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水槽日記27.ヒドラ退治に塩投入・・・・塩恐るべし。塩について注意点。 復帰後の上水槽にコリドラス2匹引越し   2013.04.08


前回に引き続きヒドラ対策

エビがヒドラにぶつかると、ビクンとビックリする。虫歯に棒を突っ込まれる感じで、どうしても心が痛む。
ヒドラには、神経毒があるらしい。ミジンコなど小さい生き物だとマヒって動けなくなる。
一瞬触れただけで、どうやって毒が伝わるのだろうか? エビって殻があるのに??
まあ、その辺を調べだすと奥が深そうであるので、ちょっと置いておく

毎朝、ヒドラ除去をしていたが・・・
あるとき、一気に30匹ぐらい増えた。これはもう、お手上げである・・・・

上部ろ過をチェックしてみると・・・ ヒドラが付着している。 こりゃ、もうだめだなと

 

ヒドラの進入経路は、恐らく野外のバケツ 大阪城のドブの水 
もしくは、余っていたミジンコの素を投入したからだろう・・・ヒドラは、乾燥にも強いのだろうか?
ミジンコは環境が悪くなると、オスメスが発生し、最後の力で保存卵を産み落とす。
普段は自己分裂するヒドラも同じらしい。
卵なんてばらまかれたら、もう、無理だ・・・・

 

で、ネットでヒドラ退治の方法を調べてみた
1.塩をいれて0.3−0.5%濃度にする 
2.水温を高温にする 30度近辺だったかな・・・・・
3.銅を入れる 塩より除去が簡単らしい。 塩は、なかなか抜けないらしい


塩投入前の水槽
見かけは悪いが、ミジンコがワサワサいて、楽しい水槽だった
まさか、あんなことになるとは


0.5%濃度は、60リッター水槽で100gらしい


溶かして・・・投入
ちょっといやな予感がしたので、メスエビだけ移動させた。5年ぐらい続いている種族なので・・・


投入すると、ヒドラがみるみる小さくなっていく
こりゃ利いてるぜ!


エビは・・・・・大丈夫かな 今のところ


会社から帰ってくると、様子がおかしい
気が狂ったようになっている
大急ぎで、下水槽(コリドラス&ミナミ) に移動させた


エビの体調が悪いと、体が白っぽくなる
3日ほどして水を3割ほど交換して様子をみたが・・・ やはり、エビの調子が変


意を決して、水をほとんど交換することにした
塩分を出すにはこれしかない 
ステンの土台も錆びてきていたのだ。

写真にはないが、水草など黒っぽくなってしまった・・・
もっと早く全量交換すればよかった・・・

教訓1 塩処理するなら、生物はすべて移動させること 
0.5%の塩分濃度って強烈で、微生物は、ほとんど死ぬ 
塩オニギリには意味があったのだ。梅干とか長持ちするはずだ
ゆっくり濃度を高めると大丈夫らしいが・・・それだと、ヒドラが卵を残す隙を与えてしまう。気がした。
やっぱり、塩はかわいそうなので、移動がいいと思う

水草は、多少は大丈夫だけど、ダメージはあるみたい。後でジワジワくる。


教訓2  水はほとんど入れ替えろ


ケチって3割したのがダメだった
もう、リセットのつもりで、一気に全部真水に交換したほうがいいと思う。

種水を入れて、ちょっと栄養素を入れて(コナミルクとか) 
水温を高温にすると、速く水ができるみたい





 



水を入れ替えてから、実験台のエビを入れて数日様子をみた
なんとか大丈夫そうだけど・・本調子ではないようだ
水も曇っていた

数日、28度ぐらいに設定 バクテリアよ速く増えろ!

上段水槽は、節電で23度。 下段水槽は、限界温度である18度設定にしている
26度ってのがデフォルトだけど、これはバクテリアがもっとも繁殖しやすい温度らしいとか
15度になると、動けなくなるようだ


ステンレスの土台に カーボンマットをとりつけた、オリジナル水草土台
流木にひっつけるのがかっこいいんだけど、あれって、剥がれちゃったりするし、空間効率が悪い
あと、床が隠れてしまって、ゴミが溜まりやすいんだよね。

私の水槽コンセプトとしては、シンプル。
ゴミに関しては、上部ろ過に吸い上げて、フィルターで除去しましょうってのが、行き着いた結果である
床にモノを置かないのがいいのである。
薄く砂を敷き詰めている。 エビやコリドラスがホジホジしてくれる間に、ゴミが微細化されてフィルターに吸い込まれていくという寸法だ
ジャリだとゴミ(本当はバクテリアだと思うが・・)が蓄積されていく。
細かい砂だと不思議なことに、いつの間にかフンなどが細かくなって消えていく。


話しがそれた

一組の足を短くし、多層構造にしてみた


下の水槽から、コリドラスを2匹投入
先ほどの砂コンセプトに、コリドラスで完成となる
砂をホジホジしてくれるから、細かいゴミが砂に溜まらず、フィルターに流れていく。 

底面ろ過も素晴らしいのだが、かなりうまくやらないと、いつかは破滅してしまう。
定期的に毒抜きをしないといけない。

 (毒抜きは不要という説もある ただ、水はある程度定期的に交換が良いらしい どうしても除去できない成分があるようだ。その成分がある程度蓄積すると・・・壊滅というわけだ。その時期をチェッカーでチェックするのも面倒なので、私は定期的に水をある程度交換している。究極は、交換無し・・・うまくやれば、不可能ではないらしいけどね。)

上部ろ過 ただの安いマット  + 底面田砂+コリドラス
週1回、 ちょっと水交換+フィルターもみ洗い
これが結構いい感じかなぁ


コリドラスが耕した跡。
上部フィルターにゴミが沢山蓄積されていた
砂の中の塩分もうまく混ざってくれたかなぁ・・・

下の水槽のフィルターを洗った水を放り込んだせいか、あっという間に水ができたみたい
魚やエビがイキイキとしはじめた=ガツガツエサを食べ始めた
とても嬉しい
病気のものを見るものほど、悲しいことは無い。



これ、下段水槽




モクモクの謎コケが増えている

先ほどの

上部ろ過 ただの安いマット  + 底面田砂+コリドラス
(時々水交換 マットは水槽の水でモミモミしてゴミ&バクテリアを除去)

これに、ステン金網+炭素繊維マット   ウィローモス& 謎の繊維状モクモクコケ


この謎のモクモクコケ、こいつがかなり浄化パワーがあるのかもしれない
ミナミヌマエビと相性もいいみたいで、ツマツマしてくれる。普段は、表面のバクテリア?を食っているようだ。
しかし、腹がへったら食べているようだ。エサを少なくした時、時々緑色のエビを見かける。エサを多くすると、緑色は消える

炭素繊維、ミラカーボンも試したけど・・・ やはり、見栄えがわるいので、除去した。
この謎コケも、炭素繊維といえば、炭素繊維だろうな(笑)

こういうコケ類って、水が汚いと汚い色になる。 水が綺麗だと、綺麗な緑になるんだよね。
昔、こいつの黒色版をみかけたことがあった。エサを少なめにして、水を綺麗にしてやると、不思議なことに不気味な黒色が綺麗な緑に変化した記憶がある。

塩分に浸かったウィローモスと、コケは、結構枯れてしまった・・・
時間差でダメージがあるのかもしれない。もしくは、微小な濃度でも影響があるのかも。
また、しばらくして元気になってくれるといいのだが

追記

コリドラスをいれたら、ヒドラが増えなくなりました。もしかしたら、コリドラスはヒドラを食べちゃうのかもしれません


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