注意 オッサンがうだうだ書いているだけだから、読んでも面白くないですよ。
きっかけ
銀翼もだいぶガタが出てきた。
でも、ちゃんと走る。
エンジンもちょっとパワーは抜けているが、調子よく走ってくれる。
ショックのＯＨと、タイヤを交換すれば、もう一回り快適に走ってくれるに違いない。
経験から、そんな手ごたえを感じる。
乗り換え末期、乗り換えようと考えながら、バイクに乗ると、改めて今のバイクのよさを感じる。
そうすると、なかなか乗り換えられなくなってしまう。
気に入って購入したのだから、当然だと思う。
ホームページの運営もしているので、やはり乗り換えに移動できない。
自分の中で、自分自身が何をやりたいか、整理できていないのである。
先日、春の陽気の中で小さなツーリングに参加した。
ふむ・・・おもしろい。気持ちいい。
やっぱりバイクはいいもんだ。俺はバイクでツーリングするのが好きなんだなと確認したのである。
そして、決定的なきっかけとして、四国からほかの地方で転勤させられる話があった。
幸い、キャンセルになった。
そんなに四国が好きなら、会社を辞めちゃって就職すればいいのである。
なかなか、そこまで勇気は無いし、とりあえず、転勤してから考えるだろう。
転勤してしまえば、バイクに乗れる環境も変わってしまうかもしれない。
やろうと思えば何とでもなる。
しかし、いまさらなんだけど、今という時間が貴重なんだなと再確認したのである。
せっかくだから、新しいバイクでも購入しようということになった。
金食い虫を選ぶ勇気
はっきり言うと、独身だからある程度の余裕はある。
しかし、基本的には会社の奴隷みたいな生活をしている。家も借家である。
自由を守るためには、お金が必要であり、その出費に対しては神経質なのである。
次のバイクを何を選ぶか・・・
基本テーマは、「ツーリングに使えるバイク」である。
そして、バイク選びの第一条件に出てくるのは、悲しいながら、、「金」なのである。
旅の経費という視点で見ると、大型バイクは割高となる。
大きく分けて、車検ありと車検なしに分かれる。
車検あり、つまり４００ｃｃ以上のバイクでは、軽自動車との維持費があまり変わらなくなってくる。
シンプルに旅をサポートする乗り物として考えると、軽自動車も侮れない。
都市部の方には想像しにくいかもしれないが、地方では渋滞もそんなに無いから、自動車でも結構快適にツーリングできるのである。
私は、貧乏で現実主義である。
維持費が安い乗り物で移動して、おいしいものとか宿泊費にカネを使ったほうが旅が楽しめるのではないかと考える。
でも、やっぱり大きいバイクでどーんと山を走るのは、楽しい（笑）
一度味わった銀翼６００の快適性を下げるのはなかなか難しいのである。
・・・で、いろいろ悩んだ。 自分を納得させなければいけない。（そういう人間だからである）
あと、現実的に、お金が無い。金が有れば、何も考えないよ（笑）
１．車や原付などを購入せず、お金パワーを大型バイク＆ツーリングの旅に集中させる。
２．今は収入が安定しているからドンと楽しむ。今より貧乏になったら、昔のように安い中古や、原付でも楽しめばいいじゃないか。
って考え方で落ち着いた。
理論の整合性が取れることで、高額なラジアルタイヤを装着したバイクを購入することができる。
私がケチという部分を差し引いても、とにかく大型バイクは維持費がめちゃ高い。
宿代やメシ代、高速代を節約しているのに、下手すると半年で５万円も維持費がかかる。
このお金の配分ってドウヨ？
５万有れば高速乗り放題に近いし、宿も泊まり放題。
維持費の安いバイクにして、高速代とか宿代とかに資金配分を高めたほうが、旅としては、充実するんじゃないのか？
ってな考え方も有る。以前の自分がそうだった。
お金の考え方に万人にとっての正解は無い。
正解があるとすれば、自分の考え方が正解なのである。
ま、今回は大きいので行ってみることに決めた。
車種の選定
■ラジアルタイヤのバイク
ラジアルタイヤの車種が選べることになり、選択肢が広がった。
