53.●ナビ6 PDAナビ運用テスト 良好 2003.09.02

 


あんまり時間無いんで、仕事中にナビ能力チェックしてみました

 


こんな感じ

正直言って・・・かなりの精度でびっくりしました
実は、あんまり期待してませんでした

結論から言いますと、
ナビゲーションとかいらんから、ツーリングマップル並の情報が、現在地情報付きで見れたらええネンってひとには、
かなり使えます。

文章下手なので、箇条書きで書きます

いいところ

1.思ったより精度が高い
もちろん、都市部の50m、25m地図では、補正機能のあるカーナビには勝てませんが・・・
ツーリングマップルの縮尺程度では、確実に現在地を表示してくれます。(田舎での話)

2.画面スクロール、かなり速い
拡大縮小、画面移動、かなり早い。
不満有りません。コレを求めてました(笑)

ただ、デジタルポケットマップルの構造上で、少しおそくなる場合があります。
拡大率によって、マップが3種類に分かれています。

ツーリングマップルぐらいの情報量をもつ、 広域
ツーリングマップルの都市詳細の情報量の中域
住宅地図並の詳細

これを切り替える場合、少し時間がかかり ます。ゆっくり1から5を数えるぐらいでしょうか
Museaは、1世代前の機種ですので、もしかすると最新の機種では、早いかもしれません

 

3.起動が早い
PDAなんで、瞬間です。うれしい!

ポケットマップルのソフトの弱点でしょうか?
GPSアンテナの状態まではレジュームしてくれません。
手動で指定してやる必要があります。

GPSカードの初期化?らしきものに30秒ぐらいかかります。
補足を開始すると10秒ぐらいでしょうか?
見ているとイライラしますが、他のことをやっていたら、いつのまにか補足している感じです

トンネルなどを通過した後の処理は、特にストレス無く、瞬間で補足します

4.県道表示

国道をそれ、テキトウに県道など緑や白色の道に突入する人にとって、このナビはベストチョイスだと思います
特に、かなりかなりの縮尺で県道表示してくれるのがうれしい。
カーナビでも表示してくれますが、かなり拡大しないと表示してくれないのです。 拡大縮小が遅いので、見るのが面倒になり、結局使わなくなります。

県道に入り込むと、標識が少なくて迷ってしまうことが良くあります。でも、こいつを持っていれば心配無用。
心置きなくワキ道へ入り込んでいけるでしょう。

 

悪いところ

1.全長が長い
ナビに比べると、かなり小型です。でも、アンテナが大きく、縦長です
レイアウトに悩まされます
一体型PDAなら、いいかも・・・

2.画面が狭い
人間、贅沢を言い出せばきりがありません(笑)
やはり、もうちょっと広ければ・・・と思います。

拡大縮小がすばやいので、なんとかストレスが溜まるまでは行きません。
すばやく拡大して、見渡してから、元の縮小に戻せます
走行中にちらっと見るときに、もうちょっと広ければ・・・と感じます

3.操作キーが小さい&煮詰め不足
もしかしたら、改善された新しいバージョンが存在するかもしれません。
拡大縮小の操作バーは、ナントカ大雑把に操作できますが・・・米粒が並んでいる大きさです。
GPS捕捉開始のアイコンなども、5mm角。そのうえ2ステップ必要。ワンタッチで捕捉開始して欲しいものです。


ヤッテナンボ、とりあえず設置して走行テスト



とりあえず、取っ付けて見ましたの図

自分のものなら、両面テープで金具を引っ付けたり何でもやるのですが・・・
借り物なんで出来ません(笑)

1.数秒考えて、ナイロン袋(厚めの特殊なもの)にしっかりくるみ、テープで固定。
2.そのナイロン袋をスクリーンに貼り付けて固定
3.テキトウなダンボールでテキトウに角度調整

10分ぐらいでHUD式ナビの試作機が完成!
完全にベストな位置では有りません。
アンテナが飛び出ていますので、ベストポジションには設置できません。少し妥協です。


テキトーに引っ付けたので、角度がゆがんでます
もうちょっと丁寧にやれよなぁ・・・(笑)


手袋をつけて拡大縮小のテスト

なんとか操作可能。
緻密な縮尺操作は無理です。
まあ、実用に使える程度の操作は可能。

このレイアウトのおかげで手でつかんで操作できます。

 


暗かったら大丈夫(笑)

 

