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49.ガンジーの本を読む 2008.09.04


47.7つの習慣 最優先事項という本をよんだ。 この著者は、ガンジーの言葉をえらく気に入っていた。
個人的にも、非常に気に入った。すべてがつながっている、一部だけ良くはできない、という考え方は、実際当てはまっているだけに納得である。

ってことで、図書館で探して読んでみた

意外なのだが、ガンジーで検索するとほとんど本がヒットしないのである。
歴史など苦手な自分でも非暴力で独立とかうまくやった人ということで、ガンジーの名前を知っているのに・・


ガンジー自立の思想 自分の手でつむぐ未来

やっと見つけたのがこの本
読んでみて納得である
ガンジーは、資本主義、現代社会を否定しているのである

まず、歴史はまったくダメな人間なので間違っている部分が多いのでご了承いただきたい

インドは、イギリスに支配されていた。
その状態で、最下層の人の為に活動したのがガンジーである

資本主義のシステムとは、結局、安いところで買って、高く売るのである
発展途上の国では、軍隊に占領され資源を安く買い叩かれ、完成品の商品を高値で買わされる
つまり、ババを引く国があるから、楽ができる国があるのである。

そういうどうしようもない状態から脱出するためにガンジーが考えたのは、自給自足である
質素な服を着て糸をつむいでいる写真がある。衣服を自分たちで作り、自国民でそれを購入しよう。
そうすることで、自分たちで生きることができる。
大量生産で効率よくモノをつくるということは、すばらしいことだが・・・多くの人の仕事をなくしてしまう。
みんな、シンプルな自給自足の生活をすれば、みんな幸せになれるよ。自分の体の範囲で生きよう!
ってのが主張のようである
(間違っているかもしれない)

確かにそのとおり!
すばらしいと思った。
仕事で町を車で走っている。車ばっかり大量に走っている。
日本に資源はない。むやみに巨大な鉄の塊を大量の燃料を燃やして動かしてる。
こんなのぜったいに長く続くはずがない。
そんな感じがする

しかし、もう引き戻れない

贅沢を知ってしまった以上、人々はもう戻れない。
中途半端にやめてしまうとほかの国に食い物にされてしまうだけだ。
ほかの人に食べられる前に、食べてしまえ!
日本としては、もう、やるしかないのである。

ちょっと重たくなった



ただ、生きるヒントとして、もう一つの視点を得た
モノがあることが、幸せではない。
モノ(カネ)にとらわれていた自分の心に引っかかっていたものが、取れて、ほんの少し軽くなった。
残念だがら欲は捨てられないようで・・(笑)

違う視点を得られたというのは、なかなか有意義でした。 
カネもちを見ていてチクショーってちょっぴりドズ黒いオーラが出ていたのですが、フウーンそうなんだって流せる感じになりました


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