111.CBR250R hrcダクト + ノーマルマフラー ついでにエアインジェクションカット テスト 2012.10.10

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前回、WRSスリップオンにHRCダクトをつけてみた
今回は、ノーマルマフラーで変化を試してみることにした

比較テスト結果は、最後にまとめております


ノーマルマフラーに戻します



プラグを外してみたいので、フロントのカウルを外します


ウィンカーのこのコネクタが曲者
無理に引っ張ったら、線が千切れそう・・・

あきらめて、外さないことにしました


騒音対策でしょうか?それとも送風? ゴムシートがヘッドの上にあります。


ヘッドは砂だらけでした。
てまえのコネクタは、02センサーのコネクタ。
コレを外すと、フィードバック制御をせず、内部の噴射パターンで走るはず


本当はプラグを交換したかったのですが・・・
なんと、プラグレンチが無い!
プラグなんてツーリング中に交換しないだろ?ってことで、降ろしたのです。
で、降ろしたまま、どこかへ紛失しています。
ガックリ



ヘッド周りがスカスカな理由は、プラグ交換の為?
2気筒も乗りそうな感じですねぇ・・・


六甲っす


ここまでは、ノーマルで走ってきました
峠も一周してから・・・
えっちらおっちらと、HRCダクトに入れ替え


その後、エアインジェクションもカットしてみました


こんな感じ


何度もテストして走り、疲れてきました


最後にガーデンパレス
バイク乗りが何人かいました


このカンバンの意味が良くわからないんだけどね
「私のバスはどこですか?」
何かのドラマとかのネタ?


ごはんと漬物が200円。それでもいいので食べたくなりました・・・
今度、おにぎり食べてみようかな。


夕方になると気温が20度ぐらいで、寒くなってきました
コーンポタージュがうまい。
冬用の皮パンツ購入しないとなぁ・・・。


走れる時期はもう少しですねぇ・・・



WRS+HRCダクトから、ノーマルに戻してみて

ノーマルマフラー ノーマルダクト

・とっても静か。これなら、ご近所さんにも安心
・低速トルクモリモリ。アイドリング発進楽勝。これは、オフロード車か!ってぐらいトルクがある
・丁寧にシフトすれば、2000回転ぐらいでシフトアップしていける。さすがに、6速とかでは無理だけど
・アクセルを戻して、ギヤにかかっている力が抜けるタイミングが遅い。シフトタイミングが変わる感じがする。気のせいか?
・50キロぐらいで、4速で、加速。谷はあると思われるが、少ない。全域でトルクが厚い
・低回転でトルクが分厚いので、町乗りで6速が使える。シフトチェンジが少ないので、とても楽。高回転型マフラーをつけると、トップギヤになかなか入れられないし、入れたとしても、ちょっと失速するとすぐにシフトダウンする必要がある。ノーマルだと、そのままのギヤか、1段シフトでソコソコ加速してくれる

・150キロは出た。遅く感じるが、思っているよりスピードは出でいるような印象。トルクが太いので、シフトダウンをズボラをしても速度の乗りが良い。

・峠を走ると6000ぐらいの谷が気になってくる。3速ぐらいでコーナーが60キロぐらいなる。ちょうどすこしモッサリな6000回転近辺となる。
シフトダウンすればいいのだが、2速に入れると回転が上がりすぎて、結構、音がやかましくて疲れる
・なんとなく、高回転のフケが悪い。速度計をみてみると意外と速く加速している。しかし、気分的に官能がない。

ノーマルマフラー + HRCダクト

・5000回転ぐらいで、かなり吸気音がやかましい。「ゴゴゴ」と重低音。
高揚感があって悪くは無い。ちょっと音で疲れるデメリットもある。ツーリングなら静かなほうがいい。
・ノーマルの図太い超低速トルクが消える。 しかし、薄くなったとはいえ、実用的なトルクが残っているので、それほど町乗りでは困ることは無い。
・5000ぐらいから、つながりがいい感じ。

