033.IH電磁調理器 ドリテックDI210を購入する 2009.06.20

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追記1 IHで焼き飯モドキをつくってみた 2009.06.24
追記2 IHで焼き飯モドキ リベンジ 2009.06.29



今年2009年の3月、プロパンガスをやめた 099.プロパンガスを無くそう 2009.03.01
風呂は電気化した。
調理のほうは、カセットガスコンロを所有している。
実用上、全く問題ないが・・・最近、気になったいることがある。
ガスの残り残量を気にするのが面倒なのである。
当然、予備のカセットガスも用意しているから、何も問題は無い。
はずなのだが・・・
一度、ガスコンロで味わった、使いたいときに残量を気にせずに使えるというメリットを一度味わうと、戻れないのである。

要は、IH電磁調理器を購入すればいいのである。
ただ、コレを購入しちゃうと、ガスにコストで勝つ日が、遠くなるのだ。
コスト的には、我慢してガスコンロを使い続ければいいのだが・・・
毎回毎回、IHを買うか買わないかで、悩むのも腹が立ってきた。
精神と時間のコストが無駄である。
そこまで欲しいと思うのなら、買ってしまうことにした


購入したのが、ドリテックのDI210 8000円ぐらい
輸入品である。

小さいタイプのくせに、1000Wで、温度調整機能がついている。
通常、小さいタイプでは700Wぐらいしかパワーは無いのだ。

本当は、パナソニックの大きい奴がいいなと思っていた。
ただ、台所が小さいので、置く場所がかなり苦しい。置く場所があれば、有無を言わずパナソニック製を購入していた。 

 


以前、購入していたIH対応ナベ
ナベまで購入しておいて、IHの導入は見送っていたのである(笑)
アルミはIHに対応しないので、裏にステンの板を引っ付けてある。単にステンのナベがいいような気がするが・・
重さの部分で、この組み合わせなんだろう。


フルパワーの図
独特の高周波っぽい音が発生する。
通常加熱では、ほぼ無音。


一定温度モードの図
IHならではの機能です。
ただ、使わないだろうな・・


IH電磁調理器は、大抵、後ろからプラグが出ている
マンションの台所では、これが邪魔、大きなタイプの電磁調理器はあきらめた
左側につけてくれればいいのだが・・


沸騰パワーテスト
1Lの湯を沸騰させてみた ガスは6分ぐらい、約9分ぐらいでIHは沸騰

勝負は、ガスコンロの楽勝。
小型のIHは、絶対火力はかなり小さく、瞬発力が無いのが辛い
そういう、瞬間パワーにこだわる人は、ガスか、高出力IHがいいだろう

小さいIHが、使えないかというと、そうでもない。
味噌汁やおかゆ、揚げ物などは、瞬間パワーは必要ない。そういう料理なら、小さいIHで十分だろう。


ちなみに、TFALの湯沸しポット(1500W)なら、4分程度で1Lが沸騰する
どうしても、早く湯を沸かしたいのであれば、こっちで沸かせば、済むだけの話。


とりあえず、せっかく購入したので、おかゆを作ってみた。
ふむ、一人者程度の量の煮物には特に問題なし。
多人数用の料理なら、完全にパワー不足です。素直に大きいIHを複数買いましょう。

調理器具、電気化完了。
あとは、土地と太陽電池パネルとバッテリーがあれば、光熱費0も可能だ
今の電気代が1400円程度。仮に、100万の太陽熱発電セットを購入したら、回収できるのは・・・
機会があれば、太陽発電システムを組んでみたい

とりあえず、一区切りついた感じがする。
IH、壊れるなよ(笑)





追記 IHで焼き飯モドキをつくってみた 2009.06.24

 


試しに焼きメシ(蒸しメシ?)を作ってみました

1.野菜と肉を切る 大きさが結構重要
2.肉を炒める 塩コショウをする
3.たまごを入れる
4.野菜を入れる
5.ご飯を入れる お茶碗半分ぐらいでいいかも
6.蒸す
7.食べる 味が物足りなければ、ソースとか、


