011.ビッグスクーターからセロー250に乗り換えて、ツーリングしてみた印象 2009.07.27

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あらすじ
ビッグスクーターのスカイウェイブ650から、セロー250に乗り換えた。(あと、アドレスV125は今も所有している)
新車で高速メインの1泊ツーリングに使ってみた印象を書いてみる

走っていると、印象が浮かぶ。本当は、その場でメモしたかった。人間、すぐに忘れちゃうのである。
メモが無く、雨も降っていた。ので、だいぶ忘れた




高速の振動
80キロを超えると、振動が発生して、手が少ししびれてくる。でも、ミラーは振動しない。
思ったよりきれいに回らなくて、かなりビックリした。恐らく、バランサーがないせいだろう
これじゃ、100キロ巡航なんて無理と思っていたのだが・・・
不思議なことに、帰りに高速に乗るころ、200キロを過ぎてから、少し綺麗に回るようになってきた。
高速の遅い車の速度が、95−100キロである。それぐらいで流しても結構いける感じになってきた
初期の機械の部分なのか、人間の感性の部分なのか、よくわからんが・・・
とりあえず、100キロ巡航はできそうな感じである。

高速での音
音。エンジンの音があまり綺麗ではない。
ドラムのような音と、変な吸気音が聞こえて、不快だった。
やはり、このへんがオフ車なんだろうなぁ・・
ただ、これも体が慣れてきたのか、車体がなじんできたのか、あまり気にならなくなった。
タイヤとか関係有るかもしれない。あんなにボコボコのタイヤだから、そりゃガタガタなるだろう(笑)

高速での風圧
意外だが、あんまり風圧がしんどいとは思わない。
90-100キロなら、まあ、いける。

ちょっとまだ体がなじんでいないかなと。
これまでスクーターだったので、シートやニーグリップなどのポジションに体の筋肉が慣れていないし、それようの筋肉もついていない。体がなじんでくれば、もっと楽に走れるような気がする。

どちらかというト、風圧より、振動と音の方が気に障るなぁ・・。

パワー感

意外とパワーがある。100キロからちょいとアクセルを回したが、思っていたよりグイグイと加速する。
慣らしが終わっていないので全開はしていないが・・
アドレスV125とは、違うなー。全然違う

峠でも、結構走る感じがある。20馬力ってバカにしていたけど、わからないもんである。
モタード系で、エンジンが元気なモデルなら、結構いい感じで峠走れそうな気がする。

変速比
音と振動、そして、パワー感から、低回転で走りたくなる。
しかし、ギヤ比がローギヤードなので、結構しんどい
トップギヤで60−70キロぐらいが心地いい感じである。
そこから、90−100だと、ちょっと引っ張ってる、回しすぎの感じがある。

峠でもゆるい上り坂でもシフトダウンせずスイスイ走っていく。ちょいと余裕がある感じ。
フロントスプロケを1−2下げたら良いような感じがある。
一般道や高速の燃費もかなり上昇する手ごたえはある。
今30ちょい前後だが、35ぐらい行くんじゃないだろうか。

ただ、セローのテーマがマウンテントレールで、山走り用なのである。
信号スタートのとき、1速のギヤ比が低すぎていやなのだが・・・
テケテケと歩道の段差を越えたり、砂利道を越える際には、結構いい感じである。
もっとギヤ比が低くてもいいかなとさえ思う。

それを含めても、正直、ミッションは不満。もっとワイドだったらなぁ・・・
町乗りメイン、高速ツーリングなひとなら、Fスプロケを1−2丁大きくしたらいいかもしれない。
もっと楽に90−100キロ巡航できるかもしれない。
速度が狂う問題や、スプロケ探しの問題があるんだよなぁ・・

でもまあ、高速は走れないことは無いので、当分、ノーマルで走りこんでみる予定

シフトチェンジ

久しぶりのマニュアル車だし、元々ヘタクソなので、とっても苦労する
ただ、ちょっと慣れてきた。
苦手なのは、1から2速にするときである。ニュートラルに入ってしまうときがある。タイミングとか、悪いんだろうな・・
もっと走りこんでみたい。

