031.CBR250R ライディングをちょいと考える(速くではない) 2011.05.17

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今、3000キロぐらいで、まだ、新車パワーは残っているらしい
ちょいとCBR250Rについて、思うところを書いてみようと思う

今の状態は・・・

>軽くて面白い(コーナーに関しては)

>いままで走ってきて面白かった道&走って面白い道をイロイロ遠征(継続中)

>イロイロ考えたり、走っていたりすると、うまく走れなくなってきた

>偶然、図書館で、昔、オススメされた本を発見「バイク曲がれる大図解 なるほどと、感銘する

>本を結構まじめに読み込む。レプリカの乗り方を勉強する。で、六甲に行って試す。 リーンインしてみる。
時々うまくいくと、とっても面白い。たぶん、速度は速くないだろうなぁ・・(笑) でも、まあ、おもしろい
恥ずかしいから、だれもいないときにする。
毎回腰をずらすのも疲れてくる。 こりゃ、ツーリングでやってられない。ヘアピンなど特殊な状況では使えるかも。
それに、なぜかわからんが左に曲がれない。
本にはイロイロアドバイスが書かれているが、イロイロありすぎてよくわからんようになってきた

>もう一度、読み直す。ネイキッド版の説明も読むが・・・うーむ。
もっと要点を絞った3章 曲がれるためのトライ&スキルでは、曲がる瞬間のワンポイントが書かれてある
肩入れと、リーンウィズの要点をまとめてから、もう一度六甲で試す
特に、「重心移動の際、アウト側の肩を下げる(気持ち)」ってアドバイスは、かなり効いた
背骨がうまく動いて、いい感じに重心が移動、片側のお尻に重心が移動する
左もそこそこ曲がれるようになる
油断すると変なクセがでて、曲がれなくなるが・・・また、思い出してやり直すと、なんとか曲がれる


こんな感じである

ま、うまい人は何も気にせずに自在に曲がれるんだろうなぁ・・・
センス無い系で、あれこれ考えすぎてダメになるタイプなので、
シンプルなものに集中しようかなと考えている。


向き変えのテクニックは、大変面白い
ブレーキをつかったコジリだと思う

ブレーキをかけていると、曲がりにくくなる。(細かい動きがあるかもしらんが、そこは省略)
オーバースピードでコーナーに突っ込んで、ブレーキをかけながら曲がろうとして、当然曲がらなくて、アウト側に突っ込むってのが定番事故パターンである。

ブレーキをかけて、曲がりにくくなっているときに・・・・体重移動で重心を大きく移動させておく
ブレーキを解除した瞬間、車体が重心の位置にバランスをとろうと角度を変化する。
そのとき、バイクが曲がろうとするのを、人間が邪魔しないようにする(抜重) 

なるほどなぁ・・・・と
本能でわかってはいたが、具体的な手順でってのは知らなかったので、参考になった

特に、峠で、ブラインドコーナーで使える
見えるところまで突っ込んで、角度を変えて加速。
向きを変えやすく、加速パワーがあるバイクならではの面白い走り方ができる
まあ、比較的、安全に曲がれるかもしれない。


面白くてクイクイ試していたが・・・
どうも、曲がりすぎる。意味もなく、急角度に曲がって、オットットと戻している
加減が難しいようだ。

それに、毎回毎回ブレーキをかけていられない。
そんなにスピードは出ていない状況で曲がるときはどうすればいいんだろう・・・・
本に書いていた答えは、「ちょいと加速して、ブレーキをかけられる状態に持ち込む」そうだ。


このブレーキを使った向き変えは、ヘタクソながらでも、目からウロコで、曲がれるようになった
まあ、マダマダなんだけど、どうすれば曲がるか、ちょいと道が開けたような気がする

あんまり飛ばさないときにどうすりゃいいのかなと


でも、実際、そんなに、いつもいつも攻めているわけにはいかない。

ブレーキ面倒だし・・・ ブレーキをかけるほどでもない速度で、クイットまがれないもんかなと
ツーリング中だと、コーナーを楽勝に曲がれる速度で流している状況が大半なのである。
ただ、そこでもクイっと曲がりたいし、滑らかに走りたい

直線でフラフラとか、コーナーでフラフラとか、イロイロ試した

特に抜力ってのは、難しい。
どうやら、バイクはかなりクイックにグイグイ曲がるのだが、人間が邪魔しているようだ。
気が付かないうちに、手でハンドルを押したり、ステップで重心を他のところに移動させたりして、曲がりにくくしている。

ちなみに、バンク角度変化中、一定旋回中は、お尻以外に力は入れない様子である。
まあ、バイクなりに走らせるという意味で
バンク角を変化させる前の準備の際やバンク角の変化を止めるときにステップ加重をする。