とりあえず、加熱すれば食べられるので、誰でも作れる料理です
野菜の大きさがミソです



揺らしている動きのある写真の図
カメラが動いているだけだな(笑)


まず、肉を炒めます
IH、めちゃパワーありません。
通常のガスなら、ちゃちゃっとしないと、すぐに肉が焦げてしまいます。
料理はスピードなのです
しかし、パワーがないせいか、ぜんぜん焼けません。

順番に調理をして食べてみると・・・ちょっと焼けていません
うむ・・・ガスのリズムでやると、早すぎてダメみたいです
お湯が沸く時間が1.5倍ですから・・・ゆっくり調理しないとダメなようです
IH=ダメというわけではないと思います。 ハイパワーIHなら、ガス並のパワーがあるので特に問題ないかもしれません
お湯が沸く時間が目安になると思います。

もう一つは、ナベの熱容量です。重たい方が当然、熱を保持する量が多くなります。
一般的にIH用のナベは、アルミ併用で軽量になっています。これだと、熱容量が少ない。
重たいステンタイプのフライパンなどで、じっくり余熱してから調理スタートすれば、カラっと炒められるかもしれません。

どちらにしろ、パワーが低いのは明らかです。
ガスのリズムで料理を作ると、全然ダメですね。当然、このIHのパワーに関してです。システムキッチン用のIHでは、2kw、私のIHの二倍のパワーがあるので、問題ないと思います。










食べられないことはありませんでしたが・・・ちょっと微妙な味でした。
キャベツがイマイチだったかも
今度


、カセットコンロで作ってみます

追記2 IHで焼き飯モドキ リベンジ 2009.06.29

会社が終わったとき、気分が重い
今日は何を食べようかという問題は、とっても重要なのである
トボトボと歩きながら、考える。
やはり、IHでも、ヤキメシモドキをうまく作りたい。
もう一度チャレンジしてみよう

実は、あの後、いくつかの問題点が発見された

1.火力自体が少ない
2.ナベが軽量タイプである為、アルミが多く、熱保有量が少ない
3.十分加熱する前に、肉を投入してしまった
4.鶏肉自体があんまりいい肉ではない 少し臭みがある
5.鶏肉の大きさが大きかった
6.どちらかというと、モヤシはイマイチ
7.味が薄かった




材料
ニンニク 1かけら
チンゲンサイ1束
たまご1個
冷凍しておいたご飯 小さいお茶碗1杯分
にんじん 1/2
冷凍鶏肉 (前回のあまりおいしくない肉)
(タマネギがあってもいいかも)

コショー


沸騰したお湯をおわんに入れ、冷凍していた鶏肉を放り込む
解凍と同時に、少し油が抜ける
冷凍していた鶏肉は、ちょっと大きすぎた。解凍された鶏肉と、小さく切り刻んでやる
ちょっと熱が入って白っぽくなっているので、切りやすい。
生肉は、なかなか切りにくいのだ。


今回は、ニンニクを用意した
ニンニクは、ある意味邪道な調味料である。カレーでも、お好み焼きでも、入れてやるととってもおいしくなる。
肉と合うのだ。
肉の臭さが気になっていたので、効果があるに違いない

にんじんは、意図的に細か目に切る 
面倒だが、適度な細かさに切るのがおいしく食べるコツだ。
大きさ、きり方で全く味が変わる。おいしい大きさというのがあるのだ。
5mm角の長さ2センチ程度の大きさにした

チンゲンサイは、どこまで小さくするか悩む。
おいしい野菜は、半生でちょっと熱が入るだけでも十分おいしいのだ。あまり熱が入りすぎると、おいしくなくなってしまう。
5mm幅、長さ5センチ程度に切る。


調理開始

今回は、ナベをしばらく加熱した
どうも、火力が弱い。フタをしないと十分に熱が集まらない。
ガスなら、焦げ臭い匂いがしてくるのだが、小さいIHでは、そういう変化がなかなか出てこない。
焦らず、他の準備をしながら待つと、ナベは熱気を帯びてきた

