あらすじ
カブちゃん(中年親父の冒険の旅)が、かぶちゃんの娘さんの喫茶店で集合する企画のお誘いを頂いた。
ツーリングXや、高知ちょこっとにも参加していただいたこともあり、ぜひかぶちゃんの企画に参加したかったので、良い機会だった。
松山といえばKIRARAさんが新車を購入された。以前から一度お会いしましょうと言っていたので、ぜひちょっとお会いしたかった。
28日(土)にカブちゃん、29日(日)にKIRARAさんにお会いするよう段取りをした。
あと、現在の人生のテーマは、「行ったことが無いところへ行く。」である。松山城と、カプセルホテルである。
1月28日(土) 松山へ
朝5時起床。
出発。
真っ暗である。
凍結はしていないが、むちゃくちゃ寒い
電熱装備フルパワーで、走行。ブーツカバーも装着。
装備が無かったら引き返していただろう。
寒さを超えて痛い。
今回は、高松から松山へ一般道で行ってみた。約160キロ。約3時間かかった。
かなり辛い。
大型車両が40-50キロで走行している。追い越すのも危ないので、コンビニで休憩してやりすごす。
大都市部分は複数車線有るのだが、町を離れると1車線なのである。
日曜日の早朝なら大型車両はもっと少ないので、比較的快適に移動できるかもしれない。平日だともっと悲惨だろう。
どちらにしろ。楽しくない道である事は確かである。
機会が有れば、四国の中央を通るルートを試してみようと思う。
朝になった。
どんよりとした空。
桜三里のパーキング
ロバのパン屋に犬がいた。良く吠える
缶スープを購入し、温まる
8時ごろ松山市内到着。
街宣カーがすごく多い気がする。
近接する神社に登ってみることにした。
松山城に登ってみることにする。
松山城は、小山の上にある城である。「松山」の「山」は、城に山があるからだろうか?
ロープウェイとリフトがあるらしい、
ちなみに、ロープウェイは工事中だった。
リフト券と城内見学券がセットになっているものを購入。1000円
カイロをくれた。
銀河鉄道のメーテルみたいな黒いコートを着た案内人の女性にリフトまで案内してもらった。
丁寧な案内だった。さすが、観光都市?
リフトに乗って進みます。雪がないリフトは、少し変な気分。
徒歩で城へ登っていくコスプレの一団。
ぼっちゃん、女性*2、帯剣した明治時代っぽい軍人のおじいさんの4名。
女の子は、レベル高いような気がする。服装のせいかな(笑)
ちなみに、城の中で観光客へサービスしていた。
出口
おみやげ物屋がある。
暖めると絵が変わるタオルが販売されている。着物が消えたり、アンパンマンの絵が出たりする。
オッサン向け用のエッチ系?お土産がある。
欲しいものは無かったので、購入せず。
城を進む
謎の文字カンバンが気になる。なぜ、雲?
ちなみに、天守閣は工事中。展望台からは、シートしか見えない。あらかじめ説明されていたが、ちょっとガックリ。
くつ置き場。大集団でも大丈夫。
どこの城も似た様な雰囲気がある。
屏風。
エロ屏風もあったに違いない。
人間なんていつも同じはず(笑)
鎧
座敷
風景、観覧車が気になった。
鉄砲を撃つ穴。
地上から逆に狙い撃ちされないように、こんなに小さくしていたのだろうか?
当時の銃に、そこまでの精度があったのだろうか?
MAP
昔の人の直筆の文字が残っている。
私たちの時代の文字は、ほとんど印刷やデジタルデーターだ。
文字で残してみるのも面白いかもしれない。
雑なやつや、几帳面なやつ、なかなか面白い。
カタナ
本当に切れるのだろうか?
城内の片隅にある怪しい乗り物・・・
どうやら、昔のロープウェイのようだ。
城を出ても、集合時間の12時ごろまで時間がある。
1500円で12時間滞在できる松山サウナセンターを下見する。
ううむ・・・
良いころあいなので、喫茶店 恋多人(ダレト)へ行く 地図
カブチャンがいた。
雑談していると、カブチャンのメンバーがみんなバイクで集まってきた。
通常は土日休みだそうである。
なんか、むっちゃ安・・。ごはんお代わりもできるみたい。
近所に大学があるため、学生ご用達のようである。
近所に有ったら通っちゃうよ。
かぶちゃんにコーヒーをご馳走になりました。
お初の人が多いので名前と顔が一致しませんが、適当に雑談。
ランチは勿論自腹。
カレーは、煮込んだ日時が最大3日目まであるようです。
3日目ということなので、カツカレーにしました。煮込まれていたので、ウマイ。
カレーだけだと、400円!安い!
