01.水槽設備、住人の紹介 2005.08.28

子供のころから動物が好きです。現実的な妥協で、現在熱帯魚を飼っています。
犬、ネコ、鳥は、独り者で家を空ける人間には、難しいですね。普通の生活が出来るようになったら、犬猫鳥と過ごしてみたいみたいと思います。

なぜ熱帯魚なのか?

子供のころから金魚を飼っていました。飼育の終着点は、養殖です。金魚では成功していました。
意外と思われますが、金魚は水槽での飼育が難しいのです。

1.体が大きく沢山食べるので水槽の設備が大変。
2.発情すると傷つくまでやり続ける。見ているほうが疲れる。二つの水槽に分ければいいのだが、それがめんどくさい。

ってことです。大きな池があるといいかもしれませんね。
ちなみに、鯉も5センチから30センチまで育てました。小さな水槽では、ものすごく世話が大変ですし、ストレスが溜まるようで見ていてかわいそうです。

水槽に飼える魚の数

私はめんどくさがり屋です。あまり、手間がかからない方が理想です。できるだけ手間がかからない方がいいのです。
水槽の水質が安定するならば、エサの投入量が少ない方が理想です。つまり、大きな水槽でちょっとだけ飼育すれば水槽内の環境が安定しやすくなります。90センチ、3センチ以内を5匹ぐらいならすごく安定すると思います。

しかし、普通の人はどうしても過剰飼育したくなるものです(笑)
会社の水槽は、過剰飼育してあり、90センチ水槽に100匹ぐらい住んでいます。こうなってくると、毎日フンを吸い上げてやらないと、水質が悪化してしまうのです。 めんどくさがりで安定した水槽を目指す人は、大き目の水槽に少な目の魚がオススメです。

水代えのコツ コツコツ方式。

私の水かえは、ほとんど1-2日に一度、バケツ一杯分(90センチ水槽 200Lの場合です)のジャリの下のフンが入ったを吸い上げて捨てます。そして、バケツ一杯分の新しい水を注入しています。
魚の量で毎日、3日に一回、やばそうなときは一日2回など調整しています。自称 コツコツ方式です。

本で読むと、時々3分の1交換とかが一般的のようです。大きな水槽ですと、3分の1交換は、作業が大変です。 水代えのタイミングが難しいのではないでしょうか?水温も調整してやる必要があります。
魚というものは、少しずつの変化には結構強いようです。しかし、急激な変化には耐えられないようです。コツコツ方式にしてから、安定するようになりました。ちなみに、私の水槽は、10日ぐらいほったらかしでも全く大丈夫です。

水槽の破滅は、だれもが経験したことがあると思います。何かおかしいなと思い、異常を発見してから大量に水換えするのです。勿論、その時点では水買えするしか方法がありません。水質などを綿密にチェックすればいいのですが、そういうことはやっていられません。上級クラス?にステップアップするには、水質(PHなど)のデーターかが必要だと思います。でも、大変ですよね・・・。

この方式にしたきっかけがあります。水草を育てていたとき、二酸化炭素を添加していました。あるとき、二酸化炭素を測定する機会が有りました。水道水のほうが二酸化炭素が沢山含まれていたのです(笑)薬剤で塩素を逃がし、放り込んでやると・・・結構成長が良くなりました。
人間ごときが水槽で完結する小さな地球を作れるなんてあつかましいのではないか?と考えるようになりました。特に、エサを上から入れているわけですから、そのエサの分を何とかしなければならないのです。ってことで、地球の一部とするために、水を定期的に外部から定期的に交換してやったほうが良いんじゃないかなと、考えた次第です。

生かさず殺さず

エサをあげるのはものすごく楽しいものです。エサのあげ方にコツがあります。

熱帯魚のえさは、少しずつあげましょう。ばーっと集まって、あっという間に食べきってしまうぐらいです。食べきったのを見てから、もう一回ぐらいあげてやるといいでしょう。エサに対する反応を見ながら回数を分けてあげてやります

一般の人は、魚の反応を見ずに大量に入れる傾向があります。水槽の底にエサが残っていたりする状態です。そのまんま、残ったエサを放置していたりします。コレじゃダメです。

人間でもそうですが、ちょっと飢えているぐらいが一番元気で動きがいいのです。私は、自分の食生活でも心がけています(笑)

蛇足ですが、魚には腸か胃が無いらしく、大量のエサを食べても消化しきれないらしいです。

 

同じ種類にそろえる


一般の人はどうしてもいろんな種類を入れたがります。で、増えないかなーと期待するのです。安定を求めたり、増えることを願っているのなら、同じ種類に押さえていた方がいいでしょう。
しかし、マニアでもありませんし、複数水槽は所有できません。一種類だと寂しいのは事実です。そういう場合は、干渉しない種類を入れたやるといいかもしれません。

