82.CR-Z 2012モデル? 六甲走行(ウェット) 2013.02.06

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★間違っているかもしれないので、最終確認は各自でお願いいたします。

本当はバイクに乗りたい気分でしたが、雨ですので車に。
以前から興味があったCR−Zをレンタルして乗ってみました


フェラーリー販売店

一度乗ってみたいけど、多分・・・高速向けなので、峠は面白くないかもなぁ 
どうなんでしょうね
ぶつけたら破産なので、無理だな


大阪中心部の数箇所だけ、CR−Zやミニがレンタカーできるようです。
BMW116は、難波の方にあるみたいです。こっちは、FRなので晴れの日にすることにします
FRの乗用車には乗ったことが無いので、楽しみです



今回も6時間パックで プレミアム車両で3900円は破格だと思います



結構かっこいいですね



水色は、ハイブリッドを表現・・・かな


かなり後ろを絞ってありますね



CR-Zってホンダならではのマシンですね。
昔、CR−Zがとても欲しかった記憶があります。1t無いんです。 
ただ、このCR−Zは1.1tですね


車内


運転席
ぎゅっと詰まっている感じ
エアコンなど、各種操作系がハンドルに近く、操作しやすい


左側、エアコン操作
すごく判りやすい いいですね


左から、フォグランプ、横滑りキャンセル(長押ししないと作動しません)、走行モード選択

スポーツ、ノーマル、E−CONの3モード


クルーズコントロールもついてます
1回だけ使いました


キーは押してひねるタイプ フォルツァとおんなじ感じですね
ボタンより、こっちの方が好きかなぁ・・・ ま、慣れたらどれでもいいですけど

 


運転席と助手席の間の小物入れ
使いやすい


フロントの小物入れ
ドリンク2本の奥に、結構大きなものを置けるようになっています。
これも、使いやすいですね
引き出しみたいなのがあるのですが・・・この写真を後で見て気がつきました
結構、収納があるみたいです


シフトレバー
手になじむ形状です
ゲートはとてもシンプル。

マニュアルシフトは、パドルシフトになっています。個人的には、シフトレバーの方が好きかなぁ・・
ハンドルを切っているときに、操作しやすいので


左側
小物入れがあります



正面
ハザードランプが判りやすいところに有ります。ホンダはこの場所に統一されているようですね
エアコンは、専用の液晶画面があります。 エアコンは、いい感じですねぇ・・・


上小物入れ
指で支えないと、フタはゆっくり降りてきて締まります。
安全上の理由でしょうね。




リヤ
結構広そうですが・・・ 足元は、ギリギリ 170センチの身長だと、かがまないと座れません
どうせ一人で乗るので、ドーデモいいですけど


バッテリーへの冷却エアー吸入口

リヤスピーカーがでかいですね
これも、どうでもいいですが・・・


椅子は、こんな感じ


アタマ・・・厳しい


リヤ視界は、かなり悪いです
特にリヤの左右は、かなり見えません。振り向いても何も見えません。
ミラーだけで確認するような感じですね。駐車時のバックは、注意深くするひつようがあります
なぜか、リンゴがおいてありました??


前の人が忘れたのかな・・・



右前
結構コストかかってます スポーツカーですね



椅子はかなりシッカリしています ちゃんとポジションが取れます
ハンドルはちょっと高めな感じ。シート調整でいい感じに調整できました。

右ひざが当たる場所がありませんので・・・
もし自分が購入したら、右足を支えやすいようにするパットをつけるかな・・・
地味ですけど、体の固定ってのは、効きますね



左足は、ちゃんと支えられる場所があります。



スイッチオン
カッコイイ メーターが水色で、ノーマルモード



緑で、エコモード


赤でスポーツモードです


渋滞の中をボチボチ行きます


1000−1500回転ぐらいにトルクがあります。
60キロぐらいも、1000回転ちょっとで走ります。すごいなぁ・・
その時の瞬間燃費が大体20 
あとで詳しく書きますが、燃費的には、20前後が限界みたいです


