037.スカイウェイブ650 ハンドル部カスタムレポート ほほえみさん 2010.06.12
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目的:
ハンドル交換をするにあたって、ハンドルカバーを外すと、大きな穴が開いています。
あれを塞がないと、見た目もそうですが、中の配線等にダメージを与えてしまいそう
ですので、ここはきちんと覆ってあげる必要性があります。
今回は、アルミ板を使って自作することにしました。
適当な厚紙を用意して、穴が隠れるような型紙を作成しました。
紙であれば、何回も作り直すことが出来ますし、形を変えるのも簡単です。
写真に簡単なサイズが記入されていますが、最終的には現物合わせを行いましたので、多少寸法が異なる所があります。
真ん中で2分割する形にし、加工をし易くする事とハンドル等を付けたまま設置きるようにしています。
型紙から作成したプレートです。
厚さ2mmのアルミ板を用意し、ノコギリとヤスリでゴリゴリ削りだしました。
ハンドルポストなどに当たる部分にはモールを貼り付け、車体側に傷が付かない
よう
にしています。(振動防止も兼ねています)
モール処理を行わないと、金属同士が当たりますので、振動でガタガタと音がしてしまいました。
また、モール処理を行うことで、ハンドルポストにしっかりと密着し、プレーのガタを最小限に抑えるようにしています。
作成したプレートの裏面です。
アルミ板だけですと、側面から穴が見えてしまいますし、ゴミ等も入り易くなってしまいますから、L型ステーを用意してネジ止めしています。
プレート中央にゴムのような物が付いていますが、これはこのプレートを固定する為の物です。
これはグリップエンド等に使用されるゴムで、これをハンドル中央の穴に差し込み固定しています。
車体に取り付けた写真です。
穴も隠れましたし、何よりもハンドル周辺がスッキリしました。
ケーブル類の穴は、比較的多い目にとりましたので、仮に配線が増えたとしても簡単に通すことが出来ると思います。
拡大写真です。
ケーブル周辺にもモール処理を行っていますので、ケーブルが傷つくことも殆どないと思います。
(ケーブル類には一切手を付けていません。)
横から見た写真です。
カウルとの隙間は大よそ1cm程度です。
プレートに取り付けたL型ステーにもモール処理を行い、カウルと干渉した場合に
も、
カウルに傷が付き難くしています。
ハンドルの高さ確認です。
ノーマルのハンドルよりも約8cm下げることが出来ました。
ハンドル交換を行うきっかけとなったのもハンドルの高さが少し高過ぎると感じていたところで、交換に踏み切りました。
これ以上下げると、ミラーを格納した際に、アクセルケーブルが干渉してしまいます。
(基本的に、ミラーを格納した際に、干渉する事はありません)
ハンドルは、ハーディーHiで、セットバックステーを使って取り付けています。
セットバックステーを取り付けないと、ハンドルが遠すぎますし、ミラーと干渉してしまいます。
ノーマルハンドルの写真です。
ノーマルハンドルも若干ハンドルの高さを変える事が可能です。
ノーマルハンドルは、アクセルケーブル、グリップヒーター等のパーツが、ミラ ーの上を通過するようなポジションになっているため、
ハンドルの下げ過ぎててしま うと、そのパーツがミラーと干渉してしまいます。
交換前後で比較すると、その違いが分かるかと思います。
正面(ライダー側)からの写真です。
場所によっては、ネジ穴位置がズレてしまったりしましたが、自作でも何とか形 にすることが出来ました。
思わぬ効果として、ハンドルの高さが下がったことで、ミラーがナックルガードの役割を十分果たせるようになりました。
予算的には、多く見積もって2500円程度に抑えることが出来ましたので、満足です。
(グリップエンドは別途用意しています)
以上です。
さかな(管理人)より
ほほえみさん、当方の都合により、コメント+画像の再度の詳細なレポートをありがとうございました!
250の人気車種では、いろんなパーツがあったりするのですが、ちょっとマイナーな車種では、なかなか無いものです。
自作のパワーに感服します。
スカブ楽しんでください!