結構いけるかもね。
エクセラは、化学コーヒー。でも、人間の好みの酸味、苦味に配合してあるので、悪くは無いんだよね


とりあえず、以前購入しておいた、香味焙煎深入りを適度に補充して使ってみます

 


その前に前準備


傷防止のビニールがあるので、剥がしました


通電前に、とりあえず、構造解析

フロント部の分解

 


外したところ
動かせるところ、外せるところを色分けしているのは、コピー機などと似てる

右のノズルは、カプチーノ用、拡販泡立て用の高圧ノズル


こうやってロックアームを下げる


攪拌ユニット 
ここで混ぜ合わせるらしい

真ん中にフィルターがある。 底に穴があり、フィルターの意味は良くわからないが・・・

 


フィルターを外したところ




下のノズル部分を外せる


目詰まりした際の、オーバーフロー用の通路かなぁ・・・

 


混ざった液がここから出てくる


背面の水ユニット


水ユニット 容量は約0.8L


直立する。気が利いている



下に白い物体が。 どうやら、浮きによる液面センサーのようだ。
水がなくなると、動作を停止するようになっている。水切れだと、飲み物メニューがクルクル回る
フタが開いていると、飲み物メニューが全部点滅する

上部フタ、全面メンテカバーも、安全スイッチが装着されている。結構、しっかりしてる



購入当初は、結構、樹脂のにおいがある
人間は敏感なので、少しの樹脂の臭いを感じるのだ
マニュアルでは、コーヒータンクを外した状態で、0.8Lをカプチーノモードでゆすげとかいてる

テストしたところ、水タンク1杯分でかなり臭いが消え、水タンク3杯分ぐらい流すと、大分臭いが消えた
あと、水が悪いと、カプチーノモードでは、臭いがする。

カプチーノモードは、牛乳にお湯を高圧で吹き付けることで泡立て、その後にコーヒーを抽出するモード
お湯が出るノズルは、高圧ノズルと、コーヒー抽出ノズルが二つある。だから、におい消しの為に、カプチーノモードを実行するのだ

 


スイッチ



メカに苦手な人用に、こういうシールがある
確かに、ちょいと難しいかもしれないね。慣れると、簡単だけど



ロングボトル用


マグカップ用



カプチーノカップ用かな

よくできていて、高さを3段階に調整できるようになっている


メニューボタン
上・・・ 濃いコーヒー
右上・・・ 普通のコーヒー
右下・・・ マグカップコーヒー

左下・・・カプチーノ小
左上・・・カプチーノ大

基本操作は、種類を選んで、真ん中のスタートボタンを押す
抽出中に、真ん中のスタートボタンを押すと、途中で止めることができる。

コーヒー抽出中に途中で止めても、一定量のお湯が出されるまで、スタートボタンが点滅する。もう一度押すと続きが抽出される。
次のコーヒー粉が入らないようになっている。

メニューの長押しで、お湯の抽出量を調整できるモードに入れるようだ
バカチンそうな機械なのだが、結構凝ったつくりになっている

カプチーノモードを省略すると、高圧噴出動作が不要になり、だいぶシンプルで安価な機械になったと思う
しかし、設計者のコダワリで、カプチーノモードを追加したと思われる。私はやらないけど、ぜひカプチーノモードを使ってみると面白いかもしれない
牛乳ではなく。マリーム粉末やら、メロディアンミニでも泡立ちが作れるらしい。私は試していないけどね



カプチーノモード 前半 すごい蒸気だ ドキドキする!


水がクチャイ
水道水の臭さもあるので、注意





抽出中にカバーを開けると、エラーが発生して停止する。 よくできてるな


この謎の消しゴムみたいなのは、浮きセンサーのようだ

 


早速、コーヒーテストしてみた



・・・・・・・・・・
まずまずいける!

インスタントコーヒーとしては美味しい
もちろん、普通のコーヒーには、成分が欠けているので、勝てない。

コーヒーにちょいとハマッて研究したことがある

コーヒーは、マメ8割、入れ方2割といわれる
イロイロな要素があるんだよね

コーヒーは、時間で出てくる成分が違う
良いマメだと、最初も、最後も、結構美味しいので、テキトーにズボズボ入れても美味しい。

いくら良い豆でも、炒ってから時間が経過すると不味くなる。
秋刀魚の焼き魚を想像してほしい。一度焼いて、冷めた魚を暖めるとあんまり美味しくない。
ゴハンや、パンも同様。コーヒーも似たものがある

但し、マズイ豆でも、なんとかなる場合がある。後半に美味しくない成分がでてくるのが判っているなら、そこを避けるように入れてやると、結構飲めたりする
ただ、理想は、ザックリいれて、全部美味しいのがいいよね・・・・

あとは、濃さ。適度な好みの濃さがある

コーヒーで難しいのは、時間によって出てくる成分分布、濃さ、このコントロールが難しい
豆によって、出方が違ってくるんだよねぇ・・・・
豆の量でも変化してしまうだろう

