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48.笠岡ヤマハ試乗会にて07マジェスティを試乗する さかな 2007.06.10
あらすじ
電子制御ミッションを搭載し、フルモデルチェンジした07マジェステイの試乗会が笠岡で開催されます。
これは行くしかないでしょう。
ポチさんから頂いた実走レポも参考にしてみてください
朝
良い天気です
岡山宇野港から、海岸沿いを走ります
ワシュウ山 瀬戸大橋です。
岡山の走りどころ、スカイラインを走ります。
ワシュウ山スカイライン
高速コースです
スカブ650の変速システムとそのクセも、だいぶ把握してきました。
ABSテストをしてみました
ABSを比較的早い速度(60−80)で作動させてみました。
作動時は、エアーが噛んだような感触です
ブレーキがちょっとやわらかくなりました。1cmぐらい引きしろが増えました
ABSが作動するとエアが噛むなんておかしいよなぁ・・
点検してもらう予定。
瀬戸内海沿いを走ります
会場の笠岡ふれあい飛行場に到着
元々農産物を運搬する為に作成されたが、今では遊覧飛行やイベント会場になっているようです。
西日本のラジコン飛行機のメッカだそうです。
コレだけ広ければ墜落しても大丈夫ですね。
9時チョイ着。
今回、皆さん遠征ですので、すでに到着していました。
KARZさん、ヨッチさん、ブランチさん
会場です
ドーナツプレゼントがあります
ヘンテコなクッキーだなと思ったら、マジェスティクッキーでした。
テーブルには、マジェ本が置かれていました。
いろいろ考えてますね。
準備の皆さん
オッチャンの方が多いです もしかして、結構えらい方ばっかり?
先導するライダーの方は、イカニモ!って感じのプロライダーっぽい雰囲気プンプンでした。
試乗の流れとして、スクーターチームと、通常バイクチームが交互に3周ずつ走ります。
通常バイクチームが走っている間に、今回の目玉のマジェの説明をしてくれます。
ニセモノスクーター研究会のメンバーは、予習済みです。
もう一度詳しく突っ込んで聞きなおします(笑)
マジェについての総括は、後に書きましょう
元マジェ乗りとしての、第一印象は、かなりいいです。
マジェファンなら、買っていいと思います
2回試乗しました
残念ながら、2回目はタンデムでゆっくり走る方がいたので、モード2があまりよくわかりませんでした。
その後、タンデムの方を最後尾にする配慮をされていました。
意外だったのが、タンデムの方が結構多いことです。カップル、子供づれもいました。
皆さんはTMAX試乗されているようです
私は、DS11試乗
低速トルクアップしてます。っというより、アイドリング高めにしてますね。
久しぶりのマニュアルですが、少し電気が走りました。
こういうバイクも面白いなぁ・・
アクセルを開けたときの、大地を蹴る加速が痛快ですね。
80キロまでなら、カウルは無いほうが快適です。
セローに乗りました
重量級でATのスカブに乗っているので、軽いミッションに乗りたいって気持ちが最近あります。
画面小さかったか・・
今のオフ車にはちゃんと時計もついているんですね
ハザードスイッチもついているんですね!
足つきベッタリです
回して走ると、結構痛快
タイトコーナーがすごく面白い。
走りこんでケツ荷重でグリグリと走ってみたいなと思いました。
軽くてパワーもそこそこなので、振り回せて走れて面白いですね。
軽いので、ブレーキもよく効きます
XJRも気になりましたが、時間切れでアウト
ロイヤルマグザム・・だったかな?
これ、スピーカーみたいですね
リヤにもついてます
落ちそうなヘルメット
だれだよーこれ置いたの
って思ってました
どうやら、ヤマハの新型ヘルメットみたいですね
さて、新型マジェです
グレーメタル
真正面から見ると違和感の有ったデザインですが、普通において見ると、結構いい感じです。
特徴的なスクリーン
コレまでのスクーターに比べ、シンプルですね
4点止め?っとおもいきや、前にも支えがあるようです。
コストダウンも兼ねてますね
走行した感じでは、ホドホドの高さで良い感じでした。
一時は、女子高生のスカートみたいに妙に短いのが流行りましたが、最近はちょいと実用レベルまで伸ばしてますね
プロジェクタランプ 配光はどんなものなのでしょうか?