ハンドル横のパドルシフトを触ると、マニュアルモードになります
スポーツモードの時は、完全にマニュアルモード。もう一度モードキーを押すまで戻りません。
他のモードの時は、しばらくするとマニュアルモードは自動解除されるようです


いつもの道 
ちなみに、ボンネットのロックを外しているので、スキマが開いています


映ってませんが、気温2度ぐらい
凍結はたぶん大丈夫でしょう。 下見走行はしますけど・・・


エンジン


すごい戦闘的な吸気口


この辺がハイブリッドですね


この縦板は、ECUっぽいですね



リヤ 予備タイヤいれを見るのを忘れてしまいました


絨毯は外れにくいような形状になっていました



天気は、ちょっと悪いですね
後半は、晴れてきて、路面が乾きました


燃費は・・・・・
街乗りで元気に走ると、15ぐらい
峠で全開すると、9とかですね
渋滞道路をエコランして20手前かな

CR−Zは、バッテリーを積極的な燃費対策につかっておらず、どっちかというと、走りに使っている感じが有ります
電気ターボてきな感じですね。
普通に走っているときは、ほとんどエンジンで走っていて、充電しています。立ち上がりの加速時に、アシストが入る感じですね
フィットのように、evモードには入らないようです。
1.5リッターあると、低速トルクが有るので、アシスト無しでいい感じで加速します。
エンジンがメインなので、フィーリングが自然です


峠をグリグリ
いまいち、いい走り方がわからん・・・


ちょいと昼飯


軽くゆっくりと流して走る。
平日なので、営業車両がグイグイいいペースで走ってます
営業用の車両って、ギヤ比が加速重視で、荷物を積んでも安定するようにサスが固めなので、皆さんが思っているよりは、変な乗用車より、走ってくれたりします。タイヤも滑り出しが穏やかなので、限界を試しやすいんですよ。



渋滞の道をエコランして19ぐらい

制御をみていると、ほとんどエンジンのみですね。ゆっくり走ると、アシストはほとんど使わないようです。
燃費は思ったより伸びませんが・・・エンジンのフィーリング、加速感がいいです。しゅっと発進します。
しゅっと発進すると、燃費が一気に落ちちゃうんです。この辺が、難しいところでしょうね。
CR−Zは、スペシャルカーとして、これぐらいの燃費でいいのかもしれませんね。
通常ガソリン車だと15まで行けばいいところじゃないでしょうか?



タイヤが結構減ってますね 3万キロ走行の車両です。
車のタイヤの美味しい加減ってのはあまり判らないのですが・・・ ちょっと美味しいところは終わっているような感じが有ります


さて、走行の合間に気になったことを書いておきます

高回転を回すとグォーンとホンダサウンドが・・・と思いたいところですが、結構上品です。静かです。慣れるまでエンジンの回転数の感じがつかめませんでした。高回転でモーターの音?らしいヒュイーンって音がしますね。吸気音かな。

■変速機の感覚
結論としては、スポーツモードのATが一番速く走れるようです

最初は、スポーツモードの感覚がうまくつかめませんでした。踏み込むとタイムラグがあり、急にパワーが出てきて、タイヤがゴリゴリって感じで、うまく走れない。まあ、ウェットってところもありましたが、CVTの例のいやな感覚、ベルトが動いている間、パワーが出ないあのタイムラグの感覚を強く感じました。

ハンドルとアクセルの連動、リズムがイマイチうまくつかめないので、とりあえずマニュアルモードで
2速で75キロぐらいを超えると、自動的に3速に入ります。 確かに、連続加速ならこれが速いのですが、勝手にシフトアップされるのは、個人的にはいやな感じです。
 マニュアルモードの方が、アクセルのトルクの出方が自然で運転はしやすい。曲がりやすい。 攻めずに流して走るときも、マニュアルシフトでギヤ比をある程度固定したほうが自然な感じで走れます。
しかし、マニュアルモードは、ハンドルのパドルシフトでしか操作できません。このパドルシフトがハンドルについていて、ハンドルと一緒に回転します。ハンドルを回しているときに、パドルの位置を把握していないと、なかなか押せません。 この辺は、練習でなんとかなるかもしれないかなという感じです。 サーキットのようにハンドルをあまり回さないのならいいのですが、峠で回すときは、操作が辛いですね。

