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108.バイク用無線機 FTM10S 注文と到着  2008.11.10


1.注文した 2008.11.10
2.到着した 2008.11.12



1.注文した

きっかけ
先日、久々のツーリングにて、壊れかけの無線機を引っ張りだしてきて、イヤホンで通話を楽しみました。
アマチュア無線は免許が必要でして、私は持ってません
ので、送信はしません。
何度か免許を取ろうと思いましたが、普段から通話せず、聞く人なので、いらねぇやって取っていませんでした

あと、まあ、悪い話ですけど、実際、身近で電波法で取締りってやってないんですよ。
車の運転だと、無免許で事故すると大変なことになります。無線は、意外とそういうことは少ない。
重要な通信を妨害したら、とっても悪いことなのです。でも、まあ、よっぽど悪意が無ければ、妨害も出来ないでしょう。通常の通信機も指定された周波数しか送信できませんし。
だから、まあ、取って無い人って結構おおいんじゃないかな・・。

今回のツーリングで、無線機は調子悪い(メモリーバックアップが効かず、電源が切れると周波数がリセットされる)、
イヤホンで聞いていたら耳が痛い。 
波も出せない

こりゃ、ちょっとだめだなと。
この件は、すっきり片付けておきたい、という気分になりました。

あと、心境の変化で、やっぱりバイクが好きなことを認識したこと。
バイクに妥協せず金出してもいいかなって思うようになってきたので


システムを考える ハンディか、FTM10Sか?

無線の試験は、また別の話で・・・
とりあえず、システムを組むことにします

無線機本体は、ハンディ機にするか、バイク専用にするか。
ハンディ機だと、安いものでは1.5万円ぐらいからあります。
無線というと、アンテナのイメージがありますが・・正直、大げさなアンテナが無くても、ハンディ機の小さいアンテナで十分です。 山の陰になるとすぐ入らなくなりますし・・今では、携帯というツールがあります。
防水の高性能機だと、5万円ぐらいします。
正直なところ、適当な安いハンディ無線機を購入すれば済む話なのですが・・・

線がゴチャゴチャしている
つけたりはずしたりが面倒

この部分は工夫でなんとかなる部分です。
でも、ずぼらな人間としては、車体と一体化できて、使いたいときに使える形式がいいかなと


FTM10S
今はいい時代でして、FTM10Sという、バイク搭載用の無線機が販売されております
http://www.standard-comm.co.jp/amateur_index/ftm_10.html

こいつの利点は・・・
・防水の液晶操作パネル 手袋でも操作できる
・パネルがカッコイイ(笑)
・本体部が小型防水でバイクに取り付けしやすい (ETC程度のサイズ)
・本体とパネルが分離しているので、つけっぱなしがしやすい。
・走行中に受信周波数を変更できる(走行中は危険ですってのはお約束)
・AM、FMが聞ける(AMは、アンテナを工夫しないとダメだそうです)
・IPODなど外部音楽も聴ける(ナビの音声もOKです)
・無線の信号が無いとき(誰も話していないとき)に、FMやIPODの音楽を聴くことができる。信号が入ると自動的に切り替わる。
・ブルーツゥースシステムに対応
・パネル側と本体側の二系統の入力が可能 つまり、タンデムでお話できる 音楽も聴ける・・・らしい詳しいことはあまりわからんが、おやじんさんいわく、すごく使えるらしい。

ってなところで、バイク乗りには、かなり強力な無線機なのです
アンテナセットタイプで定価6.5万 実売 4.5万のようです

いろんな理由がありますが・・
パネルがいいし、きれいに取り付けられる
ってことで、購入することを決意しました


ケテルか、ブルーツゥースか

オプションの基盤(1万)を突っ込むと、ブルーツゥースヘッドセットが使用可能になります
白バイって、配線がありません。ブルーツゥースと同じようなものをつかっているそうです。

配線はうっとうしいですし、無線ヘッドセットというのは、一つの男の夢だったりします。

利点
ワイヤレス
ブルーツゥース対応の携帯や音楽、ナビ、等とリンクできる(相性問題あり)


ただ、弱点があります

1.充電する必要がある
いったん充電完了すると、一日程度は使えるそうです

2.KTELのノイズレスマイクが使えないので、高速などで高ノイズ状態で音が悪い 
(一般道レベルでは、全く問題なしです)

3.ブルーツゥース基盤にブルーツゥースヘッドセットを購入すると、結構なお値段になる


個人的には・・・
ワイヤレスは魅力的で男のロマンをくすぐるのですが・・・
充電の管理がめんどくさいので、あきらめました 

そういうことで、とりあえず手堅いケテルのセットにします
将来的にも、気が向けば・・・ブルーツゥースも導入できます。


そういうことで、発注?