実際に走行チェック
固定が少々甘いので、少しゆれます。
重量は230g。
ですので、スクリーンにもそんなに負荷はかかりません。

視認性は上々。
理想では、もっと上にしたいんですけど、重心が高くなると揺れも大きくなるので、難しいところです。

操作してみると、まあ、OK。
安全な広い道路で走行中にチョイチョイやってみました。ナントカ操作可能。
信号待ちでは、楽勝で縮尺いじれて確認できます。

CDナビで泣かされた振動とは、全く関係なし。
ホントにうれしい。 わかる人にはわかるはず。
起動も瞬間です。ただし、GPS起動に1分ぐらいでしょうか?
バッテリー搭載ですので、電源入れっぱなしでOK

小さい画面ですが、眼の近くに配置することにより普通の画面なりの効果はあるようです。
でも、やっぱり大きい画面だったらなぁ・・。

 

結論として、「ツーリングマップルの延長として、十分使えます」との判断が出ました。
特にスーパーマップルを普段から使っている人には、違和感無く安心して使えます(笑)

 

今後の課題

最大の問題は・・・固定方法

1.簡単な取り付け、取り外し
2.確実で安定した固定
3.防水性
4.理想的な位置
5.常識的な外観(笑)

コレを満足させないといけません
うーむ、どうしたものかな

 

借り物なので、自分のものを入手する必要がある
これも、問題だ!

 

以下、借りている友人からアドバイスを頂いた
ポケットPC購入しちゃう人に参考になりそうなので、 記載しておきます

 

1.電源ボタンはPCの電源ボタンとは意味合いが異なる。  
電源ボタンは、アプリケーション停止&画面OFF(ノートPCのサスペンドみたいなもの)  PCでの電源OFFにあたるボタンは無いので、再起動する時はリセットボタンを 押す。

2.メモリは、実行用メモリと記録用メモリを共用している  
(PCでいうと、HDDとメインメモリを共用しているようなもの)

3.メモリ(記録用も)の内容は電池がなくなるとすべて失われる(!!!)  
メイン電池が空になってから、約一週間で予備のボタン電池も空になるので注意

4.メモリの配分(実行用と記録用)は 「スタートボタン」→「設定」→「システム」→「メモリ」 で行うことが出来る。
(大きいデータが入れたい時は、記録用を増やす・・・とい うように) 現在は、記録用メモリを多めに設定していたと思います。

5.ウィンドウの×ボタンを押してもプログラムは終了せず、画面が隠れるだけ(!! !)  なので、アプリケーションを立ち上げる度に、メモリがどんどん減っていく(笑)

6.画面右上の ⇒「実行中のプログラム一覧」で、プログラムを見て、いらないプロ グラムを 消すようにしないと、メモリ不足で処理速度が落ちたり不安定になったりする。

7.不安定になった時は、本体裏面のリセットスイッチをペンで押す。  
そうでなくても時々リセットすると快調(Windowsの基本?(笑))

8.ファイルのコピーは、PC上からエクスプローラのモバイルデバイスに対して行う と便利

9.出荷状態に戻したい時は、電源ボタンを押しながらリセットを押す。 (フルリセットといいます。間違えて押さない様に注意!!)  この状態でもOSは入っています。

10.日本語入力は Decuma(手書き入力)を使うと便利。  (後でインストールしたので、フルリセットで消えます。注意してね)  1 〜 9はPocketPCの仕様だったりします。まったく、MSは何考えてるんだか(-_-メ)

ちなみに、マシンのスピードですが、現行の最速マシン(PXA255)の70%程度みたいです。 PXA250搭載のマシンと比べると80%〜90%くらいかな?(ベンチマーク結果よ り) 値段なんかを考えるとまぁ優秀でしょう。 余談ですが、画面の大きさとかを考えると、シグマリオン2とかもいいかもよ? 中古ならだいぶ安くなってるし。(12000円ぐらい)

ちなみに、DoCoMo系の端末はおすすめです。 ハードで儲けを出すこと考えていないので(通信費で儲けるという考え方らしい)、 他メーカーでは絶対に出来ない価格設定だったりします。 (シグマリオン3も内容から考えると異常な値段です)

<参考になるリンク>

WindowsCE FAN WindowsCE(PocketPC)についての大御所
http://www.wince.ne.jp/

PocketPC FAN
http://ppcfan.at.infoseek.co.jp/ppc/

GEOMETRIC SPACE
http://www83.sakura.ne.jp/~geometric/

CFGPS2について
http://www.amy.hi-ho.ne.jp/cgi-bin/user/maki-t/wiki.cgi?CFGPS2 ベンチマーク結果(E-2000のとこを見てね) http://homepage2.nifty.com/qta/bmq/index.htm

 

 

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