大型車種で安いバイアスタイヤを履いているのは、銀翼しかない。あとは、ＣＢ７５０もサイズ的にバイアスタイヤを履ける。
ちなみに バイアス ６０００−７０００円ぐらい ラジアル １２０００円-１５０００円ぐらいと倍も違う。
確かにラジアルは高性能だが、この値段差までの価値は無いと思う。
ちょっと高すぎる気がするんだけど。車種の選択肢を広げるために、割り切ることにする。
今回のバイク選びは、ちょっと贅沢をする。
■ＡＢＳの装着車両にする
基本的に、スピードを出しすぎたら危ない。ＡＢＳなんて関係ない。止まれないもんは、止まらない。
結局、安全マージンを多く取ることが大事だと思う。でも、つまらない。
もっとスピードを出したい。でも、危ないから押さえる。
バイクは、常に自分との戦いであり、常に苦悩がある。
ツーリング経験者としては、いろんな路面状況や急な飛び出しなどの際、やはりＡＢＳが有効だと思う。
特に、フルブレーキができない人には、ＡＢＳがいいと思う。
大型車両でウェット路面で、フルロックできるか？コレってやっぱり難しいと思う。
今はＡＢＳの性能が上がっていて評価が高い。だったら、せっかくのハイテクを使わせてもらおうと思う。
あと、年齢のせいか、自分のスピードに対する瞬間のレスポンスが悪くなっているのを体感する。それが本音だったりする（笑）
■ポジションが自然なバイク
イロイロなバイクに乗ってきた。
長時間乗っていると、もっとハンドルが高かったらいいのに！って思えてくる。
前傾の車両は、どうしても風景をみる余裕が無くなり、急がされる雰囲気になる。それもまた楽しいんだけど（笑）
アレコレいじるのはめんどくさいので、最初っから楽なポジションのバイクにすることにする。
■防風性能が高いバイク
やはり、カウルが欲しい。特に十分なフロントスクリーン。
高速を快適に移動するのに必須だと思う。
無いと９０キロぐらいでしか移動できないのです。
一般道中心なら無くてもいいんだけど
△国産であること
外車（逆輸入車）が嫌いというわけではない。
ＢＭＷの思想とか、好きだったりする。
ただ、プレミアムがついて割高すぎるのが、実用主義であまり裕福でない自分にとって、納得できない部分がある。
コレはやはり人それぞれだと思う。
△荷物が入るバイク
これは△で備考である。
これを条件に入れると、極端に選択肢が狭くなる。
△すり抜けがある程度できるバイク
あんまり幅広いのは、ちょっと苦手かなと。
四国なら、まあ、じっくり並んでもそんなに苦は無いけど・・。
こんな感じです。
で、候補としては・・・
ＣＢ１３００ＳＢ ＡＢＳ
１２３万 王道！いかにもビッグバイク。 最右翼である。
ＶＦＲＡＢＳスペシャル １２２万 前傾なんだけど、ちょっと興味はある
バンディット１２００Ｓ 油冷iファイナルエディション（ＡＢＳ） ９５万 よっちさん号で結構いい感じだったので印象に残っている。
シルバーウィングＡＢＳ 86万 同じのは面白くないが・・やはり魅力的な候補の一つ
スカブＬＸ １０３万 ヲヤジ形状でデカイ、ただ、ツアラーの条件はそろっている
参考
ＴＭＡＸ 85万 ＡＢＳが無い、カウルを追加購入する必要がある。エンジンが面白い。
ＣＢ７５０ 76万 試乗して一番面白かったバイク 今のバイクに無い 柔らかい感じ。 ツアラーとしては、ちょっとカスタマイズが必要か？
パンヨーロピアン ABS 200万 究極だけど、ちょい高い
ＦＪＲ ＡＳ 170万 これも一つの究極 ほとんどパンヨーロピアンと同じ値段
ＦＪＲ1300Ａ 150万
ＣＢＦ１０００ＡＢＳ 150？
ドゥービル １３０万？ 収納があり非常に面白いバイク。高級感もある、割高なのが痛い。
ってことで、この候補の中から、近日中に発注します。
ＤＮ−０１も興味深いんだけど・・俺にはもう時間が無い。
仮に発売されても、購入は秋ぐらいになり、今年のシーズンを逃す。
機会があれば、購入しようと思う。
「夢のバイクでは、現実のツーリングにはいけない」by さかな
今年４月から ３年車検ってのもある。
あんまり気にしない・・・予定。