016.CBR250R MC41納車 2011.04.13

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これまでのあらすじ

セロー250に乗っていたが、高速に乗るとかなり辛い
どう辛いかというと、持病の腰痛が発症する。
80キロ以下で走ると大丈夫なので、それで走っていた。
しかし、だんだん走らなくなってきた

実際、そんなに高速に乗ることは無いのだが・・・・
「遠くにいくことができない とってもしんどい」という圧迫感からか、ほとんど乗らなくなってきた。
セロー250はいいバイクなのだが・・・ 
そんな時、CBR250Rが発売された、見かけたので購入した


バイクを取りに行く

バイク屋から連絡が無い。
正直、結構怒りモードに入っていたのだが・・ 
携帯を見ると、着信アリになっていて、伝言に納車可能ですとの伝言が
仕事で気が付かなかったらしい


金 30万
牛丼一杯300円とすると、1000杯食べられる。一年間、朝昼晩、牛丼が食べられる
乗り物としては、安い部類だが・・・
冷静に考えると、結構大金である。


地下鉄で移動
PM7時 通勤ラッシュ時間
背広な人ばっかりの中で・・・バイクウェアはオレ一人
(ちなみに、時々バイクウエアで地下鉄に乗っている人はいる さすが都会)
ヘルメットをバイク屋に置いていて正解だったな・・・

だんだんと、気持ちが高まってくる
これまでは、正直そんなにワクワクしなかった
が、急にワクワクしてきた。
昔を思い出す 



店員さんの説明を上の空で聞き終わり・・・
早速出発





第一印象
は、セローに比べ発進が難しいってこと。
まあ、セローは、アイドリングで走れるぐらいのセッティングだしなぁ・・
後でだんだん慣れてくると、少し気にならなくなってきた。ちょいと練習が必要だな。

運転した感じは、ポジションが変わったセローって感じ
単気筒のせいだろう。セローより単気筒のパルス感は強いのは意外だった
エンジンの音がカウルに反射して人間に来ているのかも知れない

ミッションのタイミングがぜんぜんつかめない。うーむ・・・

あと、チェーンらしき、チャリチャリ金属音が気になる
安いチェーンだからか?ちょいと確認する必要アリ。
そういえば、昔のCBRに乗っていたとき、こんな音がしていたような記憶が有る。
セローのチェーンは、シールチェーンの高いやつだったと記憶している。
有る程度速度が出ると聞こえなくなる。
チェーンオイルを差してみて、どうかだな

 


とりあえず、重たいマニュアルを自宅に置くことにした
2800円ぐらい? 安いなぁ・・・ 
整備しない人でも、詳しい説明書として、一冊手元に置いておく事をオススメする。

ちなみに、今はCD−ROMでPDFで配布らしい。
PDFは、文章検索できるので、紙より便利な部分がある。

 


トリコロール

正直、アンマリ好きじゃないのだが・・・
真ん中の赤色(CBRの文字のところ)が、鳥みたいな形なので、まあいいかってことで
あと、写真じゃ分かりにくいが、青色にメタリックが入っていて、ちょっといい感じ

個人的には、銀色だったのだが、国内では設定が無い。
その次は、赤色(アカメタ?) だったが、まだ見たことは無い

若いカラーもいいんですけど、ちょっとジジイ向けの落ち着いた渋い色を出して欲しいもんです
定番無難カラーのシルバーが無いのが残念

ま、乗ってしまえば、何色でも可愛く見えるもんです。そんなもんですわ




リヤシート
シートのヒモがありません。

 


シートのフタをあけたところ
ちょいと分かりにくいですが・・・ 工具が入っています

工具の品質は・・・・ ギリギリといった感じ。
スパナ、六角レンチは、精度のいいヤツに入れ替えておくことをオススメします




なんと、工具を入れた上に、バロンロックが入りました
ちょいと上の方に空間に余裕があるみたいです
純正ETCの固定位置は、ココっぽいです




細い棒を沢山組み合わせて作られています
現代のコンピューター解析の力を用いると、細い棒をチョイチョイとうまく組み合わせたほうが、面白いものが作れるのかもしれませんね
あんまり高い負荷をかけて走れないので、なんとも・・
フレームの違いが分かるのは、高い速度で、コーナー中のうねりですね。
あえて逃がす動きをする場合もあります。その辺のうまい逃がし加減が気になります
ただ、エンジンパワーが少なめなので、なかなか高G領域には入りにくいんじゃないかなと思います。

