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さかなのおすすめの本 006.サーキットライディングを科学する 和歌山利宏 2014.03.02
先日、バイクのライディングの件で知りたいことがあり、本棚から取り出して読み直してみた
ものすごく参考になった。
こういうとき、本は素敵である。1回でも読み直すことがあれば、元が取れるともいえる
自分は、基本図書館派だが・・・ 読み直すかもしれないと思う本は、手元に残すようにしている。
バイクは、感覚の部分が大きい乗り物である。自然体で速い人がいる。
しかし、バイクは、メカであり、科学や物理学の集まりであり、理系のパワーで動いている。
タイヤの摩擦力であったり、ブレーキの構造、サスの動きの仕組み、さまざまな科学で構成されている
動く仕組みを知らなくても十分乗れるのだが・・・ 仕組みを知っていると断然面白くなる。
サーキットで速く走ることを目的に、基本から説明してくれている
たとえば、曲がる力には2種類ある。
1.バンクさせると曲がる力 2.ハンドルを曲げると曲がる力
二つの曲がる力が合成されて、曲がる。
本の中にはグラフまで用意されていて、データー的に見ることができる
(ほかにも多くの貴重なデーターグラフが掲載されており、このグラフイメージは、非常に参考になる。 開発ライダーならでは かもしれない)
「あまり倒さなくても曲げる方法がある」 というヒントになる
うまく乗るために試行錯誤する。そんな時、このような基礎知識の有り無しは、大きな差となってくると思う。
バイクが曲がる原理が知りたい人
積極的に曲げる方法を知りたい人
タイヤ、サス等 バイクの設定を変更するにあたり、まったく見当がつかない。参考になる基礎知識を知りたい人
にお薦めします。
サーキットライディングとあり、専門的な内容が多いのですが・・・軽く峠で走りを楽しんでいる人にも十分参考になります
普通のライテク本では、理屈が物足りない人にお薦めかもしれません。
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