味噌汁が欲しかったナ(笑)
続々と学生さんとかお客さんがやってきた。繁盛しているみたいです!
近所だったら、おれも通っちゃうよ。漫画も沢山あるし!娘さんもカブチャンには似ていない美人ですし
どうもご馳走様&お邪魔しました。
白猪(しらい)の滝という、凍っている滝があるらしい。
メンバー全員で見に行くことに。
みんな、元気良く爽快に走ります。
俺は付いていけない。悲しい
山頂付近に有料の駐車場があります。
車は300円、バイクは100円です。
料金徴収のおじさんが、一人もらっていないと言ってきました。
全員に聞くと・・払っています。
これは、超自然現象??
オッチャンがどっかに落としたかな?まあええわってことになりました。
ちょっと解けてますが、確かに固まっています。
完全に固まっている時は、水はどうなるのでしょう??
氷の下を流れていくそうです。
ツララが落ちていましたが、一向に解ける気配がありませんでした。
うむむ・・・すごい
皆さんは、広島のヒロ吉さんをお見送りする為に今治へ行くそうです。
私は、ちょっと疲れがあって眠りそうだったこともあり、残念ですが、ここでお別れしました。
それにしても、かぶちゃん、皆さん明るく楽しくやっています。かぶちゃんの人柄でしょうね。
まぶしさを感じました。
半田屋でちょっとだけ何か食べて、仮眠ッス。
いまのところ、半田屋は高松が最強。
寝床を探します。
1500円のところも良かったのですが・・ちょっとゆっくりと一人になりたかったので、カプセルホテルにすることにしました。
松山市駅前のカプセルホテルニューグランドです 2600円
市駅の百貨店の真正面、パチンコホームランの9Fにあります。
バイクをどこに止めるか悩みました。
適当に少し離れたところに止めました。
エレベーターと、入ったところ。
カプセルホテルははじめてなので、ドキドキします。
フロントで紙に名前と住所を書き、お金を支払います。ロッカーの鍵をもらいました。
カプセル自体には、鍵は付いていません。
おお!これがカプセルってやつですか!
上下二段の上段でした。
電話、ラジオ、目覚まし
ここからは見えませんが、真正面にテレビがあります。
コンセントもあるので、ノートパソコンや、携帯の充電もOK
究極といえば究極の1ルームですね・・。
カーテンが密封式でないのが、残念。音が聞こえます。
幸い、静かな人ばかりで、音に関しては熟睡できました。
最後に寝る前に入ってきた際、下のカプセルの人が、ちょっとキムチ&ニンニク臭かった・・。
これは、最悪かも・・。でも、匂いは漂ってきませんでした。フウ・・。
でも、上の階の人は、音を出さないよう、気を使います。
かなり静か過ぎて、テレビやラジオをつける勇気はありませんでした(笑)
あと500円出して民宿(3150円の民宿があった)の方がいいかもね・・・・。
まあ、静か&一応個人スペースの安心感で、ソコソコ熟睡できました。
使いませんでしたが、シャワーがあります。
洗濯機があるので、放浪中の人も安心。
あと、漫画の本が結構沢山&きれいに有りました。女刑務所の小説を読みふけってしまいました。
実は、寝るには早かったので、町をうろつきました
高島屋です
なんと・・・観覧車があります。
じつは、観覧車に乗ったことがないのです。
ってことで、乗ってみました。
出発・・・
外側から鍵をかけられました。
内側からは開けられません。あいたら大変なことになります(笑)
ちなみに、シートには暖房が付いています。
ネオンがピカピカ光ります。
ちょうど夕焼け
松山を一望できます。人がゴミのようだ・・
ちなみに、結構怖い。ほとんどゆれませんが、すごく微妙に揺れます。
高度&閉所恐怖症の方は、マジでやめておいたほうがいいでしょう。なかなか降りれないので(笑)
ココで停止したら、レスキューの人がやってきて、このドアから降りないといけない・・・と思うと、ビビってしまいました。
二度と乗ることはないでしょう。
コンビニで野菜ジュースを購入。本を読み、眠りました。
1月29日(日) kiraraさんとお会いする
時間が気になり、何度も目が覚めました。
時間を気にする方なのです。
気にするぐらいなら、現地で待った方が良いと考え、待ち合わせ場所の道後温泉本館へ出発しました。
松山城 外堀?
