123.私の財産告白 私の生活流儀 本多静六著  2010.11.12

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知的生活の方法という本に紹介されていたので、アマゾンで購入してみました
中央図書館にも蔵書がありましたが、貸し出し中でしたので・・・。
おそらく、手元においておいて、何度でも読んでみたいタイプの本だろうという予感があったので、購入。


学者さんで大金持ちになった人である。85歳になって、その大金持ちになった手法を書かれてある。
昔は、お金について話すことは、嫁さんとのエッチ内容ぐらいに、タブーに近かったような感じがある。 バブルなどがあってから、ある程度、オープンになったような感がある。
でも、今でも、タブーの感はある。死ぬ前じゃないと書きづらい。投資術の本で、自分の投資結果を書いている人は、非常に少ない。



気になる投資の手法


長期投資(分散投資)
逆張り
二割で利食い(これは、先物に対して?)
二倍になったところで、半分売却し、自己資金の回収。残りを長期投資

好景気な時に貯金し、不景気なときに投資する


要は、
普段から給料から25%天引きして、貯金をしておく。
新聞で不景気だ、最安値を切ったって大騒ぎしているときに、コツコツ株を買い始める。(金があるなら土地でもいい)
そして、年月がたち、景気の循環で株価が二倍になったとき、半分売って資金を回収。
コレを繰り返す。


王道といえば王道。
安いときに買って、高いときに売ればいいのである。


とっても簡単。ただ、実行はちょいと難しいだろう。
購入してしばらく、5-10年は値下がりする。下手したら20年かもしれない。
永久に続きそうな値下がりに対抗して、コツコツ買い続ける必要がある
その10年間は、損失を考えながら生きなければならない。
この辺、なかなか難しい。 損切りのポイントはあまり詳しく書かれていない。



興味がある方はやってみると良いかもしれない
日本が破滅しない限りは、また株価は上昇するはずですから・・。
ただ、バブルがはじけてずーっと下降してます。 もしかしたら、ぐーっとあがるかもしれません。
買うのは怖い。だから、安いというわけで・・・。
王道だと思いますが、やはり、なかなか一筋縄ではいかないかと思います。



私の意見ですが・・・自分の腕でそれなりに稼げる人は、普通に貯金して家を買いさえすれば、
そんなにヤバイ橋を渡らず、投資せずとも、いい生活できるんじゃないかなと思います。

家賃が要らなければ、普通のソコソコの会社に勤めていたら、楽勝で食えるはず。
まあ、贅沢し始めると、いくらでもお金が欲しくなる。車もいいのがほしいし、旅行もしたい。
もっと金が欲しくなり、投資をしたくなるのかもしれませんね。

本多氏は、金は道楽の粕とまで言っており、お金の処分方法まで紹介してあります。
お金が余っている人は参考になるかも
お金持ちの知人が、殺害されたり、金くれって言いよってくる人間がうっとうしくなって、偽名で処分してしまったようです。
(家族内で何かあったのかもしれません)
お金がある人の悩みが、かかれてますので、大金持ちの人は参考になるかもしれません(笑)

2杯の天丼の話が面白かった
貧困時におごって頂いた天丼に感激する。 もう一杯食べたかったが、遠慮してガマンした
多少裕福になり、二杯天丼を食べてみた。
残念ながら、2杯だから2倍までは、おいしくなかった。

なんでも、多ければいいって物ではない。
限度があると。
なるほどねえ・・と。私も、アルバイトでもらったお金でプリンを大量に購入して食べたことがあります。
5個ぐらいで気分が悪くなって、あまりプリンを食べなくなりました 

 

私の生活流儀
読み物としては、私の生活流儀の方が面白いのでオススメです。財産告白は、どちらかというとお金と仕事関連の苦労話がメインです。
生活流儀には、具体的にどうやって節制したか、書かれてあります。投資法もうまくまとめられています。

ホルモン漬けとか、2倍深く眠る方法とか、年齢別に推奨するエッチの回数とか書かれてあります ここでは回数は書きません(笑)

モノを買わない方法
欲しいものを買ったつもりにして、そのお金を貯金する。
モノは、百貨店に預けていると考える。百貨店が管理してくれるから、管理費がいらない。
花だと世話もしなくていい。
本当に必要になったら、お金を払って受け取る
バイクだと、乗らないとだめだから・・・あまりできない方法ですね


仕事の道楽化

仕事の道楽化という考え方が、すごく面白い。
なぜ、60歳で定年で仕事を辞めるのか?
仕事が道楽れべるまで楽しんでいるのに、なぜやめなければならないのか?。

仕事観について、考えさせられました。
そういう、定年後も続けてなにかできるようにって、仕事の勉強をしていくのも面白いかもしれません。
ここでは詳しく書きませんが、忙しくしていることが健康法のひとつだそうです
なにもやらなければ、あっというまに老けてしまうと。
周辺の人が気を使って年配の方を引退させようとしますが・・・それは逆効果で、早く老衰するようにしているのかもしれません。

60歳からのお礼奉公

60歳からはお礼奉公で社会に役に立てと書いてある
なにか、身につけた技術で、そういうことができたらステキかなと思います。 
60歳まで生きていて、生活に余裕があれば考えましょう(笑)

 

ってことで、まあ、億万長者になる方向以外にも楽しく読めます
気が向いたら読んでみることをオススメします。

アマゾンでは、中古で半額ぐらいで買えます。


現在の書斎 なんどでも読めそうな濃い本が増えました

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