フロントタイヤ
ブレーキは、十分な利きでした
今回から、車のようなエンブレムになりました。
この構図だと、ほんとうに車みたいですね
今回のマジェのメダマの一つ目が、この寝かしたサスペンションです
コースは、段差が無く平坦な道ですので本当の性能はわかりません。
しかし、剛性感が十分あり、気持ちよく曲がれました
エンジンユニットをゴムを介さずに固定できるので、かなり良い感じになっています。
単気筒独特の振動がすごく少なかったのが印象的です。
多少はありましたが、気になるほどではありませんでした
タンデムステップ
今回は、普通のステップになっていました。
折りたたむとコンパクトです。
このステップ、傾斜がついています!
説明しにくいのですが、ステップが内側に傾いているので、しっかりと小指側にも力が入り、踏ん張りやすくなっています。
銀翼の時からこうしたらいいのになーっと思っていた部分です。
センターポケット
タバコとか、小物入れですね
右 奥行きは余りありません。
ペットボトルは入りません。
ペットボトルホルダーをハンドルにつけてネってところでしょうね
気になったのが、上のパネル。
簡単に交換できそうです。空間もありますし、スピーカーユニットを入れられそうです。
オーディオキットが出るのかな?
左ポケット
ヘンテコな造詣・・・
ETCカードが入るようになっているのかな?
家電っぽいデザイン
電源ボタンを押すと、電源が入ります。
長押しでOFF
左ボタンで左ポケット
右ボタン チョイ押しでシート、長押しでガソリンカバー
右上のヘンテコなボタンは、ハンドルロックです。
フォルツァでは、かがみこまないと押せませんでしたが、マジェは押しやすいように考えてますね。
かなり研究した感じです
電源スイッチがひねらないことに関しては、かなりコダワリを持っていました。
メットイン
リヤ側の開閉機構
トップケースとつけると、全開にできなくなります 半開ぐらいです
ヘルメットを入れてみて 余裕アリですね
ロック機構
4箇所のロック機構がありました
バッテリーは、ヘルメットとヘルメットの間に 工具はフロントヘルメットの下です
燃料タンク
ラジエターの後ろにあるのかな?
レバーを握りながらでないと、回せないようになっています。
これは、オプションのインチアップのメッキホイール
市販品は金色だったかと
前後とタイヤつきで8万円だったかな・・
かっこいいです。
右下方部分
マフラーにはセンサーがついてます。
銀色の断熱フィルムは、実はメットインの底です!
あとでお聞きした話ですが、右の空洞は、エアダクトだそうです。
フロントのラジエターの横からステップの下を通り、ヘッドやエンジン部分に風を送っているそうです。
へぇ・・・・
左下部分 変速機側
左ステップの下には、変速機専用の大型エアクリーナーがあり、このダクトを通り変速機にクリーンな空気を送っています
自動変速でかなりの高回転で走る際、耐久性は大丈夫か?とお聞きしたところ、かなり念入りに冷却しているから大丈夫
っとのことです。へぇ・・・
デッドスペースほとんどありませんね
インテリジェント・シフトダウン・スイッチ 略称 I・S
押しやすいです
ブレーキに手をかけながら、押せます
違和感なく自然に操作できました。
I・Sボタンを押すほど、キープ回転数が上昇します。
アクセルを全閉にすると、モードが解除されます
直感的に使えました
モード切替スイッチ
これはフォルツァでも同じですね
スカブも、切り替えをこれにしてほしいです。
メーター
かなり深いところにあり、良い角度です
Gマジェでは、日光で反射して見えにくかったんですけど、対策されてますね。
次期TMAXもこのメーターの可能性がありますね。
12時にバイク雑誌の撮影会と、キャンギャルのお姉さんとじゃんけん大会
アイテム頂いていたようです。
ガストで座談会して・・解散
さて、07マジェについて総括
I・SシステムがTMAXに搭載されたらいいな
ってことになりました(笑)
TMAX、今年は出ないそうです。
モーターショーが楽しみですね。
とある方は、新TMAXが発売されたらすぐに買ってくれるそうです(^_^)
07マジェの印象
昔のマジェの最大の苦しみといえば、上り坂などで回転が上がればいいのに上げられないジレンマでした。
今回のI・S搭載で、ワンタッチでボタンを押すだけでグオーっと加速してくれます。
これならすごくいいかと思います。
I/Sボタンは、押せば押すほど段階的に回転が上昇します。最大の回転数は、マックスパワーを発揮する7500回転付近です
これは、正直感動しました。
かなり、キビキビ走ると思います。
他のATモードのバイクも、近いことは可能なのですが、モードを切り替えて戻す動作が非常に面倒な部分があります。
それも、スイッチの位置がちょっと離れていて、押しにくい。
その弱点を埋めているので、現在のところ、一番使いやすいミッションだと思います。