そのアタリで限界を感じてきたので、軽く流しました。
その際に、各種自動モードを試して見ました。スポーツモードの特性がなんとなくつかめてきました

スポーツモードは、踏み方によって大雑把に、3エリアに分かれているようです。それに気が付いてからは、スポーツモードの方が確実に速く走れるようになりました。

前半のエリアは、アクセル30%ぐらい。 ハンドル舵角は強めでも、軽くトラクションをかけて加速したいときに使います。完全アクセルOFFよりは、ちょっとトルクをかけていたほうが、曲がりは安定しますし、カーブがゆるくなった時に徐々にアクセルを開けていくには、一気に踏むより速めに小さくてもトラクションをかけておくほうが有利です。  攻める以外でも、峠で軽く流す時に使います。


中盤のエリアは、30%以上80% アクセル開度を計測したわけでもないので、これ、かなりオオザッパです。  ハンドルの舵角が小さくて大きな力を加えても大丈夫な浅いコーナーとか、積極的にパワーをかけで旋回していく状況で使います。3000-4000回転をキープする感じですね。


最後は、全開。 最大回転数の6000回転をキープしつづけます。 コーナー立ち上がった後の直線で使います。
CVTの特徴である、回転数を一定にして、速度だけ上昇する状態となります。体感的にはフケ上がり感が無く、あまり面白くありませんが、確実に速いです。


いろんな条件が有ると思うのですが・・・
踏み込み量で、段階的にモードが変わっていく。そのモードの中で、パワーコントロールできます。
最初は、そのモードが切り替わる境目がわからず、ギクシャクしてしまい、使えない!って感じました。又、ウェットでタイヤも弱っていたので、余計だったかもしれません。 パワーがリニアに立ち上がらず、足りないと思って踏み込むと今度は、時間差でグイっと立ち上がってフロントが一瞬ズルっとなってなかなか進まない。狙ったラインをなぞれない。
ナンジャコリャ・・・パワーは有るけど、曲がれないなぁ・・・・CVTの欠点思いっきり出ているなって感じだったのですが・・・

アクセルの位置に慣れてくると、ラクチンで確実に速い。特に全開時には一番パワーが出ている5000−6000回転を長い時間キープしてくれます。これは、なかなかミッションじゃ難しい。仮に一瞬できたとしても、その前後のシフトチェンジが非常に難しく、タイムロスになるんですよ。マニュアルミッション車でも、結構、ギヤ比が離れていて、よけいに使いにくい。高速エリア重視で上でクロスしているんですよね・・・峠の0-80キロでクロスしていないんです。  クロスミッションにしたらいいのですが、改造しないと無理ですね・・・。

ま、CR−ZのCVTだと、いつでも踏み込むとフル加速というわけで、こりゃすごいし、結構速いかも・・・と。
ってことで、何周が楽しませていただきました。


気になる点といえば・・・
左側の車両感覚がつかみにくい。
この車両はスタイル優先で、左端の車両チェック用の棒が無いんですよ。他のレンタカーには、棒が付いているんですけど・・・。だから、左のラインが使いきれない。個人車両なら、かっこ悪いけど、棒をつけますね(笑) ブレーキで攻めるとリスクが大きいのですが、見通せているラインをある程度使いきるのは、比較的リスクが少ないと思うのです。


