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34.2008TMAX 2008.06.15

国内の2008年モデルのTMAXが発表された。 YAMAHA TMAX
国内で発売されるのかなァ・・と心配だっただけに、とってもうれしい。

ほとんどフルモデルチェンジに近い。
エンジンの排気量アップが無いのが非常に残念だが・・
エンジン自体もカイゼンされているし、使い勝手など全体的に向上している
個人的には、メーターに品質感があって、いいなぁ

一つの目玉が、アルミフレーム
一般的には、アルミフレーム=軽量 高性能 ってイメージがある
しかし、個人的に、アルミフレームというのは、あまりいい印象が無い

一つの例がマジェ400
アルミフレームの鳴り物入りで、販売された。
確かに、剛性は高く、高速コーナーの安定感は群を抜いていた。ユニット式の銀翼より剛性が高かった
ただし・・強い衝撃に弱い。
大きな段差では、車体がショックを吸収しきれず、ビョーンと人間が飛び跳ねてしまうのだ。イメージだと3センチぐらいお尻が浮く感触。
普通のバイクだったら、ステップやニーグリップでなんとかなる。しかし、スクーターだとそうは行かない。
まさしく、ビョーンと飛んでしまう。それに、乗車姿勢から、腰にモロに衝撃が来る。
腰痛殺しだ(笑)スクーターは腰にあんまり良くないので、気をつけたほうがいい
飛び跳ねる原因は、エンジンユニット式であり、リヤショックの動きが悪いということと、それまでパイプフレームのしなりで吸収していたものが、アルミフレームとなり吸収してくれなくなったことである。
テストコースや高速だけを走っているだけなら、このビューンの問題点は出てこないんだよねぇ・・。

もう一つが、パイプフレームのFZ−SとアルミフレームのFZ−1
これは、お聞きした話なので、私が体験したことではない。
確かに、FZ−1は超剛性で、普通のオッサンが出せる速度域では、ヨレが感じられないらしい。
ただ、ツーリングに関しての走りやすさというと、パイプフレームらしい。

そんなことから、アルミフレームがちょいっと心配な部分なのである。
(ちなみに、新しいマジェ250はパイプフレーム それでも十分な剛性の足回りだった)

但し、TMAXはマジェ400と異なり、リヤの構造が良く、足の動きはすごく良い。
だから、フレームがガチガチになっても、あんまり気にならないかもしれない。

まあ、なにはともあれ、機会があれば、厳しい峠でガツンと乗ってみたい一台です


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