83.国内ウェイトローラーへ交換 2005.02.27
海外仕様は高回転キープで加速が元気になる。 アクセルレスポンスも機敏である。
しかし、長距離巡航では、そのレスポンスのよさが疲れてくる。ある程度ダルなレスポンスにしたい。
一番いいのは、必要なときに切り替えればいいのである。しかし、現状では出来ない。
買い換えたらイイのであるが、お金が無い(笑)
試しに国内仕様のウェイトローラーに戻してみることにした。
右、国内
クラッチ部
大き目の工具があれば、クラッチのヘコミを用いてクラッチ部をインパクトレンチ無しで緩められるのではないだろうか?。
純正の工具では、一定以上に広がらないようになっている。チョチョイと加工してやれば、クラッチの引っ込みにピッタリ来ると思う。また、こんどやってみる予定。
自分で、クラッチを点検したいところだ。
開けるのめんどくさいー(笑)
結構段差があった。
インプレ
発進時、ゆっくりアクセルを開けた時の回転数が3500回転ぐらいになった。海外仕様では4000ぐらいだった。
大きく開けたときの回転数も−500回転だろうか?
海外仕様が回転数で無理やり加速するのに対し、国内仕様のウェイトローラーでは、トルクでスルスルと綺麗に加速する。これは、これでいい感じだ。特に、アクセルオフの回転数が下がったので、エンブレが少なくなった。
注意して欲しいのは、私の場合、クラッチ部のスプリングとプーリー部を海外仕様にしている。だから純粋な国内仕様というわけではない。ある程度レスポンスなどの反応が違うはずである。
峠でテスト
早速、きつい上り坂のある峠でテストすることにした。
スイスイと街中を走る。
途中、インプレッサを抜いた。
チラッとミラーを見ると、元気についてきている。
試しにグイッと加速してやる。
あー、やっぱ街中で付いてくるのは無理だね。ちょっと期待していたのだが・・
オッサン系とはいえ、600cc。追い越そうと思えば、かなり本気にならないと難しいだろうな。
峠を流してやる。エンブレが少なめな為、海外仕様に比べるとブレーキを多用するようだ。
しかし、そんなに苦痛ではない。
急な上り坂を上がってみる。特に問題なし。蹴るような加速は無いが、グイグイと元気に登っていく。かなりの急勾配でも簡単に80キロまで加速するので、特に不満も無い。
加速のフィーリングが変化したのが一番印象的だった。 新幹線系のズィーって感じの加速。スポーツ感は無いが、これはコレで楽に効率よく加速している感じ。このトルク感はキライではない。
しばらく、これで使ってみることにする。
燃費は?
峠+町乗りでテストしてきた。信号は少ない。
140キロ 8.5リッター リッター16キロ
町乗りメインなんで、やっぱ燃費悪い。
1.バッテリー対策でアイドリングを高めにしてある
2.冬なので温度補正で多く燃料を吹く(パワーが出ている)
3.グリップヒーターを作動させて電気を消費している(マジェでは、グリップヒーターON−OFFで顕著に燃費が変化した)
4.走行距離でそれなりに悪化している
各条件を改善すれば、もう少し伸びるだろう。
結論
国内仕様ウェイトローラーでしばらくいく予定。
イロイロいじってきたのだが、カブのハンドカバーと一部の駆動系を除いて全部ノーマルに戻ってきた(笑)
一度、純正国内仕様に乗ってみたいところである。
駆動系が切り替えられて、一般のときはもっとダラーッと走れて、峠のときはもっとキビキビだったら最高なんだけどついでに20キロぐらい軽量化したら最高なんだけど。
今後の予定
もし乗りつづけるなら・・・以下の部品が定期交換となる
・ブレーキゴム部品の交換 (4年毎)
・ブレーキフルード(2年毎)
・ファイナルギヤボックスオイル交換(4年毎)
・冷却水(4年毎)
・エアクリーナー(2万キロ経過の為、点検のみ)
・プラグ (もうちょいで2万キロになるので)
・アクセルワイヤー(ちょいと不安)