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さかなのおすすめの本 007.幸せのタネをまくと、幸せの花が咲く 岡本 一志 2014.03.21

図書館の返却棚においてあったものを偶然手にとってみたら、面白かったので購入した

「幸せになるには系」の本

「何事にも原因がある 悪い状況を良くしたければ、行動を少しでもいい方向に変えていこう」
という、合理的な考え方
理系の男性で、悩んでいる人にはピッタリくるかもしれない(男性は理屈が好きだから)

宗教というと、運命とかそういう意味もわからない方向性を想像していたが・・・
仏教は、意外と現実的で合理的な考え方なんだなと、感心(原典を今度調べてみます)

さて、内容ですが・・・
一般的な悩みの内容に対し、前向きなアドバイスという形で書かれています
具体的な相談内容に対しての返答という、実戦形式の内容もありますので、非常に身近に感じます
人間のドロドロしたり、ウジウジしたりする部分に関して、ズバっと理論的に(<ここがミソ)対処法を書いてあるので、非常に面白いです。

私を含め特に宗教は無いというのがほとんどの人だと思いますが・・・日本人の根底には仏教の流れもあるんだなと、ちょいと感じました。
小さいところから、合理的な面は、トヨタ生産方式にも通ずる感じもありますね

文章も読みやすいです。著者は、頭がいい人だと思います
D・カーネギー氏の 道は開ける、人を動かすと共通点が多くあります。 いい本は同じなのかもしれません
ただ、幸せのタネの方が、日本人向けで親しみやすいです。
ちなみに、1が気に入った人は2を読んでも楽しめると思います。


ちょいと幸せじゃないけど、一体どうしたらいいんだろう・・・と悩んでいる人にお薦めしたい一冊です。


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