057.大阪市下水道科学館へ行ってみた 2011.09.17

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ちょいと前に、大阪市水道記念館 に行ってみた そのときのレポート
じゃあ、下水道科学館 も行ってみようと狙っていたのだ。 



水に関して興味があるのは、ちょいっとだけ熱帯魚など魚類が好きだからである
水はどう処理されているのだろうか、気になっていたのだ

朝、水槽のフィルターを清掃してやった


早速出発
一瞬、土砂降りになり、今日は無理か・・・と思ったが、幸い晴れ間が見えた
夕方には雨らしい・・・ 帰りはびしょぬれになってしまうが仕方が無いな


野田の商店街
松下幸之助がこの近くで商売を始めたらしい


西野田工業高校
来たのは初めて
本当は、ここに来たかったんだけど、いろいろ事情があって普通科の高校へ進んだ。


下水道科学館だ。
奇抜なデザインだなぁ・・・ 景気がいい時代に作られている。
今じゃ、無理だろうなぁ・・・


入り口
1995年に作られたらしい 今から15年前かぁ・・・




アルキメデスのポンプ・・・だったかな



おお・・・・水槽だ


海水の水槽って、とってもキレイ
でも、結構維持が大変なんだよね


パンフをもらった
マンホールですね


まず、トロイエレベーターで最上階の6Fへ
そこから順番に階段で降りていく仕組み

6Fは、下水道の水の温度差を活用して、熱帯を作っている
下水道の水温は、夏は涼しく、冬はあったかいらしい
まあ、地下を通ってくるので、そうなるね


水を通す仕組みのようだ
科学館のすぐソバに、此花下水処理場があるから、そこから引っ張ってきているのかなぁ・・・
普通、下水の配管を道路の下を通すなんて難しいはず。
さすが、下水道科学館ってところだなぁ


水根栽培している イチゴは無かった
バナナがあったなぁ・・・



子供向けの、メカが沢山ある
こういうのを触っていると、メカとか、科学が好きになるんだよな
渦巻きマシンが結構面白かった


下水処理を順番に説明していくフロア
なかなか見ごたえが有った。

ろ過した後、活性汚泥法という方法で浄化
空気が好きなバクテリアを放り込んで、沢山空気を入れてやり、ヨゴレを分解させてやる
水槽の濾過槽をガンガンエアレーションしたら、ちょっとは、いいかもしれないなぁ・・。



地下に、複雑な水路が形成されている
勿論、勾配の関係で、中継のポンプがある。
停電になったらどうなるのだろう。恐らく、自家発電装置はあると思うが・・・



バクテリアの種類



雨を実感できる装置
大量の雨でも洪水にならないようにするため、下水施設の充実が必要。
非常時には、下水処理をせずに川に水を流すようになっている。


イロイロ技術があるもんだ・・・・ オッサンが見ても面白い
っていうより、子供がみてもワカランだろうな


沈殿槽の仕組み
このような形状の壁にしてやると、早く沈殿する。なるほど・・・
一時期、フィルター無しで魚のフンなど固形物を除去できないものかと、考えていた時期が有った。
固形物だけを沈殿させ、吸い出せば効率よく清掃できる。

結局、いい方法が無くて、地味にスポンジフィルターでろ過して、スポンジをシュポシュポしてますけどね・・・。
機会があれば、水槽システムとか作ってみたいなぁ・・・


下水管清掃ロボット
高圧水圧でヨゴレを落とす
白いのはラード 油。 油が固形化すると、管が詰まってしまうらしい
ってことで、排水に油を流すのはやめましょう

それにしても、どれだけ配水管があるんだろうなぁ・・・。維持するのは大変だ


舞島にある趣味の悪い建物。下水処理の汚泥を熱処理するところだったんですね
下水処理場で作られた汚泥は、専用の配管でここまで送り込まれているらしい。すげぇなぁ・・・・。


クイズ装置がある 結構、マニアックな問題

いたずらする悪い奴が多いみたい。ここ以外にも監視カメラがそこらじゅうについている。


図書室がある
ゲーム禁止とのこと。子供たちがゲーム会場に使っていたんだろうなぁ。


昔の資料が置いてある
今は、手で資料を書くってことは無いからなぁ・・・


レアな本が沢山ある。
本を一冊書くには、ものすごい知識が必要。こういう本が日本語で沢山あるってのはすばらしいことだ。
日本の技術力の層の厚さを感じる。
ちょいと読んでみたが、興味深いものばかりだった



江戸時代、戦争があった時代、現代と、下水道の地図があった

ちなみに、大阪城の堀には、浄水済みの水が入っているらしい



最後に地下


マンホールがある



密封された車体に乗り込むアトラクションがある。
表示される画像に連動し、車体が揺れるので臨場感がある・・・よくあるタイプだ。
整理券が必要みたい。 どうでもいいので、やらなかった

世界の下水処理の資料が展示されていて、興味深かった。水の処理というのは、かなり昔からある


水槽をかじったことがある人なら、水の浄化の難しさってのは実感できていると思う
生体が増えすぎると、あっというまに環境が悪化して、水槽の魚は死んでしまう。

大阪には、ものすごい人間がいる。100万人とすれば、毎日100万人がウンコするわけだ。
そのウンコがそのまま川に流れたら・・・ 一瞬で、ドブ川になる。

過去の歴史にもあるように、病気が流行するだろう
下水道というのは、あまり表に出てこないが、とても重要なモノといえる

逆に、下水処理場にミサイルをぶち込まれたりしたら、あっというまに大阪の都市生命終了だなぁ・・・。
過去から先人が苦労して構築してきた沢山のモノのおかげで、今、とても快適な暮らしをしている。
すこし、そういうのを感じた

あと、こういうインフラ系の仕事って、手堅そうで、うらやましいなぁ

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