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CBR250Rある程度ノーマルの特性が判り、劣化具合を確かめるべく劣化パーツの交換の確認
そして、最後に、ちょいとカスタマイズという最終段階に入っています。
なかなか面白いバイクなのか、結構長く乗っています。
ちょいとネットでCBR250R(MC41)を調べていると、レース関連のブログがヒットしました。
CBRCUPという、改造範囲が少なめのレースがあるみたいです。
レースベース車が売られており、又、市販車をレースベース車にするキットも有るようです。
HRC
| 製品 | マシン | CBR250Rスポーツベース車:
燃料マップ&点火時期セッティング
ブログでは、市販車をレースベースにする写真がちょっとだけありました。
パーツリストもあるようです。
http://www.honda.co.jp/HRC/technical/partslist/
エアダクト、エアの吸気口を交換するみたいです
ちょっと形が違うような・・・気がします おもしろそうです。
最近は、マフラーを交換し、高回転重視な仕様で走っています
何かのレース関係者の文章を読んでいたとき、「よく吸い、よく燃やし、良く排気する」が基本です 的なことが書かれていました
吐き出す方のマフラーはすでにやっています。吸うほうをやっていないなぁ・・・
レースベース車のダクトって試してみたくなりました。
前書き終わり
やっと休みがとれました!
六甲です
10月で一番走るのにイイ季節なのですが・・忙しくてなかなか走れません。
最近、ポジションが気になってます
いつもつま先で乗ってます。つま先、かかと、ヒザ、フトモモの内側、ケツと、できるだけ多くの場所で体を支えるようにしています
コーナー中に段差があって跳ねちゃったり、コーナー中に体重移動をする時が多いからです。
まあ、あるていどいい感じなのですが、つまさきなので、ブレーキやシフトの時に、足が離れます。もしバックステップなら、土踏まずでいい感じになるので、足の移動量が少なくなるのかなぁ・・・。
今のところ、コーナー直前で、できるだけステップの足を動かさなくていいように考えて走ってます。
あと、ブーツが欲しいですね。アキレス腱がむき出しだ・・・
とある、神戸のサイクルワールド
でっかいですね。
注文していた部品を受け取りました。
プラグは、特殊で市販されておらず、純正部品扱いなんです。ついでに購入 後日、劣化確認します。
あと、エアインジェクションのテストをしてみたくて、キャンセルプラグも購入しましたが、とある方法もあるので、もしかしたら使わないかもしれません
エアインジェクションは、ちょいと興味があるので、後日、テストしてみる予定です
ガストでメシ
となりのオバチャン二人が、別れるとかなんとか、重たい話しをしていて、
具体的な解決策を進めないので、イライラしました。落ち着かないので、ささっと食って、移動
峠
このコーナーが好き
すぐに交換したいところですが・・・
とりあえず、現状 WRSマフラーの状態でいつものコースを走ってみます
消しゴムまでにはなりませんが、パワーが出ている分、ちょっと削れが早いです。
6000回転以上を常用します。運転難しい
2速で80キロ 3速で105キロ程度です 1速は使いません
峠の広場で交換開始!
まず、シートを外してから、エアフィルターを外します
エアフィルターを外しておかないと、ダクトが抜けませんので注意
これがノーマル
棒でグリグリと。 かなり固いので、苦戦します。
実は、出発前に一度取り外す練習をしてきており、ダクトを外せるのは確認済み。
外れました
左がHRCダクト 右が純正
曲がっています。不思議な形状ですねぇ・・・
DUCT、INLET 17240-KYJ-900 3000円ぐらい
HRC扱いのパーツなのですが、HRCの注意事項がありません。つまり、公道でつかっていいってことかな?
タイ仕様のパーツなのかなぁ・・・
入り口 広さが違います。こんなに広くて大丈夫かなぁ・・・
ヨコから見たところ
こんな管、外しちゃえば、吸気効率アップじゃん・・・
エアフィルターのフタを外したらちょうどいいし・・・
って素人なら考えてしまうのですが、ちょいと調べたところ、吸気ダクトは、なかなか奥が深いようですね。
エンジンのバルブで、空気をぐいっと吸ったり、ピタっと止めたりします。空気が水のように波打つらしいです。
吸気の管の長さで、その波のタイミングをうまく調整し、特定の回転数で強い空気の波がシリンダーへ入るように調整しているのです。
長めで細いと、低速で同期、流れが続きやすいのでレスポンスは低下するけど、流れ続ける力は強くなるのかな・・・
短く太いと、高回転で同期。流れ続ける力は弱いけど、変化が速く、ロスが少ないので高回転で多くの空気が入りやすい?
