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014.カルキ抜き自作 塩素チェッカーテスト ミジンコ コリドラスその他 2012.01.04

ぶらっとネットサーフィン
PH 硝酸塩濃度から、カルキ抜きへ

・・・カルキ抜きせんといかん



水替えは、気が向いたときに、小さいバケツで3Lほど行っている。

発泡スチロール水槽は、40*30*15= 18000cm3  =18L 
約16%ほどを入れ替えている計算となる

面倒なので、水道水をズバっと入れ替えている
少量なんで、大丈夫だろと



まあ、実際大丈夫だったのだが・・・・
ネットで改めて調べてみると、あまりいい気持ちはしない

“水道水の塩素対策を極める”:
こちらのサイトでは、イロイロなカルキ抜きの方法を実験されており参考になりました


水道には塩素が含まれている 最低で、蛇口で0.1ml  危険なときは0.2ml
あくまで最低の数字なので、上水道から一番遠いところを基準にしているのは当然だ

大阪市 水道局 水質Q&A:

上記によると・・・
大阪市では、高度浄水処理をしているから、有機物が少なく、塩素量を減らせているらしい。
そのため、浄水場での塩素添加量が 1.5mg/L以上 > 0.6mg/L へと減っている

おまけに、発がん性物質のトリハロメタンは、基準値の1/10なので浄水器不要  らしい・・・。
すげえな、大阪。結構、水おいしいもんなぁ。


大阪市だと  0.1-0.6mg/L の塩素が含まれている可能性がある


塩素ってのがなぜ殺菌するのか?

水道水の中の塩素の働きについて

水に溶かすと、次亜塩素酸となる
それには、酸化能力により、細胞膜を破壊してしまうようだ。
ある程度大型の生物なら、多少の細胞がつぶれようが大丈夫だが・・・ 小さな生物だと細胞が少ないので、自分を維持できず死んでしまうということだろう。

塩素の中和メカニズムは?

一般にパイポ チオ硫酸ナトリウム 

チオ硫酸ナトリウム - Wikipedia: より

Na2S2O3 + X2 + H2O → Na2SO4 + 2 HX + S↓
Na2S2O3 + 4 X2 + 5 H2O → 2 NaX + 2 H2SO4 + 6 HX
Xはヨウ素以外のハロゲン[3]

発生するハロゲン化水素酸や硫酸は強酸ではあるが、水道水に含まれる程度の量の塩素から生成される量はごく微量のため、水の pH に及ぼす影響はごくわずかなので、水生生物にほとんど悪影響はみられない。

これは塩素による急性中毒そのものよりも、塩素と水生生物の排泄物などが反応して有毒なクロラミン (NH2Cl, NHCl2) などが生成することを防ぐ効果の方が大きいともされる。

なるほど・・・
素直にカルキ抜きしてやるか・・・


自家製コントラコロライン
  より

コントラコロラインは水10Lに対して2mlの投入とされています。
一方ハイポは蛇口からの上水道の残留塩素濃度が1ppmと仮定して100Lの水道水に96mgのハイポを投入すれば良いことになります。
ということで5g弱のハイポを1Lの水で溶かした溶解液を作れば、「コントラコロライン」と全く同じ使い方が出来るというわけです。

ってことは、
500mlのペットボトルに、2.5gのパイポ(チオ硫酸ナトリウム)を入れると  
10Lを 2mlで塩素を中和できる中和剤が完成する

とりあえず、
中和剤の容器、パイポ、塩素測定材を入手してみようと思います


SUISITU: アクアリウムにて、水質を科学的に考察したページ すごいっす
10年前のリンクってほとんど消えてるね

深夜2時ぐらいになってしまった
もう寝よう


 


難波のダイキに行って購入してきました
スドーの塩素チェッカー 980円 
高いけど、仕方が無い
ネットだと安いんだろうね


内容物
パッケージが色あせていたので、カードは大丈夫か?
こういう系列の判別用のカードってのは、本当は賞味期限があるんですけどね



とりあえず、水道水をチェックしてみました
ちゃんと0.2ですね!

 


折角なので、かるく水を替えてやります
3Lほど水を抜き、その水で、発泡スチロール水槽 の外掛けフィルターを清掃
テトラのフィルターの綿を取り外し、一般のウールマットを巻きつけてます

ニギニギすると、エビのウンコ成分と思われるものが、出てきます
アクアリストの一つの理想としては、水槽内で全循環。水交換無し。ってのが理想です
いろいろ試して、近いものも到達しました。しばらく安定していたのですが、しばらくすると破滅してしまいました。まあ、えさの量とかイロイロあると思うんですけど
どうも、ゴミを溜め込むと、あるときに環境が破滅してダメだなぁ・・と

ってことで、現在では、

ゴミを溜め込まない田砂(1-2mmていどの砂)を薄く引く
コリドラスやミナミヌマエビなど、床ゴミ分解系の生体を入れる
床面のモノを少なくし、流れを良くしていますフンなどのゴミを綺麗にフィルターで吸い込めるようにする
フィルターのヨゴレ具合が簡単にチェックでき、簡単に掃除できる外掛けフィルター
ウィローモス大量活着
あんまりエサを入れない
ちょいちょいこまめに、少量の水交換