自分が発見した、すばやくするコツとしては・・
シフトチェンジするまえに、クラッチの遊び(約10mm)を取り、シフトペダルに足を添える
こう準備することで、正確に、タイミングよく操作できるようになった。

アクセルを緩め、クラッチを切った瞬間に、ペダルを操作すると、スコっと入ってくれる。
ココまでは、けっこういい

次のアクセルを開けて、クラッチミート これがイマイチ難しい
どれぐらい動かすというより、タタッという、リズム感みたいなものもいるのかもしれない。
そういうの苦手だ

うまく行った時は、なんともいえないいい感じである。ちょいと練習あるのみだ

思ったより重たい
軽いというイメージが有るようだが・・・アドレスに比べると重たい
ある程度体を支えられる軽さなので、なんとかいけるが・・ 体の力でフロントを持ち上げたりとか力技はできない
だから、体で無理やり車体をやりくりするという部分では、125のオフもいいかもしれない。10-20キロの重さの差は大きい
ただ、そのかわりに250は、パワーがあるらしい そのへんよくわからんが、まあ、走りこんでみよう
リヤキャリアとトップケースをつけているが、できれば外したい。でも、あると便利だし・・悩む

またがるのがめんどくさい
スクーターから乗り換えて強く感じたのが、コレ
乗るたびにハイキックしないといけない。
体が硬いので、これが、結構辛い。
低いセローでコレなのに、高い車高のバイクは、もっとしんどいんだよな・・


足つきがいいのは、いいことだ

フルパワーのフルサイズと少し迷ったが・・セローで正解だったと思う。
私は、身長175で、足が短い
ちょうど足がべったりついて、多少、足だけで前進やバックができる。
車体が思ったより重たいので、アドレスみたいにグイグイ移動・・とまではいかないが、ある程度はクイクイと移動できる

もし、足がつかなかったら、降りて押さないといけないし、バランスが崩れた際に踏ん張りも利かない
とにかく、超低速で、歩道の段差を越えたりとか、深めのジャリ道をジャリジャリと歩くように移動する際には、足つきがあったほうがいい
腕が上がればダダっと走り抜けられるんだろうと思うんだけど、やっぱり、足がつけるという余裕があったほうが心理的にだいぶ違う
足がつかなかったら、オレみたいな面倒くさがりやは、ダートに行かないと思う

当然だけど、Uターンは楽
下手に足をつかずに曲がるよりは、足をつけてハンドルフルロックしたほうが、スルッと回れる。
このへんも、グルグル練習してみたいと思う

ケツが痛い
足つきがいいように、シートがえぐられている。
だから、「シートが不良品」ではなく、「足つきがしやすいシート」なのである。
たぶん、痛く無いようにすると、「足つきが悪い」って言われるだろう(笑)

実際、やはり、オシリが疲れてくる。
そういうときは、スタンディングで走っていると、疲れが取れる。
自転車用のパンツという技もあるそうだ。スポーツ用品店で見たが、オマタの部分にスポンジが入っている。たぶん、これだと痛く無いだろうなって感じがある。

ブレーキが利く
最初は全然ダメだなーと思っていたが、慣れてきてリヤブレーキも組み合わせて使ってみると、意外と使える
ただ、オンロードじゃないので、絶対制動は弱いかなって気がする



メンテの課題

オイルとタイヤを交換していたら走れるスクーターと違って、セローはチェーンやギヤとか、いろんな機械部分がある
多分、ほったらかしでもソコソコ走ると思うが、チョチョイと注油とか、チェックをしてやらんとダメだなと
そのへん、ちょいと研究する必要が有るなと思っている
チェーンがちょっと伸びたので、早速メンドクセーって気分になった(笑)


走って楽しい
一応高速もなんとか90-100巡航できる
峠とか面白い。いや、メチャ面白い。
装備や、積載など、課題が多く、金もかかりそうで、正直メンドクセーです。
でも、もっと走りこんで見ようと思います


段差を超えれるってステキ

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