どうでもいいこと2013 015.視力回復?1 近視のメカニズムから判る近視を防ぐ方法 2013.01.27

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間違っている可能性が高いので、各自確認してください

 情弱(情報弱者)って言葉があります。ネットで情報の共有化が進み、情報を知っている人間と、知らない人間の格差がでてきています。ネットへの接続は、今では月に500円払えば日本のほとんどどこでも常時接続できてしまう時代。だから、あとは、情報をつかえるか、使えないかということになります。こんな時代になったのも、ここ10年ぐらいですね。 昔だったら、偶然知り合いに専門家がいたら教えてもらえたような深い内容を、ほんの少しの労力で調べることが出来ます。間違っている場合もあるので、取捨選択のテクニックが必要とはいえ、すごい時代です。

最近、視力や、英語勉強法とか、改めて調べて、自分が若いときにネットがあったら・・・と思います。

さて、本題
レーシックを受ける寸前まで行ったのですが、ちょいと思い当たる節があり その記事、ひとまず延期しました。個人的な感触としては、手法が第3世代目となっており、米軍パイロットもやっているらしい(元ソースを読んでいないのでなんともいえません。戦争する人は後日の後遺症よりすぐ先の戦闘で生き残るという背景があるのをわすれたらいけません。プロの選手が実施されているのも、メシの種なので、多少のリスクを負ってやる理由があります。 平和なわれわれと同じ条件ではないと考えられます。
 第一世代は、手動で筋を入れる。第2は、フラップを作成するのに金属刃を使う。第3世代は、レーザーでフラップを作成し、レーザー照射を目の動きにあわせる。 
まあ、そんな感じで、客観的には、悪くないんじゃないかなとは思います

気になったのが、レーザー手術後、近視に戻る可能性を防ぐために近くを見るとき用のメガネを無料でくれるらしいです。手術後も活用してもらったら良いようです。
このメガネは、いわゆる老眼鏡、遠視のメガネで、近くを見えやすくするメガネです。 理想近視という本も読み直し、ピピンとくるものがありましたので、ちょいとまとめておきたいと思います


まず、理屈はおいておいて、結果から書いておきます

視力を悪化させない方法
・遠距離用のメガネをつけて、長時間近距離作業をしない
・目がいい人も、長時間近距離作業をする際は、読書用パソコン用のメガネを用いる
・まばたきを多めにする(目の表面の保護と、疲れを和らげる)
・少しでも良いので、こまめに目のストレッチをする。 (内容は、研究中)

もし、お子さんをパイロットとか、自分と同じメガネ男にしたくなければ、やってやる価値はあるかもしれません。

近視のメカニズムの説明

視力の要素はザックリ2つあります
1.目玉の形状
2.調整能力


外から入ってきた光が、目の裏側の網膜に集まります。
この時、ピタっと焦点があると、はっきり見えます。 目の自動調整機能で、ピントを合わせてくれる仕組みになっています。

このDっていうのは・・・ 詳しくはぐぐってもらいたいのですが (理想近視 近見幸男氏著 近視レーザー手術ガイドブック 矢作徹氏著 で詳しくかかれてます。)

レンズの度数をジオブトリというそうです
D=100/見える距離(cm)
裸眼で、新聞紙の小さい文字がクッキリ見える距離を計測してみてください

−1D 100cm先
−2D 50cm
−3D 33cm
−5D 20cm
−8D 12.5cm

私の場合、メガネなしで見えるのは、15cm程度 −8Dです。


目の調整機能は、年齢で劣化していくそうです
10歳 10D
20歳 9D
30歳 6D
40歳 4D
45歳 3D
50歳 2D
60歳 1D

視力= 目玉の形状 + 調整能力 +網膜など

ってことになります
若いときは、調整能力がバリバリなので、近くも遠くも見えてしまうのですが、オジイサンになってくると調整が効かなくなり、近くが見えなくなってきます。
60歳のオジイサンの目玉のスペックがー1Dとして、調整能力が1D とすると・・・ 一番近い位置にあわせようとしたら、−2Dとなります
約50センチまで離さないと文字が見えないということになります。

そのため、老眼鏡、−D補正のかかったレンズで、近くを見えるようにしてやるのです

で、ここから本題。
問題は、目の調整機構にあります

目玉は、
近くを見るとき  筋肉に力を入れ、レンズを太くする

遠くを見るとき  力をあまり入れない

ここまではいいのですが・・・

近くばかりを見て、力をかけ続けると、目玉の形状が長く変形してしまうようなのです。
軸距離が長くなると、遠くが見えなくなります。(逆に近くは楽に見えるようになります)

なぜ軸が伸びるのか・・・・ ちょっとぐぐってみましたが、明らかな答えは有りません。
遺伝説などいろいろあるのですが、個人的な経験や、あまりデスクワークしない人が目が悪くなりにくいことから・・・近くを見ていると、近くが見えやすくなると考えられます。目を動かす筋肉が目玉を締め付けることで、目玉が長くなる・・・とかあるようです。


ここで、問題なのが・・・
> 近くを見続けて目が悪くなる(進化しているともいえる) 
> 遠くが見えるめがねをかける 
> その補正して遠くを見える状態で、近くを無理して長時間見る 
> 目が変形(進化)してまた悪くなる メガネの度を強くする
 

この最悪の悪循環に陥るようです。
目の変形も限界があるようで、20代をすぎると収まってくるようです。 

これを負の連鎖を断ち切るには、
長時間近くを見るときは、面倒だけど近く用のメガネをかける(裸眼で見えるなら裸眼もいいかも)、目に負担をかけないようにして、遠くを見える力を維持させる

といいみたいです。
遠視用のメガネ+Dのメガネをかけていると、自分の目玉を遠くを見ている状態にできるのです。

ってことで、30年前の俺にこの事実を伝えたいのですが、もう無理ですねぇ・・・

 



さて、どうすればいいか? 

1.その距離用のいくつかのメガネを作成し、目の負担を軽減し、付き合い続ける

2.一発勝負して、レーシックする (裸眼で遠距離は見えるようになる。 しかし、近距離用メガネしないと、視力低下する可能性が高い)
ジジイになると、近距離で生活することが多くなる。常にメガネをかけなければならないので、あまり強烈に補正をかけない方がいいみたい。特に読書が好きな人だと、危険かもしれないね。 しかし、今はまた技術が進歩していて、遠近両用コンタクトの原理を用いた遠近補正レーシック、遠視化補正のレーシックってのもあるようだ。

3.近くを見ていて目が変形したのかもしれないのなら、いい方向に伸ばせないのか?
ネットでググってもらえればわかりますが、効果が不明な商材販売が多いです。目軸距離が戻ったのなら、効果は確認できるんですけどね・・・ただ、30年かけて伸びてきたのを戻すには・・・どれぐらいかかるんでしょうねぇ・・・ 多少はいい方向にいけるかもしれないのですが、完全に戻すのは難しいかもしれませんね。目は筋肉なので、トレーニング自体は無意味ではないと思われますけど


ってことで、つづく?

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