06話 徳島・室戸岬の日の出 2005.06.25 土 AM5:00
あらすじ
前回のXが終了して数年。それ以降行っていない。
ツーリングXというバカな企画、ホームページの片隅に書かれてある。
数年前のネタにもかかわらず、参加を希望する人は結構多い。
室戸岬御厨人窟前
に集合することとなった。
ここは、88箇所のお寺で有名な空海さんが、修行をしたところ(たぶん)なのである。
我々も修行することになるのか?
集合時刻は、朝の5時。日の出時間とした。
それだけでは面白くないので、ナベヤキラーメンを作って食べようじゃないかと、いうことになった。
軽く1-2時間仮眠
夜の11時に出発。
移動中。
3時着か・・・
上の白い丸は、月
月明かりの中、走る。
「おれなにやってんだろ?」っと考える。
人間ってそんなにご大層なものか?
そこに朝日が昇るから、それを見に行く。それで理由は十分じゃないか。
予定通り高知で給油。最近は24時間セルフのガソリンスタンドが多くて助かる
肌寒いので近所のコンビニに入る。
バイクが一台いるな、と思ったら、参加者のポチさんだった。
オプションのタンデムバーを装着していると、タンデムシートの荷物の積載がしやすい。ええなぁ・・
地域限定のカッパエビセン。しょうが醤油・・・。
高知は取締りが厳しいようで、昼も夜もネズミ捕りしているらしい。
一部、ポチさんに取り締まりポイントを案内してもらいながら、進む。退屈なので、途中バイクを入れ替えながら移動。
マジェ400、思ったより良く走る。普通のツーリングだったら特にストレスは無し!
無茶な追い越しはできないが、ソコソコのカットビペースで移動が可能である。
400スクーターは、比較的安いし、旅に最強のバイクかと思う。
途中の休憩場所で、掲示板をチェックしているとカブちゃんの書き込みがあった。すでに到着し、寝ているらしい。
室戸岬を通過するが、それらしきバイクが見当たらない。とりあえず、今回の目的地の御厨人窟(みくろどう・・・だったはず)を探す。
過去に一度来たことがあるので、なんとなくの場所はわかっている。
キョロキョロしながら走っていると・・・怪しい光を発見。これが御厨人窟だった
怪しい光の正体は、洞窟内のろうそくの光でした。夜に誰かが火をつけているらしい。
探しに行くかと相談していると、カブちゃんがスカブで到着。
室戸岬で寝ていたが、蚊が多い為、ぐっすり眠れなかったらしい。
しばらくして、FZ1000のKARZ(カーツ)さん到着。
最後の一人は、掲示板に偽名の人。車で来るらしいのだが・・・
CB1300が一台走ってきた。大阪のチャラ吉さんだった。
これで、全員集合!
早速、ポチさんが持ってきたなべやきラーメンを作ります。
ダシの作成と、麺の煮込み用の二つのナベが必要。ですので、数人分をまとめて作成することにしました。
なんとか成功!美味しく頂きました
カブちゃんが持ってきた、珍味のちくわ。魚の皮の部分で作られています。磯のコクがぎっしり。
火であぶって食べました。
いい年したオッサン達がバカなことをやっている間に、夜が明けてきました。
日が昇ってきました。
この、洞窟の中から日が昇るのが見るってのがテーマだったのです。
が・・・太陽の位置が左にずれていました。まっすぐ正面に上がってくる時期があるようです。
残念ながら、逆光でうまく映りませんでした。
ツーリングX完了。参加の皆さん、お疲れ様でした。
カブちゃんのスカブ
ポチさんのマジェ400
ちゃら吉さんのCB1300
KARZさんのFZ1000
日が昇るまでバイクを交換試乗や雑談して時間をつぶしました。
全員高知方面ということなので・・・一緒に移動。
途中の道の駅で、ポチさんとカブちゃんとお別れ。
お疲れ様でした!
ぽちさんは、予定があったご様子。
かぶちゃんは、アスラン峠(ダート)攻略らしい・・・
23士温泉。
朝の7時から開いている。座敷があり、仮眠できるそうだ。
早いうちに移動すれば、早く家に帰れたのだが・・・
途中で眠気に襲われていたので、温泉で仮眠することにする。
800円
結構、キレイ
ちゃら吉さんお目当ての仮眠場は、なんと貸切だった。
お風呂の脱衣場横にタタミの休憩所をなんとか確保。私は結構眠れた。
他のお客のオッサンがタバコをすいながら大声で雑談するため、チャラ吉さん、KARZさんは、眠れなかったらしい。
それにしても、風呂上りにタバコがすいたくなるんですね・・ちょっと不思議。
9時過ぎ近辺
灼熱地獄と非常に遅い流れの道路のダブルパンチ。
取締りが厳しいのか、まじめな人が多いのか・・・全く流れが悪い。
あまりにもしんどいため、休憩。
海。なんだか久しぶり。
いい潮風が吹いていました。ここで仮眠すれば良かったかな。
先があるので、そろそろ出発します。
巨大なダムにビックリ。
四国は雨が無く、渇水状態。
四国のみずがめである、早明浦(さめうら)ダムに向かいました。 昔、ダムの下に沈んだ町が見えてくるらしい・・・。
通り道なので、寄り道することに。
高松の水は、山脈をぶち抜いた水専用トンネルを通ってきています!
知らなかった・・・
ちなみに、水は徳島のモノなので、渇水になると高松への水の供給は減少します。
このトンネルが破壊されると、高松は干上がります。
立地の割りに町が小さいのは、水事情かもしれません。
トンネルを調査してみたいですね。
チャラ吉さん、おっちゃんに激写されてます(笑)
ヒマそうな人たちが、干上がったダムを見に来ていました。
干上がったダム。
にごった水をすぐに排出できるよう、取水口の位置を可変できるようになっています。
売店でさめうらアイスクリンを食べました。150円
売店の「妙に愛想の悪い」オバチャンに沈んだ町について尋ねました。
どうやら、沈んだ町は、30分ほど上流にあるそうです。
そこまでして見に行く気力も無いので、断念。
今回は、私が先導。
残念ながら、R32は車が多すぎました。渋滞+灼熱地獄。
快走なんですけどね・・
バイクを入れ替えて、ビッグバイクの灼熱を体感(笑)
せっかくですので、私のお気に入りのウドン屋である香川屋さんへ。
いつの時間でも安くて美味しい、超お気に入りの店です。
KARZさん、ちゃら吉さんにも満足していただけた様子。
チャラ吉さんは、今回はジャンボフェリーでゆっくりと神戸へ帰る予定でした。
なんと、船が15:30出港。たどり着いたのが4時過ぎでした
次の出航は、20:00です。
睡眠不足なので、寝て待ちますとのこと。
アホな企画に参加していただき、ありがとうございました。
次は無いと思いますが、またどこかで。