アイドリングー5000ぐらいのトルクが減り、5000以上のトルクが増える感じがする。
音のせいかもしれないので、なんともいえない

全開の速度差にしてみると、5キロぐらいかも。ちょっと速くなった感じがする。
さすがに、WRSマフラー+HRCダクトほどの爽快感は無い。


エアインジェクションカット


電気的にカットできるスイッチをつけようと考えていたが、配線に手をつけるのが面倒であることと、スイッチを手に入れていなかった。
ってことで、とりあえず、物理的に塞いでみた
・エンジンの振動が大きくなった
・明らかにフケが悪くなった。
・空ぶかしすると、ガソリンの臭いが、少しくさくなったような気がする
・高回転でのアクセルオフしても、あんまりわからないような気がする。ちょっと反応は違うけど、良くなったとは感じられない。

体感できるメリットは無く、不調を感じたので、戻した。
ノーマルだとエアインジェクションを含めて、総合的にうまく調整されているのかもしれない。
やはり、動作状況をかくにんしてから、動作タイミングでON−OFFしてみて確認。 そして、燃料調整しないとダメだろうなぁ




O2センサー取り外しにて、内部燃料マップで走行テスト
センサーのコネクタがうまく外せず。
無理して壊したらイヤなので、保留

 

■結論
ノーマルってよく出来ている。特に発進のトルクが強いので、町乗りで非常に楽。
それに高回転を回さなくても加速するので、走るのが楽。 ただ、大人しくてつまらなく感じる。まあ、贅沢ですけどね。

峠で攻めるときにパワーバンド7000−8000のすぐ下のパワーが弱いのが辛い。
2−3速のギヤ比が離れている。2速で10000回転まで引っぱって3速にするとパワーバンドを維持できる。 ちょっとずれると、パワーバンドからずれてしまう。
峠って、いつも全開ってわけにもいかない。ちょっとずれると加速がうまくいかなくなる。この辺が、ちょっと辛い。
そのへんの融通が利くか否かが、トルクバンドの広さかなと。具体的に言うと、パワーバンドの下、5000−7000あたりのパワーが重要になる。
この対策としては、フロントスプロケの変更が効くような気がする。しかし、速度表示がおかしくなるから、これの補正が面倒なんだよなぁ・・・。

ノーマル+HRCダクトだと、多少パワーバンドのすぐ下がトルクアップした(感じ)がするので、そういう意味では、HRCダクトはいいと思う。3000円程度なので、ためしてみるといいかもしれない。スリップオンマフラーも大きく特性は変わるので、面白いとは思う。
燃料調整するとおもしろいと思うが、いまいちどれがいいのか判らないし、感覚以外に測定できるものが無ければ、迷宮に入りそうな気がする


なんとなくだが、高回転仕様(WRS+HRCダクト)が峠で楽しかった感じがするので、それでしばらく走ってみる予定。低速は大変だが、それは割り切る。
のんびりツーリングだと、やっぱりノーマルなのかな・・・って気がする。

峠では人間が運転している。給排気を変えると、けっこういろんなタイミングが変化して、ブレーキや曲がりのタイミングが変化する。
あれこれ試すのも楽しいが、そろそろエンジンの方を固定して、純粋に練習したい。人間の対応力が低いので、あれこれ変化されると、なかなかうまく走れないのだ。
ノーマルで走りこんでいる方が速いかも・・・て思うときもある。

ヒザがあたる部分(タンクの下あたり)に張っていたニーグリップパッドを外したところ、体の固定が弱くなり、とても走りにくくなった。とっても疲れる。
また、冬用にツーリングブーツを履いたら、これまた、かかとの固定がうまく行かない。
あと、フロントタイヤの劣化があり、素直な曲がりがなくなって来た。曲がれるパワーはそれなりに有るのだが、倒していくフィーリングが不安定だと、それを補正するのに意識してしまい、タダでさえ下手なのに、もっと下手になる。曲がりに集中できない感じがする。1万走っているので、美味しいところは無くなったような感じ。 ブレーキもまた、やわらかくなってきた。
ってな感じで、エンジンも大事なんだけど、気持ちよく走るって意味では、他の要素も大きいと感じた


町乗りもラクチン、峠もラクチンなら、やはり大きい排気量しかない。CBR250Rの小さい排気量だと、どっちかを犠牲にして、割り振るしかない。
その難点にチャレンジしているのがノーマルで、やっぱりトータルの完成度は高いなと感じた。素人なりに。
とりあえず、高回転仕様に戻し、ちょいと練習してみる予定。

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著者:さかな twitter sakana7777