私のレベルで考えられるのはそれぐらいです

 


セローで使っていたメンテスタンド(ただの木の板)は、使えません・・・・
あんまり整備はしませんが、チェーンだけはグリスアップしてます。リヤタイヤを浮かす何かいい方法は無いかなぁ・・・



荷物を積載してみました
オフ車のようにリヤシートと、その後ろの高さに段差が少ないので、大きい荷物でもソコソコ積みやすい感じです

このネットも、だいぶフニャフニャなんで、もう寿命ですね




ちょいと新御堂を走って、コンビニで休憩
結構寒いです

フラッシュが炊けなかったので、こんな写真です


どうも、クラッチの遊びが多すぎて、走りにくい・・・・


クラッチ位置調整のネジのロックがユルユルでした・・・・

それと、位置調整ネジが・・・スムーズに回りません。うーむ、日本製じゃ考えられないっす
締め込み失敗したのかなぁ・・・
奥のほうに入れてやると、スムーズに動くようになりました
サキッチョギリギリにしていたので、回りにくかったのかも

2011.04.16 追記  
サービスマニュアルに、調整ネジが長く出ている状態で、クラッチを操作すると調整ネジが壊れる、との注意書きあり。クラッチレバー側で調整しきれないときは、エンジン側で調整する必要が有る。
どこかで調整ミス?



ただ、ハンドル側の調整ネジを奥に入れると、クラッチがユルユルになってしまいます



エンジン側でクラッチの位置を調整することにします



クラッチの位置決め金具は・・・ 12と14のナットで固定されています
入っているスパナは、12と14のコンビです

緩めることは、できるのですが・・・ しっかり締められません。片側だけでは、スリップしてしまいます



仕方ないので、ケーブル側の金具を8mmスパナで固定することで、12のナットをある程度締め込みました。
有る程度右側のナットを締めこむと、滑らなくなりました
左側のナットもしっかり締めこむことができました

クラッチを調整して、遊びを少なめにすると、ちょっといい感じになりました
あとは、練習あるのみです

前半の1−2−3のギヤ比が開いているので、難しいですねえ・・ 練習します



ちょいと休憩

 





72キロ、2リッターでした
70−90巡行で、36ぐらい。 こんなもんですね
セローとおんなじぐらいかも

もう少し速度を出したときの燃費はどんなもんでしょうか。恐らく、空気抵抗が少ないので、100キロ近辺の巡行では、セローよりは伸びそうな感じがあります
ただ、80キロまでのレンジでは、低速重視のセローの方が伸びる感じがあります

走行中、クラッチを切ると、自転車みたいに空走します。結構、滑走できます。駆使するとかなり燃費を伸ばせると思われます。
でも、エンジンには良くないかもなぁ・・・



スキ屋で牛丼食って、帰りました


ミラーは、こういうときちょっと便利です(自己責任で)
やっぱり、リヤボックスがあったほうがいいなぁ・・

ミラー、死角が結構あります、直接視認を忘れずに・・・・

左のミラーを真後ろ確認用に
右のミラーは、追い越し車線が見やすいように 
調整しました



ネコが入り込まないよう、シートを持ち上げてます。
密封だと、住処になっちゃうので・・・ あと、プラスチックの芝生も効果あるみたいですね
今度見かけたらかっておきます

 


お祝いして終了です

 

さて、気が付いた点を書いておきます
飲んだビールが消えるように、消えちゃいますので

ポジション
意外と楽。 セローからそんなには違和感ありませんでした
個人的には絶妙で、気に入ってます。
多少高めで、町乗り重視っぽい感じですね
クロスバイクで、ハンドルとサドルの高さが平行な人なら、ゼンゼン楽勝でしょう。

これが高くなってくると・・・腕は楽になります。
しかし、風圧がきつくなってきます。風圧を和らげるために、大きなシールドをつける。
そうすると・・10キロぐらい最高速が落ちます。10キロってのは経験値なので、もっと違うかもしれませんが・・・
速度の乗りが結構変わってくるので、大きいです。
私の場合は、腰がとにかくヤバイので、腕に多少負担がかかってOKなんで、このポジションでOKです

高速で100キロ程度ぐらいからは、もっとハンドルが低くてもいいかもって感じました
ただ、アンマリ下がると、町のりで前のめりになり、マッタリ走れなくなります
マッタリ走りつつ、適度な前傾で、ま、いいかなと
個人的には、いいんじゃないかなって感じです
あとは、ちょいと走りこんで見ないとなんともいえません