バッテリー容量が少ない
すぐに満タン、そして、すぐになくなってしまいます。 これは、仕方の無いところですね。 もっとバッテリーが進化すると、面白くなる余地は有りそうです。次のCR−Zでは、新型電池らしいので、結構ちがうかもしれません。
峠に行く途中で、一回だけ、いきなりバッテリーが0になりました。普段はアイドリングではバッテリーに充電されないのですが、信号待ちで充電していました。 あれば、何だったんだろうなあ・・


中低速が物足りない
高回転をぶちまわすのは当然楽しいのですが・・・やはり、中低速の分厚いトルクがあるほうが、実際は速くて楽しいですね。あと、速度をあまり出さず、流しても楽しめます。 低回転でのパワーウエイトレシオがアップすると、楽しくなるんじゃないでしょうか。 もっと電気系が進化したり、フレームが軽くなると、峠が面白くなるかもしれません。



速さに関して
ちなみに、速さで言うと、登り加速に関してはCBR250Rと同じぐらいです。きつい登りで80キロが比較的簡単に出て、がんばると100キロ出るというレベルですね。

使い切れていないときは、思ったより遅いかも・・・っと感じていたのですが、CVTの特性に慣れてきて踏めるようになれば、+10キロぐらい到達速度がアップし、それなりの速度になりました。 ソコソコ速いです。 
CBR250Rでもそうだったのですが、ちゃんと特性を知って、ちゃんと使い切ると、一回り速くなります。パワーが無い無いといいつつ、意外と使い切れていない(踏めていない)場合多い感じがします。特に最近の電子制御系では、最後のパワーが出てくるところを意図的に離している感じが有ります。多めに踏み込むと、まだパワーあったんだ?という感じです。ただ、そこを使うと、燃費は激悪になる感じがありますね(笑)

ブレーキでガツガツギリギリに無茶しなくても、いろいろやれるところはあります。ライン取りで、速めにアクセル開けるだけで、10キロぐらい到達速度が違ったりしますからね・・・。その辺が、峠の面白いところです。ヘタなので、進入では、そんなに速度出してません。立ち上がりはキッチリ全開ですけど。


ABSに関しては、制御が滑らかで緻密に感じました。ちょっと曲がれる感じが強いかも・・・さすがスポーツ車です。
CVTに関しても、フィットに比べると、レスポンスが良いです。明らかに違いを感じます。


最後に、かなりリヤが安定してます。アクセルオンで弱オーバーステアの旋回には、なかなか、持ち込めませんでした。フロントゴリゴリで曲がると、気持ちよくないので嫌いです。タイヤの美味しいところがあっという間になくなっちゃいますからね・・・。実際は、ゴリゴリしたほうが速いのですが・・・、あんまりゴリゴリを使わずに曲がるようにしています。 この辺は、バイクも同じです。
あまり速度が出ていなくても、そういうアクセルのリズムでクルリと回る特性だと、楽しいですね。

しかし、安全を考えると、やっぱり、常時弱アンダーで限界を判りやすくし、テクニックのある人間だけ、ちょっと弱オーバーにできるというセッティングが、市販車としては王道なのかもしれません。バイクも、車も。


あとでタイヤを見ると、タイヤローテーションしていないようでした。フロントだけ山が無くなって、リヤが8部山でした。単にそのせいだったのかもしれません。タイヤローテーションしてほしいなぁ・・。


ハンドリングに関しては、曲がり始めが鈍いなと感じました。もしかしたら、タイヤが減っているから?それとも、スピン防止の安全の為?乗っている間に多少慣れてしまいましたが、もうちょっと小舵角領域で向きが変わるハンドリングの方が好みかなぁ


■最後に
乗った雰囲気から、スペシャルな感じで、いい車でした。スポーツ・・・いいですねぇ・・・。
ただ、峠でバイクと同じペースで走ると、リッター10前後なので、なかなか贅沢でございます。
でも、ぶつかっても死ににくいので、家族持ちなら、バイクよりは車のほうがいいのかもしれませんね・・・。

今回1回だけと思っていましたが、また、じっくりと乗って、特性をつかんで見たいと思います。

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