走ってみて、試してみるしかありません
テストの結果
WRSマフラー + ノーマルダクト
WRSマフラー + HRCダクト
を走行比較しました
私は、テストライダーでもなく、センスの無いただのバイク好きのオッサンなので、あんまりアテにしないでください。(笑)
その感覚を覚えるって難しいです。又、コーナーを同じライン、速度で走る技量が必要です。それって難しいです。最近、少しだけ固まりつつあります。
ノーマルマフラー ノーマルダクト | WRSマフラー ノーマルダクト | WRSマフラー HRCダクト | |
1500回転近辺 | アクセルを開けず、クラッチだけでトコトコ発進できるぐらい、強烈な低速トルクがあります。 IACバルブで、アイドリング時のエアー量を電子制御し、アイドル回転数を一定に保つ制御をしているせいだと思われる。 | 丁寧にハンクラしないとエンストする。 | WRSマフラー+ノーマルダクトとおんなじ感じぐらいです。 |
3000 | 3000より少し上に、少し谷がある。ノッキングが出てくるので、シフトダウンする。 | 2500-3500で強いトルクの山があり、結構使える。 | ソコソコ 強い山は無いが、アクセルに反応する |
4000 | トルク有り。トップギヤ60キロで使う。多少の坂はそのまま登っていける。 | 4000-5000でトルクが薄い。少しの登りになると、2段落としする必要あり。結構めんどくさい。 | WRS+ノーマルダクトより、トルクはある。2段落とししなくても、アクセルをあけると、加速してくれる。 |
5000 | 少し谷。しかし、アクセルを開けて待っていると、加速していく。 | 4000-5000でトルクが薄い。少しの登りになると、2段落としする必要あり。結構めんどくさい。 | アクセルをあけたなりに加速 |
6000 | ソコソコパワーあり | ちょっと元気になってくる 6000-10000まで綺麗に回るので、走りやすい。 | 元気になってくる |
7000 | パワーバンド トルク有り | かなり元気 | 元気 滑らかな感じ コントロールしやすい感じがする |
8000 | パワーバンド トルク有り | かなり元気 | 元気 滑らかな感じ コントロールしやすい感じがする |
9000 | 9000手前に谷 9000−10500で、元気に回る第二パワーバンド | かなり元気 | 9000-一気にレブリミットに当たる。レブリミットに当てているときの挙動が緩やか。 |
10000ー10500 | 9000−10500で、元気に回る | ノーマルにくらべると、ちょっと弱い感じがする。レブリミットになかなか当たらない。 | 9000-一気にレブリミットに当たる。レブリミットに当てているときの挙動が緩やか。 |
何回も入れ替えて、かつ、走りこまないと、わからないですね。
簡単に説明すると・・・
ノーマルマフラー+ノーマルダクト
発進ラクラク、 ミッションをソコソコできる人で発進時に4000以下に回転を抑えると、燃費が伸びる。
雑に5000ぐらいに回してしまうと、ちょっとパワーの谷になり、燃費が落ちる傾向がある
しかし、それなりにトルクがあるので、アクセルを開けていると加速してくれる。1段落としで、加速する
パワーバンド8000以後は、ちょっとフケ上がりが遅いところがあるが、それを超えるとトップエンドまでパワーが出る部分がある
峠でゆっくり流して走ると、中低速にトルクがあり、排気量の割にシフトが少なく、結構楽に走れてしまう。
しかし、中低速でペースを上げようとすると、切れ切れのトルクの谷に入ってしまい、結構走りにくい。ギヤの1−2−3がクロスしていたら、山をうまく使えて走れるので楽しいと思う。
トップエンドに強いところがあるが、手前に谷があって峠では使いにくい。4−5−6速がクロスしているので、最高速アタックでは使うことができる。
音は静か。多気筒っぽい上品な音。ただ、やはり単気筒。静かなところにいくと、やかましく感じる
ツーリングな人は、ノーマルがいいと思う
WRSマフラー+ノーマルダクト
発進トルクは明らかに低下。神経質になる。町乗りで結構辛い。
2500-3500で元気なところがあり、それを駆使すると低燃費で走れる可能性がある。パルス感があってやかましいが、楽しい部分もある
4000-5000のトルクが低く、ツーリングで結構辛い。頻繁に2段落としを要求される。2ストのバイクを思い出して懐かしくなった。そこそこミッションできる人なら、まあ、テクニックでカバーできる。シフトが得意で無い人は、モタモタしてしまうだろう。4000-5000というのは、意外とよく使う回転数で、ここが使えないのは結構痛かったりする。