これで、安定してます。
ある意味敗北なんですが、メンテナンスを極限に簡単にすることで、破滅をなくしています

話がそれました



普段どおり、抜いた3L分を補充するために、蛇口から出したての水道水3Lを発泡水槽へ放り込みました
すばやく、そのときの水槽内の水を採取



測定外でした ほぼ0です
元々塩素が少ない所に、6倍程度に希釈されてしまったから、検知されなかったのかもしれません
もしくは、塩素が瞬間的に水槽内のバクテリア等の有機物の細胞膜を破壊し、中和されてしまったと思われます

まあ、もし残っていたら、エビもメダカも死んでいるんですけどね



ハイポです
小さい袋のヤツは売っていませんでした 300円


1kg1000円とかで、パッケージとか、運送料の値段が大半なんでしょうね


氷砂糖みたいです 子供がいるところじゃ、ヤバイですね



計算では500ml で2.5g  約10粒
このハカリ、小数点以下は、計測できないんだよね
3gと、2gじゃ、誤差が大きすぎるような気がします


ペットボトルのふたにどれだけ水が入るかチェック
約7mlも入りました

5Lの塩素を中和したい時、1mlって計測できないよなあ・・・
面倒ですが、スポイドで計測するのが良さそうです



試しに約5Lを1ml投入・・・・ ちゃんと中和されています

なぜ、この液体で黄色になるのか?
そういうことを調べだすと、いくら時間が有っても足りません
今は、ネットがあるので、調べるのは比較的簡単です。本当にいい時代だと思います。
化学好きにはいい時代です すっかり、化学式とかmolとか、忘れてしまいました
ただ、なんとなくイオンとか、分子量とか、イメージできます。だから、義務教育ってのは無駄じゃないと思いますね。
わからない人は、イオンって何?元素って何?ってところからスタートですから。

ひとまず、自作カルキ抜きは完成です
(透明のペットボトルだと、日光で分解されるとか、変化するとかないだろうな・・・・)

結論としては・・・・
水槽の水に対し、10%程度の少量を入れ替えるなら カルキ抜きしなくても影響は少ないと思います。
その場合はゆっくり注入すべきでしょう。
多少は影響はあるのですが、すぐに回復すると思います。

ただし、全体の30%以上など、大量に交換する人は、絶対カルキを抜いた方がいいでしょうね
かなりの微生物が分解されてしまい、回復に時間がかかってしまいます


2013・3・12 修正
カルキ抜きは、きっちりやりましょう

20%ぐらいの水道水投入で、ミジンコがほぼ絶滅してしまいました・・・ かなりショックです・・・・
大きいお魚でも、死なないと入っても、影響はあると思います。
多少、カルキ抜きを多めに入れる害より、塩素の害の方が大きいようです。
オオザッパな人、ケチな人でも、おまじないでもいいので、ザクっとカルキ抜きを投入してあげましょう。




ミジンコ水槽その後

青汁なんですが・・・水、汚れます(笑)
そりゃ、植物繊維とはいえ、死亡した生物なんで・・・ゴミになりますね。白いゴミが溜まってきます
タニシなどの、生物清掃委員を放り込むのがよいと思われます
私の家にはタニシ系はいません

左の二つは、自然を再現し、メダカ水槽の水を投入しジンワリ増殖。放置プレイということにします
砂があると、ゴミを排出するのが難しいんです

右端の一つは、ベアタンクにして、青汁で攻撃的に増殖、カルキを抜いた水をガンガン交換するという方式にすることにしました
ミジンコを2匹投入

最初の数匹以降、耐久卵を新規に孵そうとしても、孵らないんです
最初に生まれた数匹がちょっとづつ増えている状態です


コリドラスは、最初っから弱く、体の色もおかしかった1匹が死亡。
残り4匹となりました。

エサは、ひかり コリドラス を朝に1粒、夜に1粒という感じです
見ていてもどかしいですが、食っては遊んでを繰り返し、気がついたら全部食べているという感じです
バラけてしまった分は、ちゃんとあちこちホジクリ返して、探し回っているようです

一日2粒で、水槽に対してどれだけヨゴレが出てくるのか、心配です。えさの量が多いほど、当然、ヨゴレも多くなりますので
手間を考えると、エサは少ないほうがいいんですけどね

コリドラスの数を増やして、10匹単位で泳がせると楽しいだろうなぁ・・と思います。コリドラスは、群れて泳ぐ習性があるのです。
今は4匹ですが、時々編隊を組んで泳いでいます




それと、あんまりコリドラスは、頭はよくありません。
意味も無く、水槽の端っこに向かってダッシュしたり
無意味に、水が噴出している急流に向かってダッシュを繰り返しています。
遊んでいるのでしょうか? ガラス=向こうにいけると認識しているのかもしれません。

メシを食って、しばらく休憩。ダッシュをして遊んで、また食うの繰り返しです
いいご身分だなぁ・・・


ちなみに、グッピーは、
メスは食う、食う、食う 
オスは、食う、種付け、食う、種付け

いくらでもエサを食べてくれるし、子供が増えるのでそういう意味では、とっても面白いのですが・・・
鑑賞としては、ちょっと疲れてしまう部分もあります。 
金魚も水温で盛るのですが、死ぬまでエッチし続けます。これも疲れます。
まあ、金魚としては全力ですから仕方ないですけど

とりあえず、このへんで

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