ちょこっとつーりんぐ > スカイウェイブ650LXの記録 

30_1 屋久島へ行く 高松から鹿児島編 2007.05.23-27

あらすじ
屋久島になぜ行くのか?
かなり昔、小学校のゴリと呼ばれていた先生が、屋久島出身だった。
余り詳しい話を聞いていなかったが,屋久島が気になっており一度行ってみたかった。
あと、おやじんさんのホームページの島巡りツーレポを見て、面白そうだったので。

出発前夜 2007年5月21日(火) 
GWが仕事で埋まり、その代理休暇の連休を得ることができた。
屋久島へ行ってみることにする。
問題は、屋久島へどうやっていくのか?

調査を開始。
基本的に、屋久島へ直行の飛行機は無い。
玄関口である鹿児島で、屋久島行きの交通機関に乗り換えるのが基本。

経路の選択にかなり悩んだ。
一つ気がついたこと。特にテーマが無いのである。
基本的な考えが無ければ、旅行も計画すらも定まらない。

「バイクが好きだから、バイクで行くか!」

ってことで、現在の愛車で行くことにした。
他の交通機関は、ジジイになっても行けるが、バイクは今でしか行かないだろう。
あと、ネタ的に普通の旅行記だったら余り面白くないかなと(笑)

5月22日(火) 高松から九州へ 

仕事が終了した夜
バイクに乗って出発

金曜日中に九州に渡り、福岡の豊の国健康ランドに宿泊するのである。


理由は
1.屋久島ー鹿児島の安いフェリー(片道バイク込み8000円) ハイビスカスは、夕方6時出航である
2.せっかくバイクで行くのなら、いい時間、いい体調でに九州のヤマナミハイウェイを走り、筋湯温泉につかりたい

である。




出発 細かい予定は余り考えていない
四国の果て三崎ー九州の佐賀関の連絡船国道九四フェリーは、23:30分が最終である
それに乗れればいいと考えていた



4000キロ程度 トラブルも無く、劣化も無い、一番おいしいときかな
今回も、バイクで行こうと考えたのは、新車パワーかもしれない




8時に高速にのり、通勤割引を得る




PAで休憩
一部で流行?の、抹茶+生クリームの饅頭。


時間に余裕がある。
経済的な経路を通る 伊予で高速を下り、下道で四国の西端、三崎へ



交通量はほとんど無い。
レーダやられた場合を考え、+30キロ未満で走る
誰も走っていないし・・多分大丈夫と思うんだけど・・





到着 最終便に間に合った



原油高騰と穏やかなインフレにより、2200円程度に値上げされていた。





船の到着

愛車で船に乗り込む瞬間、独特の気分になる。
自分でバイクで走る状態から、船まかせで動けなくなる状態へ
動と静 そして、到着して 静から動へ
この変化の差が、バイク旅の強力なスパイスじゃないだろうか?



乗員はほんの少し
トラックの人は、居心地がいい自分の車にいる場合が多いようだ。

最終便では、船員さんは片づけを行う

旅といえばカップヌードルである
ff(フォルテシモ)をイメージしながら食べる



到着
左のトラックは、ニワトリを運んでいる。





走る
夜は視界が狭いが、一般車両が少ないので走りやすい面もある



寝る前にマンタンにしておく
スロット付ガソリンスタンド



ホテル豊の国 豊の国健康ランド
仮眠が3000円 シンプルな個室が3500円
ちょいと迷ったが、滞在時間も少ないため、仮眠で間に合わせた
ゆっくりするなら、シンプル個室コースを使ってみたいと思う

最近、図太く眠れる。
耳栓と目隠しがあれば、大丈夫。
眠らなければならないときには、眠る。そんな技術は、重要かもしれない。


5月23日(水曜日)