簡単な種類を飼う
個人の趣味ですので好きなものを飼って頂ければいいと思います(笑)
世間では、強くて飼育が簡単なタイプ。難しく、すぐ死んでしまうタイプがあります。
簡単な種類を試してみるのもいいかもしれません。

 

 

水槽全景

水槽 コトブキ90センチ水槽 台は付属のもの
ジャリ 大磯の細かいもの。 2-3mmの粒
外部ろ過 コトブキの90 自動車用スポンジを利用したフィルター
ランプ パルック(笑) 32*2

水槽は、60センチぐらいが常識的に良いかと思います(笑)
実際に60センチでも安定するようです。
90センチの理由は、自分の部屋が狭いので、熱帯魚ぐらいはのびのびと過ごして欲しいという、願いからです。

 

 

コトブキの90−120センチ用外部ろ過
はっきり言って、過剰設備です(笑)すごい水の量です。
このメーカーだからろ過がいいってのはあんまり無さそう・・・。

ろ材は、車用のスポンジフィルターのみ。ウィルソンだったかなぁ・・・ちゃんと検証しているサイトがあり、それを参考にしました。2年ぐらい使っていますが、問題なし。

水槽内で バランスが取れているなら、不要かもしれません。

通常の外部ろ過では、フンなどのごみを外部フィルターに吸い込んでしまう仕組みになっています。
私は分解して掃除したくないので、吸い込み口に台所用の排水口用の網を使用して、外部フィルター内部へのごみを防いでいます。ジャリを直接清掃しています。



エサはこれ。テトラで一番安いメダカのえさです(笑)
バカにしちゃいけません。
コリドラス、グッピー、プラティを増殖できました。

でも、人間と同様に生きエサが良いとおもいます。特に成長期にいいエサをあげると立派に育つかもしれません。
あくまでも、コレだけで生き延びることは確認済みです。
水槽内部に微生物がいる環境なら、それ食って大きくなりますので、あまり大げさに考えなくてもいいかも・・・

浮遊性なので、そのままでは水面に浮いたままになります。
底モノ(コリドラス、エビ)などに与えたい場合、ペットボトルに少しの水を入れて、クルクル水と混ぜてやります。
そうすると、アラ不思議、いい感じに沈むエサの出来上がり!

 

ミナミヌマエビ君
エサ用で20匹ナンボで安売りしているものを購入。普通に飼うと高いですよ。
環境がよければ増えてくれます。楽しいですねー

ウィローモスという藻があれば、それの芽を食べて生きていきます。
数が多いと熱帯魚の死体も全部処理してくれます。2-3日で骨だけになります。

コケを食べてくれる・・はずです。子供が生まれても、熱帯魚のえさになります。いい循環になりますよ。
ウィローモスの隠れ家を用意してあげてくださいね。



ウィローモス

南米ウィローモスと普通のウィローモスがあります。安定した水槽環境にするには、定番の水草です。
増殖系をチャレンジしたければ、これがワサワサと生えるようにチャレンジしてみてください。

本来なら新芽が青々として美しいのですが・・・大量発生したミナミヌマエビに食べられてしまっています。

1センチぐらいに粉々に切って、木に糸でグルグル巻きにします。すると、木に活着してキレイに生えてきますヨ。
活着させると、いきいきとしてくる傾向があります。


謎の水草

名前忘れました。
水草はあまり得意ではありません。こいつは、よくわかりませんが、ワサワサと生えてくれます。
いまでは、草だらけでジャングル状態です。緑色でキレイなので、放置プレイ中です

 

ゴールデンドワーフグラミー 100-150円ぐらい

現在、泳ぎ系はこいつしか入れていません。
5匹購入。
ラビリンス(迷宮器官)というヒゲのような器官があります。こいつを手足のように動かすので、見ていて楽しい魚です。
動きも優雅で落ち着いています。
ちなみに、ラビリンス器官を用いて水面から直接酸素を吸入できるので、酸欠に強い・・・らしいです。

オスが泡で巣をつくり、そこに卵を産むらしいです。
生殖活動?は体を絡めるように水中でダンスします。神秘的な動きでした。
巣を作ったりし始めると、縄張り争いをやり始めます。

盛っていた二匹が死亡。その後は、気ままに生きているようです。外見でオスメスの判別が難しいのが残念。


 

オトシン 150-200以上

水草のコケを取ってくれる定番の魚です。
比較的環境に弱いので、環境が悪いと、コロコロ死にます。よくわかりません。
現在、環境がいいのか、6匹ほど長期に生息しています。

 


白コリドラス

定番お掃除屋さん。
底を漁ってくれます。底に落ちたエサを全部処分してくれるので、エサによる水質悪化を防ぐことが出来ます。
性格もおとなしく、環境に強いので扱いやすいです。

会社の水槽では、青コリドラスで繁殖に成功しています。
本来、ある程度の群れで生活するようです。沢山いれてやると、動きが楽しそうです。
本来は、隠れるのが好きなようです。

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