FTM10S+ケテルをを愛用されているおやじんさんに、イロイロ質問をして、教えていただきました。
ありがとうございます
KTEL製品一覧

・モノラルの両耳仕様が聞こえやすい 1スピーカーだと疲れる
・スーパータッチJr(KT138)ってのは、配線済みなので取り付けしやすい 
・KT138をシンクロテックにつけたい場合は、マイクの線がちょっと短いので伸ばしてやる必要がある。
・FTM10Sで音量が簡単に調整できるので、ヘルメット側で調整機構はいらない
・FTM10S SJMK に付属のアンテナマウントは、角度が変えられない グイッと曲げる必要がある


そういうわけで
・FTMー10SJMK  無線機本体 バイク取り付け用マウントと、アンテナ一式のセット 
ネット実売価格約4.5万


本体だけだと、実売約4万。+5000円でマウントやアンテナ一式が入っているなら、手間とか考えても、SJMKで損は無いかなと。
アンテナは、イロイロ自分で組みたいって人は、10Sでもいいかもしれない。

本体側は、メットインなどに放り込めるので防水でなくてもいい、という方は、本体のみ非防水のFTM10が安くていいかも 3.5万
スカブのメットインに放り込むならこれがいいかも・・個人的には、本体が小さいほうがいいので、FTM-10Sを選択。


・KT032-M10   KTEL-FTM10S接続ケーブル 約1万
ケーブルが1万円です!
PTTコネクタも付属

実は、KTEL側のコネクターは特に特殊なコネクターでありません。600円ぐらいで売っているみたいです
だから、自作が出来る人なら、FTM-10S純正オプションの3000円程度のコネクターさえあれば、なんとかなるのかもしれません。
でもまあ、そこまで自作できるのなら、ケテルのマイクだけ購入して、あとは、自作できると思います(笑)

とりあえず、めんどくさいので、購入


・KT005 フルフェイス用 モノラルスピーカー&マイクセット 約1万 

取り付けの参考 7F1FCCさんのページ
シンクロテックに取り付けるのがうまく行くかどうか、心配です・・・
新潟レスキューバイクの方の記事 シンクロテックにKTELつけています

KT030 防水型押しボタンPTTスイッチ 約3000円

こんな感じです。
手配しました。

無線の試験に関しては、また、別のところで・
イビキが聞こえてきたので、ここで寝ます
次回は取り付けの予定です



2.到着した






仕事に手が付かないので、会社は、さっさと帰ってきた(笑)

来た
まず 「(株)スタンダード」の箱に圧倒される

無線業界?



バイクセットである、FTM-10SJMKは品切れだったとのことなので、
おやじんさんが、融通の利くアンテナマウントをセットにしてくれました。
SJMKに付属のアンテナマウントは、金具一枚モノなので、アンテナの角度を調整するときは、エイと曲げてやる必要があるとのこと

左下の箱は、バイク用マウント
アンテナケーブルは、2m
アンテナは、YHA−M10 純正のAM対応 

 


奮発してそろえたケテルセット一式
一番左が FTMとケテルを接続する専用ケーブル
自作も可能なんだけど・・メンドクサイので完成品を手配 

まあ、あとは、KTELのシンクロテック取り付け時に説明します
マイク 両耳モノラルセット 押しボタンタイプPTT


こういう説明文もあり
200キロでも大丈夫なんだ・・・
BMWとかPANの人は、試してくださいね



ハンドルマウントキット
これが、ミソでしょう。
手間を考えると、安いでしょう
ハンドルバーなら、楽勝で取り付けできます

残念ながら、スカブはハンドルバーは隠れているからなァ・・
黒い四角は、隙間を埋めるゴムです


本体


いろいろ入ってる


かっこいいステッカーだね
ちょっと大きすぎて張りにくいな
一回り小さかったら、さりげなく貼れるのだけど



説明書には、回路図が。
無線機って、回路図を添付するんですね。
コッチ方面はあまり強くないので、理解できません。


本体
防水、振動対策が最大のミソ
コネクタはすべて防水みたいでですね


裏 簡単にフタが開きそう・・・



ちょいとした付属品の使い道は、コレ
拡声器機能があるらしいんだけど・・ すごく巨大なツーリングだと、使うのかもしれませんね


鉄道無線も聞けるらしい


防水コネクタ







青色のコネクタに IPODをつなげればいいのだけど・・・ 
オスーオスのケーブルが必要なんだよねぇ・・ オスーメスの延長は、Ipod系の用品として結構市販されてます。
オスーオスって、あんまり売ってません。 オーディオ用品になるんですよ
この辺は、ちょいと考えて欲しいっすね。



