48.大阪に行く 2007.09.15-17
あらすじ
用事があるので、久しぶりに大阪に帰ることにした。
今回は、あまり面白くない記事である
9月15日 土曜日
台風が接近しており、せっかくの3連休は雨の予報。
大阪へは、フェリーで帰る予定だった。
以前までは、何が何でもバイクで大阪に行っていた。
しかし、最近、単に大都市間の移動(高松ー大阪)ならば、バイクで移動しても、あんまり面白くないと感じるようになってきた。
今回はバイクで行きたい理由があった
幸いなことに、台風がそれたせいで、天気予報ははずれ。バイクで行くことにするか!
宇高国道フェリーで海を渡る
最近、本四フェリーでも、コンビニでバイクの割引キップを購入できるようになった。
だから、こっちを使う理由ってあんまり無いんだけどね・・
宇高国道フェリーのホームページの割引券をバイクに積んでいると、状況で好きなほうを選べるので便利かも。
天気いいです。
ブルーハィウェイにて
道路の真ん中で、車が炎上
横を通り抜けれそうでしたが、ちょうど真横で爆発しそうな感じがしたので、Uターンして、一度降りました。
淡々と走るだけで、やっぱりあまり面白くありません
単なる移動ですね
丹波のクロマメの入ったジェラート
300円ぐらいした。 おいしいけど、二度と買わないだろう。
現場に行き、祈った
ビール置いてきた
現場近くでは、雨が降っていた。
移動中、バイクに乗ることはどうなんだろう、と考えていた
覆面に追尾される
ちょいと時間がなくなってきた
実家で晩御飯を食べなければならない
ここは、ちょいとカネを使いますが。通勤割引の時間ですし。
福知山から高速に乗る
高速入り口を通過する際、横向いてをチェックすると白のクラウンの覆面が入り口横に待機していた
パト待機できそうなところ(PAなど)は、できるだけチェックするようにしている。
急いでるのに、付いてきたらめんどくさいからヤダナァ・・
高速ドキュン(+20ぐらいですけどね)で移動しようと思っていたのに・・
ちょっと走り出そうとした気配があったが、ついてきていない様子。反対方向へ行ったか?
でも、ヤナ予感があるので、手ごろな速度で走っている車(80キロ制限で90キロ)の後を追尾して警戒走行。
・・・来ないな。
来ないようなので、そろそろいきますか・・・
後方をチェックすると、ちらっと一瞬、クラウンが見えた
舞鶴道は、コーナーが連続するので、ある程度の距離を開けると、後ろの車が見えなくなる。
どうやら、見えるか見えないかのギリギリのところで、私が追い越し加速するのを待ち構えているようだ。
料金所入り口でチェックしてなかったら、食われていたかも・・
なんどかチラチラと見えていたが、しばらくすると、消えた。
あきらめて、80キロで巡航しているのかな。そろそろいきますか。
っと、思っていたら、超高速で紺色のクラウンが通過。
覆面は白だった。こいつは、覆面じゃない。
この速度なら、さっきの白の覆面が追尾してきてもいいはずだが・・・覆面は来てない。
杞憂だったのか・・
さて、今度こそ行きましょう
っともう一度後ろを見たら、かなりの超高速(ほぼ全開じゃないかなぁ・・)で白のクラウンがぶち抜き
覆面の白クラウンは、紺色のクラウンに追いつくが、紺色のクラウンは絶妙にスピードダウン。
おお!セーフじゃん。やるなぁ・・あいつ
っと思ったら、紺色のクラウンがビューンと加速開始。
そして、程よい速度で測定されて御用。
ああ・・・覆面だと見切れなかったんだ・・
時間差追尾とか、ここまでやるかぁ・・
結局、宝塚近辺のトンネル大渋滞に巻き込まれて、ちょいと遅刻しました
家で晩飯して、終了
両親は、月曜日に北海道に行く予定、いろいろ話をした
9月16日 日曜日 旧友とツーリング
友人が大型を取った。そして、以前からツーリングに行こうぜって話しをしていたので、バイクで来たのである
待ち時間にタイヤを見ていると・・・釘がモロに刺さっていた。
写真は、ちょいと引っ張り出した状態。
2センチぐらいの長さの釘。
抜いているとき、ちょっと絶望な気分だった。
偶然だが、ナナメにめり込んでおり、エア漏れは無し。ラッキー
土産をもらった
レッドブルってのは、海外と日本で成分が違うらしい
友人の子供を預けてから、六甲へ
友人のST250
レストランまでは、STに乗せてもらう。
クラッシックな単気筒250
ミッションは、久しぶりだったが、すごく楽しかった。
電気が走る感じ。やばいなぁ・・
ミッションは、カチャカチャとめんどうなんだけど、体が自然に動く。
