ちょこっとつーりんぐ > NC700Sの記録 ご感想などちょこっと掲示板へ

<<< 前の記事

118.快適な減速率と加速率 2014.10.16

バイクで、いや、乗り物で理想とする走りは、どんなものだろうか・・・

巡航時は抵抗が少なく、すべるように進む
ほんの少し、パワーを加えて、速度を効率よく維持する

加速時は、アクセルを開けただけ、欲しい分だけパワーを搾り出す。
自分が欲しい速度を出す。


加速率

加速に関しては、結構みんなこだわる。
0−100kmの時間とか。最高速とか
加速力の個人的な指標としては・・・

急な上り坂で80キロまで加速できるか
平地で120キロまで楽に加速できるか

ゆーっくりではなく、ソコソコ簡単にスピードがでないといけない
排気量で言うと
250MTでギリギリ
400MTだとチョイがんばって余裕
700MT&ATだと マアマア余裕
リッターバイクだと、楽勝

スピードを出すだけなら、250でも出せる
しかし、ちょいと面倒で、しんどい。
高回転時は、エンジンコントロールも難しいし、変速も難しく、気持ちよく走るのが難しい
そいういった手間に対し、イライラするのか、使い切れて面白いと感じるかは、個人差があると思う


減速率
もう一つ、自分が気にしているのは、加速と対極の減速率である

60キロぐらいで走っていて、アクセルを緩める
その時、60キロから50キロになるのに、何秒かかるか?

長距離を走っているとき、右手が一番仕事をしていて、一番疲れる
右手を休めたいのである。

この減速率が少ない場合は、しばらく右手を休めることが出来る
逆に、減速率が大きい場合、常にアクセルを開け続けなければならない

NC700SのMTでは、エンジンのギリギリを使えば、ナカナカ良好な減速率を得られる
究極はクラッチを切ればいい。(あんまり使いたくないけど)
ATはとてもすばらしいのだが・・・加速重視の為、シフトダウンしてしまう。
どうしてもエンブレが強くなってしまうのだ

回転数が高めだと、アクセルも敏感に反応しやすくなり、繊細なアクセル動作が必要となる
その繊細な制御をするのに、アクセルが重たい場合、とても疲れる。
水が入ったバケツを1mm動かすのと、空っぽのバケツを1mm動かすの、どっちが楽か?
それも、1mm右にしたり、左にしたりするとする。
細かく制御するならば、やはりある程度軽いほうがコントロールしやすくて、良いと思う

ツーリングしていて何が苦痛かというと、肩が痛くなることかな
だから、減速率ってのがちょっと気になるのだ

ただ、例外はある。アクセルがすごーく軽ければいいのだ。
原付とかかなり軽い。それに、Vベルトならではで、アクセルレスポンスがダルなので、気軽にアクセルを動かせる
だから、意外と、肩は疲れにくいようなのだ
残念ながらホンダは比較的ちょっと重ためなんだよなぁ・・・1-2時間はいいけど、長時間だと疲れてくる。
割り切って肩のために休憩してますけどね
スカブ650はすごく軽い・・・ それだけで、買ってもいいかもしれないと少し思っている
ホンダのミッションの600も軽い。 カワサキの600は、アクセルもクラッチも全般的に軽いね。

■乗用車
近年の乗用車は、かなり減速率が少ない
燃費を重視するため、可能な限り抵抗を少なくしている。エンジン回転数も低いところを使用している
アクアや、最近の燃費対策された4ATだと、60キロから50キロに速度が落ちるまで、10秒ぐらいかかる。(訂正 アクアはアクセルを離すと弱く発電をするから、意外とエンブレがかかる 3-5秒ぐらい。 通常4ATのプロボックスの方が減速率は低いかも)

すいーっと加速して、すいーっと流すという 55−60キロでの上下で走る場合が多い
車で、アクセルを踏んでいない時間は、意外と長い。

アクアだと、ハイブリッドで特殊な変速機を使用しているから・・・
アクセルの踏み初めで、スムーズで太いトルクが出てくる
だから、ストレス無く、すいーっと巡航できしまう。さすがに80キロ超えてくると、風の抵抗などが大きくなって、減速率が高くなるが・・・
60キロ近辺だと本当にすべるように走ってくれる
巡航に関しては、これが理想的だなって思う
個人的に、アクアは、このフィーリングが好きで、すごく欲しい乗り物の一つでもある。燃費じゃなくでその電気とエンジンのうまく合成された出力が面白い。

遅いかというとそうでもない
アクセルを踏み込むと、トルクが出てきてソコソコ加速してくれる。
そこは小さい排気量で安い車なので、うなってしまうのだが・・・なかなかの加速度で、スムーズに速度を乗せていく。
まあまあ速いように感じます。 

■理想の感覚を出すには
自分の中の理想の走りというものがあるのだが・・・
どうも、ATだとダメだった
750のDCTはかなりすごいところまで来ている。しかし、残念ながら駆動系がシンプルなチェーンなので、ショックを吸収しきれない。集中するとマアマア消せるのだが・・・ もうちょっとアクセルをラフに扱ってもスムーズに走れるようにできないかな。難しいかもしれない。

TMAXはなかなかいい線だが、純粋な機械式なだけに、比較的高回転を維持する傾向がある。高速ではかなり回しっぱなしな、走り方だな。回転がスムーズなので、ソコソコいける感じっぽいけど

私の意見は、ちょっと過剰品質を求めているのかもしれない・・・


ちなみに、NC700SのMTで、すごく丁寧に運転すると、理想の走りができる!
超低回転の太いトルクで流れるように走れるし・・・ 
ちょっと回転を上げ、全開で走れば弾けるように加速もできる
なかなかのいい感じである! これでいいんじゃないか?


しかし、その理想の走りを実行すると疲れるのだ・・・
チェーンがすこしギクシャク、それを吸収するのにアクセル開度を超微妙に調整したりとか・・・クラッチを微妙につなぐタイミングや力を調整したりとか・・・その辺、結構疲れるのです。
これはバイクとすれば、普通で仕方ないことかもしれないのだが、もうちょっと楽にできないかなって思うのが今日この頃です。

防風や、荷物積載や、チェーンメンテナンスとかそういうのを楽にしつつ・・・気持ちよく走ってくれるヤツ

話がそれてきたんですが
数値で判断するには、
・アクセルの重さ
・60キロからの減速率(60キロから50キロへ落ちるまでの時間)
・アクセルの感度 ギクシャクしないか

こんな感じでしょうね
ま、とりあえず乗ってみます

次の記事  >>>


ちょこっとつーりんぐ > NC700Sの記録   ご感想など  ちょこっと掲示板へ