むっちゃ良い天気。
久しぶりの道後温泉です。
8時ごろなので、人がまばらです。
今回は、普通の入浴だけにしました。400円
撮影禁止とかかれてあります。
以前に道後温泉は制覇したので、撮影はしません。
浴室には「ぼっちゃん およぐべからず」とのカンバンがあります。
基本的なマナーは守りましょう。ドアを開けっ放しにしていた人が常連に注意されてました。
久しぶりに温泉に入りました。むっちゃ気持ちがいいものですね。
ココ最近は、温泉に入ってもあんまり気持ちよくなかったのです。なぜなんでしょう?
寒いので温泉めぐりしてみたいですね。
おみやげに道後温泉お風呂セットを購入 200円
気分は、道後温泉?
待ち合わせまで時間が有ります。
町をふらふらしていると、もうひとつの温泉がありました。しまった・・・。
こんど、入りに来ます
商店街をふらふら
駅の構内にバイクが止めてありました。
からくり時計。この横には、足湯がありました。観光をがんばっていますね。
ちなみに、文字盤の裏側にはマドンナでしょうか?
小説内では、かなり悪女に表現されていたので、私はあまり良い気分はしません(笑)
見えにくいですが・・喫茶店 赤シャツ・・。紙で書いてあります。勇気のある方は、行ってみてください。
適当に神社をめぐってみました。最近は、人間との良い縁があるように、とりあえず5円を入れてます。
よく考えると、具体的な願い事をしたことがありません。
いちど、自分が何をしたいのか、決めた方がよさそうです。
道後温泉の外のベンチで本を読んで待っていると、kiraraさんがRTでやってきました。
夜勤明けとのこと。ありがとうございます。
早速、ランチを食べに行きます
はなみずき食堂に行ったところ、開店時間までまだ時間が有るようです。
近所の喫茶店でコーヒーで時間を潰しました。
食堂でお昼ゴハン。
高いだけあって、半田屋とくらべられないぐらいおいしい。満足。
道の駅で雑談。
シートの高さ調整と。リヤサス高さ調整ができます。
シリンダーガードは、オプション
BCというボタンは・・・センターの液晶画面の表示内容を変更させることが出来ます。
残り走行可能距離、平均速度、油温などなど・・・
ハンドルの右のまるいキーは、ラジオコントロールです。
8個有るボタンも、オーディオコントロール。純正オーディオなので、先ほどの液晶にラジオの周波数やCDの番号が表示されます。
ミラーは一見みにくそうですが、実際には良く見えます。
ポジションは、高め
パニア
装着した場合のスピードリミットは180キロです。性能的には、240キロぐらいでるそうです。
パニアを外したところ。
人生の最後のバイクということです。
乗れる限り乗られるそうです。
最後の一台なら、何に乗ろうかなぁ・・悩みますね。
雑談完了し、目的の一つである長浜大橋の可動橋へ向かいます。参考
これです。最古の可動橋だそうです。
日曜の13時に開きます
本来は船が通る為らしいのですが・・いまでは観光用だそうです。
音楽が鳴ります
この角度だと、RTだとジャンプできるかもしれません。銀翼ではムリです(笑)
最大位置です。昔は、船が通っていたんですね・・
橋を渡りました。
狭いワインディングを抜けて、松山市内へ。
そこで、お別れしました。
帰路
一般道で帰ってみました。
約150キロ、3時間ちょいぐらい。非常に疲れました。
最後は、ちょっと切れて乱暴な運転をしてしまいました。取締りしていたら、捕まっていたかも。捕まると判っていながら、やってしまいました。一休みして息抜きするべきでした。事故&捕まるパターン、気をつけよう・・。
下道で松山への移動は、不可能では有りませんが、面白くありません。
お金はかかりますが、高速がいいかと思います。無茶して事故したり、捕まったりするぐらいなら、高速のほうが安いかもしれません。
節約するにしても、疲れている帰り道だけでも、高速使うことにします。銀翼だと高速が楽ですからね。
一つ気がついたこと。
ツーリングにはものすごい気力と体力が必要なことです。久しぶりなので、すごく疲れました。以前は、もっと楽勝だったと思うのですが・・
バイクに乗る人は、同年齢より若い人が多い。その理由がわかったような気がします。
今回も何か新しい発見がありました。
お金と時間が無駄かもしれません。
でも、たまにはいいんじゃないかなと思います。仕事や愛?の為だけに生まれてきたわけじゃないですけらね。
たまには、自分の好奇心の思うままにやってもいいかなと。私の場合は、常にそうですが・・。
お世話になった皆さん、ありがとうございました。
そして、さいごまで読んだ物好きな方、お疲れ様。
走行距離 約400キロ
ガソリン 給油三回 約4000円ぐらい
宿泊費 カプセル 2600円
メシ 2000円ぐらい
コーヒー 5本