005.シフトチェンジの仕組み調査 2009.07.22

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休日出勤の代休で、平日に自宅でぶらぶらとしている。
納車日に休みにすればよかった

マニュアルシフト車両を所有するのは、10年振りである。
シフトは、体で覚えているもので、下手ながらシフトチェンジはできる。

できれば、うまく、負荷が少なく、シフトチェンジしたいのが人情。
ネットで調べてみるが、いまいちスッキリした答えが無い。
どういう仕組みなのか判れば、どうすればいいのかはっきりするはずだ。
バイクのミッションの仕組みを調査してみた

ギヤチェンジ (R100RS's room)  図つきで説明 R100RSのミッション構造について詳細
LANZAエンジン整備(5)トランスミッション編 (さとやんのうんちく部屋) ミッション分解OH、内部構造や、磨耗具合がよくわかる
トランスミッションのシフトってどうなっているの (@IT MONOist) 車のシンクロ機構について 変速比のわかりやすい説明がある
ヤマハ パーツリスト

なるほど・・なんとなく理解できた

自分が最初にイメージしていたのは、ラジコンのモーターのギヤの交換である。
ラジコンのギヤ比を変えるには、モーターのギヤを交換し、モーターの位置を調整する。
駆動力をかけながら、ギヤ自体を入れ替えるという動作は、ギヤの歯自体が繊細であるから難しい。
イマイチよくわからない


パーツリストから、簡単に全体図を書いてみた
変速比の理屈は、よく理解できた

エンジン側の軸と、スプロケ側の軸 ギヤが一対になっている。
5速なので、5組のギヤが組み合ったまま回っている。

うまい仕組みで、必要なギヤセットだけがスプロケの駆動軸につながっているらしい。

じぶんなりに、簡略化して、まとめてみた 


ニュートラルの時


1速のとき



2速のとき

クラッチドッグという、動力伝達部を左右に動かし、必要なギヤとスプロケ軸を接続することで、必要なギヤ比に変換しているのだ。
(本当はもっとややこしい)

ギヤを交換しているのではない。
常に5組のギヤセットが駆動している。
駆動軸をギヤセットの一つにつないでいるのだ。



さて、問題は、変速時の動作である。
実際の変速時に、どこで速度差を吸収するのか
それがわかれば、ギヤにダメージの少ないシフトチェンジがわかるはずだ

仮に 
60キロでの回転数を 
1速 3000回転 
2速 1900回転
と、する。



シフトアップの図である

1.軽くシフトペダルに力をいれ、アクセルを緩めると、クラッチドッグが1速から離れ、二速へ向かう
ただし、そのままでは、クラッチドッグは2速に入らない。 
60キロでの二速でのエンジンの回転数は、1890。 今は3000回転である。

2.アクセルを緩めているので、自然にエンジン回転数は落ちてくる。 いつかは、回転数が一致し、クラッチドッグが二速にはまりこむ

シフトアップは、クラッチを切らなくても、うまくいきやすい。
しかし、理論的には、一速からクラッチドッグを外す瞬間、クラッチドッグを二速に入れる瞬間は、エンジンのトルクがかからないほうがいいだろう。


シフトダウンの図

1.クラッチを切った瞬間に、2速のギヤからクラッチドッグを抜

2.クラッチドッグを1速側に入れる。 
3.半クラッチで、回転数を合わせる。


うーむ・・・ちょっと表現が難しい

ミッションを長持ちさせるには
1・軽い力でシフトレバーを操作する。
2・アクセル、クラッチのタイミングで、きれいにシフトが入るタイミングを探す。



当たり前の結論になってしまった・・・
セローは5速で、ギヤとギヤの回転数の差が大きい。
実車に乗って、練習してみるのが楽しみである

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