ハンドリング
峠は走っていないので・・・
さすがにUターンは、セローのようには行きません。ハンドル切れ角は大きめに作ってあるみたいです
低速小径ターンで、切れ込むクセが少ないので、意外と小回りしやすいです。
ただ、タチゴケしたくないので、横着せずに、足をついて丁寧にUターンです

とっても軽いので、足でグイグイ移動できます

タコメーター&慣らし運転
久しぶりに回転数見ました。やっぱり、無いよりはいいですね。 滑走する時の回転あわせの際、楽です。
2500−3000に一つの小さい山
5000ぐらいから盛り上がってくるものがあります。結構、痛快で吹けきらせたい!って気持ちがわいてきます
そのへん、面白いんじゃないかなって感じがします。

慣らし運転については、マニュアルには細かい指定はありませんでした。
初回オイル交換まで、全開はちょい我慢してます

ブレーキ
ぬるいです 
セローの方がよっぽど効く感じです

いいふうに言うと、微調整しやすいです。
悪く言うと、ゼンゼン効きません。メカ式ABS状態です。


フロントは、握りこんだ分、効いてくる感触です
個人的には、レバーのストロークが大きすぎると、逆にコンロトールしにくい。
もうちょっと効いてもいいかなという感じがあります
国内仕様なパットなのかなぁ・・・ パーツリストの番号を見ると、分かっちゃうんですけどね


リヤはかなり効きません まあ、オンロード車ではこれが定番みたいなもののようですが・・・

セローでは結構簡単にロックできたんですけど・・・ CBRではかなり思いっきり踏まないとロックしません
タイヤの違いもあると思いますが、ここまで効かないのも、もったいない感じがあります。 

ちなみに、フツウに走るには全く問題なしです
ただ、もうチョイ初期制動が高めのパッドにしたいですが・・・
高速のマージンを考えると、これがいいのかもしれません。
まあ、走りこんでみます


伏せられるってのがいい
前傾なので、伏せられます
100キロぐらいから、風圧が強くなってきます。そこで伏せると自分も楽だし、バイクも楽
自転車に乗ったことの有る人なら分かると思いますが、下り坂で自分が伏せると、空気抵抗が下がって速度が上がります
その感じを実感できる

ビッグバイクを知っている人間なので・・・100キロ程度で伏せるのも、カッコわるいんですけど(笑) ビッグバイクだと、100キロとか入り口なんですけどね。

感覚ですけど、CBRはスクーターやオフ車に比べると、空気抵抗が小さい。だから、100キロから伏せると、思っているより簡単にスルスルと速度が上がってくるんです。
結構、スルスルスピードがでるなぁ・・・(250にしては)ってのが面白いと感じました。
自転車に似てる感じあります。下り坂で伏せているとドンドン速度が上がっていくあの感覚。 無理にゴリゴリって感じではなく、スルスルって効率がいい感じ

若いとき、伏せて走っていたのを思い出しました(笑)
それがしんどくてイヤだったんですけどね。いまだと、ちょっと新鮮でいい感じです。





運転しやすいか?

フツウに乗るには簡単だけど、やりこむと結構難しい。

クラッチのタイミングとか、回転数コントロールとか、ビシっとやろうとすると、かなりシビア。
でそこが、歯ごたえがあって面白いですね。

初心者の人が、最初にCBR250Rに乗って、結構てこずるかも(特に発進)
ここで、大型はもっと難しいんじゃないかと思うかもしれません

実は、大型は、もっと楽です。
優秀なバイクだと、半分オートマみたいな感じです
ラクチンに走れるから、高いんです。

その代わり・・・重たくなってしまうので、ダイレクトにコントロールする感触が薄くなっていく。
快適なんだけど・・・失うものもあるんですよ・・・

大型から、こういう小さい排気量への移行ってのは、ミジメな部分もありますが・・・かなり面白い一面があります。
難易度の高いパズルみたいなもんでしょうか。
変人かもしれません。

ちょいと、乗りこなせるよう、がんばってみようと思います


最後に腰

一番心配だったのが腰です
このタイプで腰が痛くなるようなら、正直なところ、バイク終了かなって思っていました

そんなに痛くならなかったので、なんとかいけそうな感じ・・・かも
高速に乗ってみたいと思います
筋力トレーニングは継続してやる予定

ってことで、ひとまず今日は終了

 

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