いろいろな要素が不安定なため、なかなか美味しい味が出しにくいのである
水、豆の濃さだけでも、ベストをつかめると、ソコソコ悪い豆でも、美味しく出せちゃったりする。

要は、濃さってのが大きな要素なのだ

バリスタを使うと、粉の量と、水の量が安定する。良いポイントをつかめると、結構安定した良い味がつかめるんじゃないだろうか


ステキなところ
コーヒータンクを外しても、動作してくれる
つまり、お湯抽出マシンとなる


焼酎お湯割りを作ってみた
冷めたマグカップだと、熱を吸収されるので、結構ぬるくなる
放熱が少ない二重タイプの保温マグを使うと、結構いけると感じる
お湯の温度自体は90度で、十分な熱量をもっている




本来の目的のお茶
本当は、100円寿司の粉茶がいいのだが・・・



カプチーノモード 前半高圧噴出、後半、通常お湯




お茶ができた


とりあえず、インスタントコーヒーを飲んでいる人は、神グッズだと思う

ブルックスのようなドリップ、紅茶も対応できるかと・・・・

あとは、臭いかなあ・・・
先に書いたが、人間はすごく敏感
説明書どおりに循環させても、やはり、微量だが、においが気になる

洗浄しても、かすかなにおいを感じる
どうも、水タンク>高熱部分までの、途中経路が怪しい感じがする。
特に、水タンクが結構匂う くんくん匂うと、においがする。

水タンクに熱湯を入れたり、洗ったりしてみると、結構マシになりました
水タンクをお湯で、一度ガッツリ洗ってみるといいかもしれません。

 

最後に
インスタントをしょっちゅう飲んでいる人には、すごく便利なグッズです
インスタントが美味しく飲めます 濃さも微調整できますし!


ただ、インスタントがダメな人は、ダメっすね
コーヒー豆に含まれる揮発成分、秋刀魚の焼きたての匂い成分といいますか・・・そういうものは、麻薬に近い魅力があるのです
インスタントは、がんばってますけど、その成分は再現できないんですよ。
ちょっと、コーヒーのスイッチが入りそうでヤバイっす

 

 


 

バリスタその後1  湯沸しポッドが正解なのか?  2012.03.29

バリスタを一度、会社にもって行きましたが・・・使わずに持って帰りました。
とても、使える空気じゃないので(笑)

昔の営業所なら、なんじゃこれって感じでワイワイできたんですけどね。
まあ、この辺は、会社の規模により、メリットデメリットがあるもんです。

ってことで、自宅で、もう一度使ってみました。

やはり、インスタントコーヒー飲むひとには便利です。
ワンタッチですから・・・
インスタントコーヒー飲みまくってるよオレは!って人には、神アイテムであることを再確認

ただ、これじゃ、会社じゃ使えないなぁ・・・
実は、もう一つネタでコーヒーメーカーを発注していたりするのですが・・・



もともと持っていた、湯沸しポットです

結局、最初っから湯沸しポットでいいんじゃねーの?
って言われるとその通りなんですが(笑)


ワンタッチでコーヒーが出てくるという男のロマンに惚れてバリスタを購入したので、後悔はありません。まあ、バリスタは、実家で活躍することでしょう。

早速湯沸しテスト・・・・
水道水を湯沸しして飲んで見ます 

マズっ・・・・

え?こんなにまずかったっけ・・・・
ってことで、ペットボトルの水でもテスト

確かに、味は違う
どう違うかというと、水道水はちょっとキツイ感じ。
ペットボトル水は、まろやかな感じ
ただ、まあ、微妙な差ですね

まあ、理論的には、くみ上げた水をパックしているので、水道管成分は少ない分ペットボトルが美味しいでしょう。
味には、心理的要素が絡んでいますので、ペットボトルの水を使うことにします

 


久しぶりに、普通のコーヒーもいれてみました
ローソン100で売られている、ドリップパック。 一つ約30円ってところです
結構、おいしいじゃん・・・・・
やっぱ、カンコーヒーじゃ、耐えられないっすね。

・・・・これは、豆も久しぶりに購入してみようかな

で、会社で安くて美味しいコーヒー作戦を考えて見ます

ちょいと高くてOKなら、セブンイレブンの100円コーヒーがステキなんです。
でも、遠いし、もって帰るまでにぬるくなっちゃう

スタバとか、タリーズとか、いっぱいお店がありますが・・・
さすがに毎回200-300円使うほど、リッチマンじゃないですから

会社の状況から、仕事中にあからさまに個人用機器で何かするのは、ちょいとダメですね。

ただし・・・・回避策は有る

朝、えらいさんが来る前に、早めに出勤。 
仕事前に机の下に隠しておいた湯沸しポッドを取り出し、ペットボトルの水で沸かす。
ゴリゴリ手動ミル
ハンドドリップ

して、やれば、飲めないことは無い
あと、夜間の遅いときなら、できる。

クソ不味い缶コーヒーともお別れだな

その前に、近所で安くて美味しいコーヒー豆屋をさがしてみよう。
小型の湯沸しポットかな

ってことで、 コーヒー作戦セカンド 大阪編 発動な感じですねぇ・・・

つづく?

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