38.○○銀翼の弱点その3 ミッションと右腕の痛みの関連性 2003.07.13
(注意 海外仕様の話である)
先日、数年ぶりのミッションバイクでツーリングに行った。
今週、銀翼でロングツーリングに行った
1.長時間乗ると(5時間以上) 右手が痛くなる
2.燃費が悪い
この二点に関連性があることに気が付いた
変速機が悪いのである
ちなみに
変速機が悪いと書いたが、ウェイトローラー式変速機は、実によくできている
シンプルな構造。
加速もすごぶるいい。
キュルキュル音のトラブルも有った。が、止まったりするようなことはなかった。
ちなみに、 メンテ的には、内部を数万キロごとに掃除してやると、調子がよくなる。
よくできてるなぁと、感心する。
手が痛くなる原因について
銀翼は、一定速度で走るのが、結構難しかった
微妙なアクセルワークを要求されるのである
その理由は、ギヤ比が高く、比較的エンジンブレーキが強いことである。
エンブレが強いと、コーナーでの減速に使え、再加速がよくなる
しかし、アクセルの反応が非常に敏感になるのだ。
この特性が、手が痛くなり燃費も悪い原因だと思う。
普通のミッションバイクに乗った際。トップギヤに入れると、エンブレがほとんどかからなくなる。
必要な分だけ加速してやるだけで、あとは慣性で走っていく。アクセルOFFで慣性で走っている時間が結構長い。 当然、燃費もよくなるのだ。乗っていて、燃費良いなと実感した、案の定28も走ってびっくりした。(400Vツイン)
銀翼の場合は、アクセルを緩めると、あっという間に減速してくれる。
峠で下り坂の際はその減速は、都合がいい。
しかし、 のんびりと一定速度で走っている際には、それが苦痛に変わるのだ。
銀翼でクルージングするには、常にアクセルを一定に開けておく必要があるのだ。 アクセルのバネを弱くする工夫で、ある程度楽になった。しかし、根本的には解決していない。
普通のバイクなら、ある程度アクセルを戻しても慣性走行できるので、手の筋肉を休めるのである。しかし、銀翼は常に開けっ放しである。 こりゃ、疲れるのは当然だし、
燃費が悪いのも当然なのである。(休憩しろって?(笑))
車の4速ATに例えると・・・
海外仕様が2−3速固定。
国内仕様が3−4速固定。
ともいえる
海外仕様だとほとんど加速は満足なのだが、燃費が悪い
国内仕様だと燃費が少しいいが、加速は悪い
簡単に切り替えられたら良いのに・・・
マトメ?
個人的な意見だが、やっぱり変速モード切替が欲しいところである。
クルージングと、加速モード・・・。
全部アクセル反応で自動なんてのは、そもそもムリだと思う。
なぜなら、機械はアクセルの動きで人間の気持ちなんてわかるはず無いからだ。
下手にAIとかして変な動きするより、素直な特性にして、人間に選択させた方がいいと思う
ちなみに、手が痛くなるって言うのは一日乗っていたらの話。
普通のチョイツーなら全く問題ないですヨ。