6000-9000ぐらいまで元気にふけるので、痛快。細切れのノーマルより、使える回転数幅が広く、峠で攻めているときは走りやすい。6000以上回しておけば、明らかにノーマルより加速は早い。
レブリミット近辺は、なぜかわからないが、ノーマルのほうが痛快な感じがする。なかなかレブリミットに当たらない感じがする
音は、かなりヤカマシイ。人がいる場所では、すぐにエンジンをオフする必要アリ。
ポンポンという単気筒独特のパルス感は、賛否両論あると思うが、これはこれで楽しい。
超高回転を回すと、ポンポン言わず、キッチリとレーシーで痛快な音になる。回しきるには、それなりにテクニックがいると思う。
WRSマフラー+HRCダクト
WRS+ノーマルダクトにあった、2500−3500の強い山が消える。その代わり、3000−6000が綺麗にパワーがつながる。
よく使う4000ぐらいである程度のパワーが出るので、走りやすい。
ただ、中低速のパワーはノーマルに比べると弱い感じがするが、これは、後日、ノーマルマフラー+HRCダクトでテストしてみる予定
高回転は、綺麗にフケ切るようになる。山がなくドラマは無いが、つながりがいい感じ。
実際に速いかどうかは、よくわからない。エンジンの特性に慣れる必要がある。
音 低回転ではわからないが、高回転を回すとかなり重低音が出ている感じがあり、やかましい。高回転型となり、より多く回すせいかもしれない
しばらくすると、慣れる
高回転の時、アクセルをオフにした時に、エアインジェクションが作動しているパンパン音が小さく聞こえる。あんまり気にならない。
今日の結論
今の印象としては、マフラー変えるなら、ダクトも交換したほうがいいかと思います。
綺麗に回転がつながるので、乗りやすい。4000回転付近のいやな感じが消えるので、いい
ただ、実際に速いかどうかは、走りこんでみないと、わかりません。
オマケ パーツの末番 940は、もしかして国内騒音対策パーツ?
HRCダクト 17240-KYJ-900 (タイ?ダクト)
国内ダクト 17240-KYJ-940
ダクトのパーツ番号を比較してみました。パーツの末番だけ違うんです。
それに、HRCの警告ラベルもありません。
サービスマニュアルや、パーツリストでのダクトの形状は、HRCダクトの形状だったりします。
HRCのスペシャルじゃなく、フツーにタイ仕様のダクトっぽい感じがあります。
呼び名は、タイダクトとなってしまうところですが・・・・ここは、かっこよくHRCダクトですね(笑)
ちょいと、パーツリストで、940がついているパーツを探してみました
マフラーと、フロントスプロケが違うみたいです。
国内マフラー 18310-KYJ-940
タイ?マフラー 18310-KYJ-900
ってのがあるかもしれませんね。面白そうなのですが・・・
国内用で8万円もしますから、社外スリップオンで十分かもしれません
ちなみに、レース用CBRのHRCマフラーは、スリップオンのようです。(ソースは忘れてしまいました)
触媒も無いですし、5000rpm近辺で105?dbと爆音のようですので、現実的に公道で使うのは難しいですね。
オマケ2
あと、吸気と排気を強化したら、燃料の補正が気になるところです
このへんは、全く素人でして、ちょっと興味が出てきたので、いまエンジンの本を読んで、勉強中です。
燃費重視、パワー重視、環境重視の燃料の濃さがあるようですね。
O2センサーがあり、フィードバックをかけてくれているので、ある程度は自動的に燃料補正してくれているのかもしれません。
環境重視、燃費重視を崩して、パワー重視にすれば、効果があると思われます。
ホンダから面白いデーターが公表されておりまして・・・
PGM-FI
セッティング・サンプルMAP
中低速のアップと高回転の伸びだそうです。
8000回転以上で燃料増量&点火時期を早めているようですね
レース用なので、そのまんま参考にするのは危険ですが、走行性能が向上する可能性があるということで、ちょっと興味深いところです。
残っている課題
プラグの劣化度合いの確認
ノーマルマフラーに戻し、HRCダクト、ノーマルダクトでの違いの確認
AIがいつ作動しているのか、確認してみる
電気的にAIをON−OFFしてみて、フィーリングに差が出るのか確認。(アクセルを閉じて開ける時のギクシャクの減少につながるのなら、ちょっと嬉しいかも)
ブレーキキャリパ基本メンテ+OHやってみる
ブレーキホースステンメッシュへ交換
フロントプリロード調整機構取り付けテスト やらないかも
これぐらいですね
以上
ちょこっとつーりんぐ > CBR250R
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著者:さかな twitter sakana7777