ニンニクと、鶏肉、にんじんを放り込む
前回と違い、土砂ぶりの雨音のような元気な焼ける音が聞こえる。
小さく切ってあることもあるのか、あっというまに熱が通る。食欲をそそる香ばしい匂いが漂う
コレだけで食べてしまいたいぐらいだ。
タマネギも入れたらおいしいだろうなっと、後悔する
十分に塩コショーをした

そして、よく溶いた卵を入れて、焼く
卵を入れるタイミングは、イロイロ試行錯誤した
ご飯や葉野菜を入れてからでは、水分が多すぎてベチョベチョになる。
水分が少ない状態で卵を入れてやると、しっかりとした固形になってくれる



ここでチンゲン菜、電子レンジで解凍した玄米を投入
火力が無いので、全然焼けない。
これでカラッと炒めるには、かなりの強火と、かなり大きな鉄ナベが必要。
業務用レベルが必要になる。
以前のプロパンガスでもダメだった



仕方ないので、フタをして蒸す
以前のガスのタイミングと、全く違うので、難しい。
ガスだと、油断すると火が通り過ぎてしまう。この1KWのIHではそれが無い。
ちょっとあけて、食べてみて、具合を確かめる


完成!
この野菜炒めもどきは、ちょっと水っぽい。
しかし、単に水っぽいのではなく、肉のエキスと野菜のエキスがタップリご飯に染み込んで、おいしいのである。

水炊きだと、おいしいエキスが水に溶け込んでしまう。そのダシを捨てるのがもったいない。
雑炊にするという方法で食べる方法がある。残念ながら、エキスが薄まっている。
ヤキメシだと、エキスが薄まらないのだ。

それに、エネルギー面でも炒めた方が効率がいい。
水を沸かすのに沢山のエネルギーが必要なのだ。かなりのガスを消費する。
これは、実際に計測してみた。煮込み料理より、炒めたほうが効率がいい
水炊きもおいしいので、エネルギー効率は二の次だけど・・

さて、お味は・・・

うむ、おいしい
マジカル調味料の、ニンニクがモロに利いている
前回は、ただ単に、ニンニクが足りなかっただけかもしれない

チンゲン菜がおいしいだけかも・・・
チンゲン菜って、癖がなくて、歯ごたえがあり、白菜ほど水っぽくなく、かといって食べにくいわけではない、。
とってもステキな野菜なのである。

とりあえずIHでもヤキメシが、ホドホドのものが作れるようなので、IH導入問題も、一件落着である


もし、ヤキメシ、安くて簡単でうまそうじゃねぇか、と思って、始める方がいたらうれしい
野菜を切るのが少々手間だけど、はっきり言って弁当より数倍うまい。
それに、肉をタップリ食える。野菜も食べられる。
後片付けもナベ一個、茶碗一個の最小限で済む。
冷凍ご飯も消費できるし、季節の野菜を放り込んだりと、変化とつければ、飽きない。

ただ、肉の油には気をつけて頂きたい。
ヤキメシのおいしさの秘訣は、肉汁(=油)をご飯が吸収する部分にある。これが、本当にうまい
試しに魚介類で試したが、ぜんぜんおいしくなかった。

牛、豚には、とんでもない油の量が含まれている。
一度水炊きして頂くと判る。煮込み終わった水が冷えたとき、大量の油が浮いて固まる。。
焼肉でも、余計な油が鉄板に抜ける。しかし、ヤキメシではその油を全部ご飯に吸収させて食べてしまう。

だから、毎日楽しく、牛、豚で、ヤキメシを食べていると、あっというまに太る。
実際、私は太り、鶏肉に戻した。鳥だと大丈夫。保証はしませんが(笑)
だから、ちょっとおなかの肉を気にしている方は、肉の量自体を少なめにするか、油分の少な目の鶏肉にする。
もしくは、一度湯通しして、油分を抜いたりとちょっと工夫したほうがいいかと。

以上、長い駄文を読んでいただきありがとうございます。

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