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ちょいと図書館で、風の谷のナウシカの原作(漫画)を発見し、1−4まで読む
最近の図書館では、漫画もおいてあるのだ。漫画も物語であり、文学作品であり、良い漫画の作品は、良い小説の作品となんら価値は変わらない・・・ということだと思う
話がそれたが、時間を忘れ、一気に四巻まで読んでしまった。
全7巻である
これは、ぜひ手元においておきたいなと感じた
私は、基本的に本は買わない。
子供のころ、なかなか貧しかった。
漫画は大好きだったが、読めばいいし、とにかく食べ物に飢えていたのかもしれない。食べられないものを買えるほど、文化的ではなかった。
社会人となり、お金を得られるようになっても、住む家が狭いため、本を置く場所が無い。本を片っ端から買っていたら、部屋が本だらけになってしまう。ブックオフに10円で買い叩かれ、100円で売られるのを見るのもシャクだ。
だから、図書館で借りて読んでいた。ただ、読み消費するだけというのも、不毛感がある。まあ、人間なんてたいしたものではない。他の植物、動物と同じく、朽ちて消えていく。のだが・・・それも少し悔しい。借りた本の読書感想文だけ書いている。
そうはすごしてきたが・・・・晩年、っといっても40才近辺だが、肉体的には晩年になると、残り時間を意識し始める。特に良い本に二回めぐり合うというのは、非常に難しい。何冊も本を読んでいると、ぜひ生きている間に何度も読んでおきたいという本に出合える。ある程度金銭的余裕もできてきたのか、心の余裕ができてきたのか、これはと思える本は購入し、手元において置くようにしている
仮にそれを二度と読まないとしても・・・いつでも読めるということに価値観がある
ただ、とにかく無作為に購入するということはしていない。やっぱりケチなんだろうね。読んでみて本当にいいと思ったものは買う。そういう感じである。
終わり
となると、ナウシカの話は、どうなったってとになるので、話を戻す
早速、amazonでクリックして購入した
ナウシカは、1冊400円程度である。1000円で売ってもいいぐらいの価値はある。しかし、良心的な値段で販売されている。これは、宮崎氏の良心なのだろうか?
だから、皆さんは、新品を買ってもらってもいいかもしれない。
私は、中古を買っちゃいました。すんません・・・
amazonで中古を購入 1冊1円・・・・だけど、送料(amazon税?)が1冊250円かかります。
全7巻 約2000円で購入
古本屋は1円で売っても、アマゾンからキャッシュバックが入るから、儲けになるらしい
全7巻 とてもキレイでした。
どうみても、1回ぐらいしか読んでないでしょ。 裏事情で本屋から流れた本なのかなぁ・・・
ポスターまで入ってました
112版
ここまで版を重ねると、もう、お金を刷っているのと同じですね。
ただ、もう5年もすれば、紙から、デジタルの時代になるでしょうね・・・
紙の良さも勿論認めます。
ただ、デジタルの無限複製と、世界中に送料無料というメリットは、あまりあるものがあります。
鉛筆から、シャープペン、ボールペンになったように、主流は変わるでしょうね
数少ないコレクションに並べました
さて、書評ですが・・・・
ネットでサーチすると、ラストがあんまり良くないとか書かれているページがあり、ちょいと気になっていましたが
私としては、良かったです。
物語としては、しっかり、いい感じで終わっています
ほんのり・・ナウシカの失恋といいますか、そんな感じがありました。
前半では、ちょいとお涙頂戴で、これはこれでいいのです。まあ、映画の雰囲気ですね
ただ、後半は結構重たい感じです。でも、これはこれで嫌いではありません
映画だけしか見たことが無い人はぜひ読んだほうがいいでしょう。
エー!って言うぐらい、ゼンゼン内容が違います。
映画は、原作のエッセンスで作り直した話と思ったほうが良いかと思います
世界には、ちょいと、ラピュタな雰囲気も強く、ラピュタ信仰者は、読む価値があります。
あとは、エヴアンゲリオンは、ナウシカの巨人兵にインスパイアされているなと感じました。
パクリとか安易なものではなく。
ただ、ナウシカという名前は、宮崎氏の完全オリジナルではなく、神話の1キャラクターのようです。流し読みなので、正確には漫画を読んでいただきたいのですが・・・東京のジブリの展示場(名前忘れた)に行くと、ものすごい本を山積みした机が再現されていました。ものすごい数の本を読んでいるんですよ。
どの作品も完全なオリジナルというものはありません。いろいろな作品を読んだ刺激、自分の経験、発露したい気持ち、そういうものが混ざり合って、単なる複製ではない新しいものがにじみ出てくるのかなと思います
最後に、宮崎氏の作品で好きなところは、乗り物が出てくるところです
通称、ナウシカの飛行機、メーヴェ(ドイツ語でかもめだそうです)とっても、ググっときますね。ガンシップも好きです。
ああいう乗り物で自在に好きなところに移動できるってのは、とてもステキです。地面に張り付けられた、又、社会の規則にも縛り付けられた人間にとって、自由に移動できるというモノは、憧れのモノです。宮崎氏は、何か縛り付けられたウップンがあり、その裏返しとして、爽快な飛行感を持つ乗り物(&人物)を登場させるのでしょうか。宮崎氏の作品では、爽快に飛ぶ風景、アクションがあります。それはアニメや空想ならではで表現できる。そこが、とっても好きですね。
結構、メカに合理的なところが強く、仮想空間ながら、リアリティを感じさせてくれます。飛行機で、流れているとか表現があったり。飛行機で操縦が下手だとまっすぐ飛べないらしく、流れると表現されると、ちょいと読んだことがあります。わかる人には、マニアックだ・・・と感じさせるのがチョイとでてきたりして、そこも良いところですね。
話は、だいぶそれましたが、気が向いたら一度、風の谷のナウシカを読んでみてください
良い作品だと思います
追記
原作見直しました
映画で表現されていた部分わかるような気がします
ただ、バトルに関しては・・・漫画がステキだなって思います
一コマの表情の書き込みがね・・・映画じゃ、その1コマが省略されてる
キリンでいちばんいいところ、その1コマの描写が欠けている
ってことで、映画をみたら、また、原作読み直してくださいね
ってことで、終わり
以上
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著者 さかな mixi
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