コーナー手前で、シフトダウン、アクセルワークのタイミングを探る。
うまく、決まるとメチャ楽しい。
そして、びっくりしたのが、軽さ。
絶対パワーは少ないんだけど、アクセルに対する車体の動きが軽い。
低速トルクが結構あって、思ったより軽く坂をスルスル上っていくことは驚いた。
曲がるダイレクト感は、結構ある。
スカブがゴリゴリって感じで回るのに対し、自然にクルクル回る。
タイヤがショボイっぽい感覚があるので、タイヤをいい奴にすれば、もうちょいっと気持ちよく走れるかも・・って感じがする。
これは、あくまでも私の感触なんですけどね。
風を全身で受けるのだが、これも新鮮だった。
80キロ程度だと、程よい風圧で心地いい。暑かったってこともあるけど。
スクーターの風除けは確かに便利だが、頭に圧縮された強力な風圧がかかり、ヘルメットが押されて窮屈感がある。
これが80キロ以上になってくると、しんどくなってくるんだけどね。
クラッチに、軽量車体、面白い。
STは、高回転まわすと、エンジンがブルブルしてくる。これがもうちょいっときれいに回れば、面白いかも・・・
以前試乗した、セローとかきれいに回っていたし・・
それにしても、軽さがいい感じ
大体、スクーターは、パワーウェイトレシオ悪すぎ。スカブだと、50馬力で240キロの車体。STが20馬力チョイで、120キロ程度。
トルクとか、パワーバンドの広さとかイロイロ要素があるけど、急勾配のエリアになると、結構逼迫しちゃうんです。
軽量、ハイパワーのモタードだったら勝てないな。
スクーターは、荷物積載能力、防風性能、いろんな機能がついている。ATをはじめとする、快適装備の為に重たい車体となり、そして、排気量が増えていく。いたちごっこ。
せっかくの排気量も、車体重量の重さに食われる。いいタイヤにいい足回りも、重さ自体に効果を相殺されてしまっている。
確かに、スクーターの全体バランスはすばらしい。
逆に、なにかを割り切ることができれば、お手軽で面白いバイクを手に入れられるのではないだろうか?
あまり考察すると、買い換えたくなるから、この辺でやめておくことにする
一時期閉まっていた、パパ&ママが復活してました
イロイロ雑談して終了
帰りは雨になりました
車両入れ替え。さすがに、スカブ650、加速はいいね。速度を感じさせない
ヨッチさんとお会いする
ヨドバシ前でヨッチさんをお会いする。
居酒屋で、イロイロ話をする。
悲しい話、明るい話。いろいろ。バイクの話。
ほんま、バイクがすきなんだな・・
海の向こうなので、あまり走る機会がありません。
まあ、また、どこかでお会いするのを楽しみにしてます。
翌日、ボチボチと公害だらけのバイパスを通って帰りました。
バイクと死
真剣にバイクと死について考えました。
1.バイクは生身で乗っているので死にやすいという現実
2.自分の命で好きなことやる権利はある
しかし、もう一つあります。
3.大勢の人とともにいろんなものを共有して生きている
オッサンが好きでやって死ぬのは、仕方ないなと思うのですが・・
その周りの人のことを考え始めると、結構辛い。
仮に自分が友人を誘って、友人が死亡するとします。
死んだ人は、バイクが危ないと分かって乗っているのですから自己責任です。
バイクに乗ることを真剣に止めなかった家族もその責任は0とはいえない。
でも、やはり、誘った自分は家族の人に恨まれる。
もしかしたら、恨まれはしないかもしれないが・・・・関連したことは事実。
誘うのではなく、逆に乗らないことを進めるべきだったのでは?
まあ、ある意味結果論ですけど・・
そんなことを想像すると、結構、しんどい。
友人の子供を実際に見て、その人たちの悲しみを想像してしまうと、かなりキツイ。
これは、つながりが深いほど、きつい。
ニュースで死亡が日常茶飯事で放送されているが、なんとも感じない人が大半だと思う。
しかし、つながりがある人が死んだら、かなりこたえる。
自分はどうするべきなのだろうか?
すべてを飲み込んで乗るのか?
そんなことを考える一面で、自分を抑えられず、簡単に死んでしまう速度で走って快楽を貪っている自分がいます。
最近思うのですが、人間って知能がある割に、アホやっておもいます。
普通に考えると、自分が我慢できないなら、乗らなければいい。危ないから乗らなければいい。
それは、わかっちゃいるけど、やめられない。
でも、どこかで、見切りをつけんとダメかもしれない。
今回のレポは書くかどうか悩んだけど、バイク乗りとして、書いておきました。
暗いネタで申し訳ない
ちょこっとつーりんぐ > スカイウェイブ650LXの記録