モード切り替えについて
ノーマル、モード1、モード2を切り替えられるようです
ノーマルは、以前のマジェです。
ヤマハ独特の、アクセルを緩めるとクラッチを切ったようにエンブレが少ないモードです。
60キロぐらいで流すときにこれだと楽なので、個人的にとても好きです。トヨタのATの車のようです
他社のATでは、ノーマルモードのエンブレが強めで、常にアクセルを開け続けることを強要され、疲れます。流せて走れません。
(スカブ650ではマニュアルモードにして57キロ以上でODにいれると、2000回転チョイで巡航できるので、かなりエンブレが少なく走れる。しかし、操作がかなり煩雑である)
逆に、
峠では常に一定回転以上をキープしてくれると走りやすい。
本気攻めならパワーバンド付近をずーっと維持してくれたら一番早いんです。
一定回転数をキープできるCVTならではの強みがあり、醍醐味です。
スカブ650では、パワーモードがそれであり、下りでブレーキが要らないほどのエンブレが出るほど高回転をキープします。
話がちょいとそれます
CVTの最大の魅力は、
加速時の一定回転数維持です。加減速が連続する状況では、1−2クラス上のマニュアルバイクを苦戦させるほどパワーを簡単に取り出せます。
コーナー中最大トルク自動的にキープして、最大加速を駆け続けられますので、コントロールもしやすく、早いです。理屈では、コレが最速です。
CVTの弱点は
流して走る場合や、加速感など、感性の領域です。変速比固定で、エンジン回転数がグィーンと上昇することが、人間にとって心地よいようです。それがたとえ遅くても、早く感じればいいのです(笑)
せっかくの無段変速なのに、マニュアルシフトモードにしたり、マニュアルでシフトするような感覚をわざわざ再現したりしてあります(フォルツァAモード)
このへんが、人間の難しいところであり、面白いところです。CVTで単純な加減速は完成していますが、いまはいかに人間が心地よく走れるかって方向に向かっていると感じます。
07マジェのモード1
回転の上がり方がちょいと物足りませんでした。
もっと走りこまないと、その状況でのよいモード選択肢が判らないかもしれません。
個人的には、もっとダイナミックに、CVTならではのパワーバンドをキープするようなモードにして欲しいです。
モード2
アクセルを60パーセント以上大きく開けると、フォルツァのAモードのように自動シフトアップしていく動作をするそうです。
私にはわかりませんでした・・・
ちなみに、フォルツァのAモード、去年の試乗会では30キロしか出させてくれなかったので全く変速が判りませんでした(^_^)機会があれば、峠で乗ってみたいですね。
ノーマルモードで、I・Sボタンを連打すると、7000回転以上をキープできます。
イチイチモードを2に切り替えてアクセルをグリグリするよりは、I・Sボタンを連打したほうが痛快で良いと感じました
これもそうなのですが、走りこまないと判らないかもしれません。
スカブでも、結構走りこんでやっと、「このときにはこのモードがいいな」ってわかってきましたので・・
平坦地の3周をグルグル回ってでは、ちょっと理解しきれませんでした。
じっくり走りこんでみたいですね。
足回り
かなり、良い感じです。安定してバンクでき、曲がります。
バンクしていく際のフィーリングも、急激な挙動変化もありません。
気がつくとゴリゴリとセンタースタンドが接地していました
キレイな路面ですので・・・荒れた峠を走ってみたいですね。コーナー中のうねりを走らなければ、足回りは判りません。
ユーティリティ
かなり練りこまれており、コレを超えるマシンを考えるのは大変だと思います。
シートのダブル開閉,、リヤサスのレイアウト変更による、スペース割り当て、ほんと、よくできてます。
重さ
実は、Gマジェではアルミフレームだったのが、今回は使っていないような雰囲気です
フォルツァと同じ重さまで軽量化してあります。
07マジェ 175
フォルツァZ 176
Gマジェ 195
総括
現地点で最高の250スクーターでしょう
むかしのマジェを思い出すと、本当にすごくなったなと感動します。
コレを超えるのは大変だなぁ・・と
そして、やっぱり超えていくのでしょうか?
250スクーターは、どこまで進化するのでしょうか?
ヤマハさんは、400は出す気が無いそうです。
空白の市場が、400スクーターの電子制御
スズキが出すのか、それともホンダが出すのか・・気になるところです。
400だとかなり面白く走れると思います。
が、商売にならないから、ださないだろうなぁ・・
600&400を共通化している銀翼のフルモデルチェンジ?
400&250を共通化しているスカブの400タイプM発売?
楽しみですね
うまくまとまらなくなってきたので、この辺で。
お疲れ様でした
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