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106.駆動軸ブレ測定 127000 2006.12.16

超オオボケで約束をすっぽかしてしまった・・・急いで向かったがやはり遅かった。
前日のお酒は控えめにしなければ。




軽く瀬戸大橋の公園へ


五色台


っということで、一発気合を入れて測定に取り掛かる。
面倒ってのが本音である。
しかし、確認しなければ話が始まらない。
やれることは行って、結論を出さなければならない。

あけてみると、オイルはそんなに漏れてはいない。
しかし、確実にオイルが出ているのは確かなようである
だんだんと、オイルが駆動系に回ってきている。
駆動系内部は、オイルレスであるので、あまりいい傾向ではない。


駆動ケース自体はアルミであるので、台座が引っ付かなかった。
フレームに何とか固定し、駆動軸の測定をおこなった。

上に押し上げて、0.08mm
下に押し下げて 0.02mm
合計 0.1mmの上下のがたつきがあることになる。(測定位置での話)

で、だからどうしたと言われても、正常な機械の値がわからないので判らない(笑)
ってことで、データー不足で測定の意味が無い。

サービスマニュアルを読み込んでみる。
クランクケースのメインジャーナル(軸受け?)とメインベアリングの内径のクリアランス標準値は、0.025-0.041mm
使用限度は、0.07mm

サービスマニュアルの数値と、今回の測定値は、まったく異なる部分を測定しているので、比較する意味がない。
きっちり確認するなら、新品実物を測定してみるしかない。


フレームとエンジン本体が動いていないか、確認してみた。
シャフトを押さえることで、エンジン自体が傾いていたら、シャフトの傾きではなく、エンジンの傾きを測定していることになる。
測定値は、0だった。
っということで、先ほどの駆動軸ぼブレは、正味の駆動軸のブレだと考えられる。



ちなみに 奥行き方向のガタツキは、0.3mm程度。
これも標準値が判らないので、意味がない(笑)

サビが気になる。プーリーのボスも錆びている。
どこからか、水が入っているのだろうか?


ボス外形 37.9mm
標準は37.995-38.031 
うーむ、この測定方法なら、誤差が多すぎるので、測定誤差内かもしれない。


結論
測定しても良くわからなかった(笑)
現実的な対策として、オイルシール交換で、オイルが止まるか否か。

エンジンを下ろし、正規の測定をして、劣化している部分を交換をすれば理論的にはちゃんと直る。

ただ、価格と、ちゃんとやってくれるところを探すのが難しい。
そこまでお金をかけるなら、走行距離的にも乗り換えのいい機会ともいえる。

内燃機は詳しくない。
ただ、修理の経験上、こういうのって、こだわりだすときりがない


ってことで、現実的に次のステップとしては
とりあえず、オイルシール交換の見積もりをもらおう。


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