いままで一生懸命旋回中にステップに加重したりしていたが、あれって全く意味がなかったんだ(笑)
実際に試して実感。
完全にはできていないが、確かにこっちのほうがラクチンでイイ。もうちょっと楽に走れるかも
ただ、向きを変える一瞬には、すごい力が必要かも。

基本的に、本に書いていることを試して、実感してみるようにしている。


本来の動きをつかんでみようかなと


なんとなく、わかってきた。
ただし、本格的にやろうとすると、結構ややこしい。
コーナーの組み立てかた、体の使い方とか一杯要素がある。
まあ、逆に言うと、バイクは奥が深くて面白いってことなのだが・・・

ここで頭に詰め込むと、また、グチャグチャになってきそうなので、走りながら、ちょいと整理してみた

自分の目的はというと、気持ちよくスムーズに狙うとおりに曲がりたい。


とりあえず、抜力して、本来のバイクの性能を感じてみよう
向き変えのテクニックは、とても面白いが、その前に、フツーに自然体に曲がってみようかなと。

CBRは、ポジションがたっているとはいえ、結構前傾である。
これは、まったり乗るときは、なかなか辛い。
正直、峠を流す速度レンジなら、ネイキッドや、セローみたいなポジションが乗りやすいかなって思う。
ポジションが立てば立つほど腕に余計な力を入れなくていいので、自然体に走りやすいのではないだろうか
セローで何も考えず、意外とバイクなりに走れたのは、ポジションが大きな要素じゃないかなと思う。

ただ、高速を120以上で走るとなると・・・・
風の抵抗を少なくするために、前傾姿勢が絶対必要である。
100キロぐらいで巡航も可能だが、高速がとってもしんどい。私の場合、腰に負担が来るようで、走れなくなってしまった。

じゃあ、高速に乗らなけりゃいいじゃん・・・ってのも一つの答え。
ただ、遠くにいけなくなると、バイクが面白くなくなって、ほんとうにバイクをやめそうになった(笑)
バイクに乗る原点の一つに、遠くに行きたいってのがあるんだろうなぁ・・・
セローは、とってもいいバイクで、一生乗るかなって思うぐらいだったが・・・・
そういう理由で、降りた次第である

話がそれてきた

私が思うバイクの理想は、上体がタチ気味で、腕に力を入れなくてもいい乗車ポジション+120巡航で快適なウィンドプロテクション である。

スクーターは安くてラクチンなのだが・・・変速比を好きにコントロールできないので、今回は除外。

セローやネイキッドだと、100キロぐらいからの強烈な風圧に耐えられない
風防をつけるって手もある。そうすると・・・・極端に走行能力が低下する。パワーが足りなくなる


で、パワーを増やそうとすると・・・・車体が200キロ級に重たくなってコーナーが面白くなくなるし・・・
ブレーキ、タイヤも高価なものが必要になり、燃費も低下して、げんなりする。

ビッグバイクは一つの理想の一つと思われているようだが、意外と大きな犠牲を払っている。
重たいバイクってのはやっぱり峠では面白くない。
重たい奴は、曲がりにくい。小さいバイクに乗って感じたことだ。
実は、思っているよりはクルクル曲がってくれる。ただ、六甲とかの厳しい道ではやはり速度を落とすのが無難だ
足で地面を蹴ったらなんとかなるバイクと、ちょっと傾けたら支えきれないバイク・・・変なところを走るのはどっちがいいかというと、軽いほうがいい。
セローとか原付とかのほうが速くて面白い道がある。

あれもコレも、欲しいのは欲しいが、どこかでバランスをとるしかない
へんなウネウネを走らないのなら、ビッグバイクがいいんじゃないかなぁ・・・
私は、やっぱりウネウネが好きなので、軽いほうがいい。
ってことで、今回はCBR250Rなのである。


話がもう一回それてきた


腕の力を抜くことに意識すると、意外と手でハンドルを押していることに気が付く
ステップも意味が無いところに力が入っている。
こりゃ、先は長そうだな・・・とゲンナリすると共に、課題がすこし見えてきた。

ちょいと気が付いたのは、ハンドルをちょいと小細工すれば、ブレーキの代わりにクイッと曲がれるきっかけになりそうである
ただし、これは、抜重の自然体の乗り方ができていることが前提。
そうじゃないと、つねに腕に力が入ってバイクなりの本来の曲がりという、おいしいところが引き出せない
変なくせになりそうなので、あまり頼るのも危険かもしれない。


基本は お尻(重心移動)で走る かなと。
 + 応用テクでクイッと曲がる 

とりあえず、当分、六甲でマッタリ練習だなと。
そして、日本のいろんなワインディングをもう一度走ってみたい



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