今日は、大分から鹿児島へ向かう





国道10号線




別府を通過する


お約束の発射台のようなオブジェ

立ち寄っていたいと思うのだが・・今回もスルー


九州を走る




ヤマナミハイウェイを通過
やっぱ、いいね。




自分の一番のお気に入りの温泉 筋湯温泉



駐車場がつぶされて、足湯ができていた
早朝なので、足湯の隣に止めさせてもらった
町の入り口の駐車場が一番いい。奥の方にも駐車場ができていたが、かなり遠い

この町並みを走るときは、エンジンがもっと静かだったらなと思う。
スカブはだいぶ静かな部類だが・・やはり、静かに過ごしている人々からすると大きな騒音、
音をできるだけ出さないよう、すぐにエンジンを切ったり気を使っている。




コインを購入して、入る
300円



圧倒的な湯量
この、雰囲気大好きです。

湯量の秘密は、地熱発電所があるから。

一時期、温泉にハマリ、いろいろな温泉を巡った。
普通の人は、いろんな、色や匂いを好むようだが・・
個人的には、きれいで豊かなお湯が好き


道の途中でトウモロコシを販売されていたので、購入。
トウモロコシ大好き
ナマでもおいしかったのには、ビックリ
ちょいと甘すぎの感もあるけどね。







だーっと走り



せっかくなので、大観峰へ
ソフトを食べて、出発


九州の森って独特


道端の犬
かごの中で大型犬が高速回転していた



熊本空港で高速に乗る
熊本市内は混雑していて走りにくい



熊本ラーメン
麺類が恋しくなるときがある


120巡航で移動

スカブは、重たくて空力が悪いため、130以上出していると燃費が悪化する。
だから、120ぐらいで走る
あとは、万が一でも、40キロオーバーしないという自主規制


西郷さんの像?


桜島が見えてきた!



桜島SA
南国の雰囲気

冬用のジャケットでは、暑すぎる。
夜間は15度ぐらいまで温度低下する。服のチョイスが難しい。


鹿児島で下り、下道で谷山港へ
鹿児島市内は、非常に流れが悪い
法定速度、もしくは、それ以下で走る車がかなり多い。
車間距離も広い





鹿児島駅


西郷さんの像って、西鹿児島だったのかな・・
以前も失敗した記憶がある

JRと市電があり、町の雰囲気は、松山と似ている




やっと谷山港へ・・・



おお!あの特徴的な巨大アームに赤い船体はハイビスカスじゃないか!
高速船トッピーを運航する際、国の規定でフェリーを持っていないとNGだった。それで、この航路を開通させた・・らしい。



受付は、どこ・・
ドキドキする
乗れるのだろうか・・・

勇気を出して、気の良さそうな従業員さんに尋ねる
どうやら、船の傍のプレハブらしい


おお!ありました。
中は、清潔で空調のある待合室。大型液晶のテレビもあります。

切符購入


海上保安庁の船もあります
エンジンかけて待機していました
小さいですが、砲も搭載しており、ちゃんと武装してあります。



ぺたりとバイクに貼り付けます


B1Fに入れられました



船内図
カップヌードルとコカコーラの自動販売機があります



部屋はきれいです。
毛布完備
液晶テレビが各部屋に取り付けられています。


トイレも清潔



女性専用ルームもあります
ホームページのイメージとは違い、思ったよりも清潔で快適だったのでビックリしました
ただ、娯楽室やフロなど余計な設備はありません。





出航。
巨大な汽笛をいきなり鳴らします。心臓止まるかと思いました。
外にいるときは、気をつけてください。

ちなみに、現在は巨大なクレーンは使っていないようです。
港にある50tの巨大クレーンや、フォークリフトを使ってました



種子島着。ここで一晩停泊します。
船内で眠ることができます

ハイビスカスは、夜間は種子島に停泊し、翌朝屋久島へ出発します。
実質の鹿児島ー種子島の必要時間は、2-3時間
種子島ー屋久島も2時間程度の距離です。


ビールを飲んで寝ていましたが・・
寒さで目が覚めました
船では空調を良く効かせる傾向があります。

毛布を2枚かぶって眠りました
念のために温かい服装をしていましたが、それでもたりません
寝袋持参が無難ですね

屋久島編へ


ちょこっとつーりんぐ > スカイウェイブ650LXの記録