本体に付属している、固定金具 六角レンチも付属してます。結構、いいやつです。

金属の四角は、強力磁石
タンクに引っ付けるなら、これで十分でしょう

樹脂製の四角いパーツは、フック
右写真のようにカチっとはめることが出来ます

液晶部分自体が、マイク&スピーカーユニットなのです。 
スクーターなら、片手に持ってしゃべれるかも(笑)
防水スピーカーは、結構大きな音が出るし、音が割れにくい。すごいなぁ・・



せっかくですから
開けてみました
ブルーツゥース基盤 BU−1を入れることが出来ます
KARZさんは、最初、ここにBU−1を入れたのですが、ブルーツゥースの電波の飛びが悪いそうです
TMAXのメットインから、届かなかったとのこと。
結局、操作パネル側にBU−1基盤を入れたそうです

写真で見て判るように、ケースが金属っぽく、ブルーツゥースのフタだけが樹脂です。
だから、本体の設置の向き次第では、電波が飛びにくい場所が出てきそうですね。



操作パネル
即席で自立させました。

LEDが入っており、結構凝った作り
黒を基調としたシンプルなデザインがいいです


下に、オプションのマイク取り出しを取り付けられる、口あります

本体側 タンデムライダー
パネル側 ライダー 
と、二系統の入力が可能となっていて、相互に通話できます
無線や音楽など共有できます
この無線機の一つのウリです


せっかくですので、開けてみました
ここにも、ブルーツゥース基盤のBU−1がセットできます

パネル側と、本体側に2枚BU−1基盤をセットすると、
ライダーとタンデムで、配線不要のブルーツゥースで、タンデム通話&音楽共有が実現できます

ただし、おやじんさん夫妻は、ライダーと、タンデム側で、有線のKETLを使われているようです
あんまり詳しいことはよくわかりませんが、すごく安定していて良好とのこと。
恐らく、この無線機の開発では、有線のKETLセットをもちいているのかもしれません。
手堅いのがいい人は、有線もいいかもしれません。
ブルーツゥースもすごく魅力的ですが、充電という手間があるので・・ 

タンデムの人は、じっくり悩んでください。 
新技術はいろいろ難しいので、物好きな人以外は、成功例の組み合わせをマネするのが無難だと思います。


上から見たところ
赤い.マークは、暗いところでは光ります 
夜でも操作できます 
グローブでも操作しやすい大きさです

上下矢印は、 よく使うショートカット機能 
Fキーで、ショートカット機能の実行
右が電源
PTTは、送信




起動時に電源電圧を表示してくれます
12V電源で駆動しているので、11.9Vです




左下のボタンを押すと、ボリューム調整モードになり、 右のダイヤルで音量調整できます
右のダイヤルのLEDが点灯し、音量調整できることがわかりやすいようになっています。

マニュアルをにらめっこして、気が付くと夜3時でした(笑)




使い勝手がいいのは、SSCHですかね。
現在設定している周波数の前後15チャンネルを自動的にサーチしてくれます
ダイヤルで、探し出したチャンネルを自由に選べます
ただ、サーチしきれない局も有るようです。
最後は、ダイヤルでくるくる回すのもいいかもしれません。



+1表示で、1チャンネル見つかっているとのこと
でも、ノイズだけだったりします
アンテナですねぇ・・・




AIRバンドもついてます
ほんまに受信できるのかなぁ・・

このAIR表示、最初は見ることが出来ません 設定変更で項目が増えるようになっています

バイクで航空無線を聞いてどうするのか?って聞かれても困りますが・・


GR1 アマ以外のVHF
GR2 アマ以外のUHF


とりあえず、高松ではアマチュアの電波は飛んでいません(笑)

使ってみていいのが、AMとFM。
あんまり期待していませんでしたが・・退屈しのぎに良さそう。
実際の走行が楽しみです


109.バイク用無線機 FTM10S スカイウェイブ650に取り付け  2008.11.15 に続く






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