30.バイクに乗ることと、そのコスト 2005.06.12

人間の心
数日間、バイクについて考えた。

1+1=2
数学では明快な答えが出てくる。

しかし、バイクに関して・・・いや、人間に関しては 1+1=?である。
はっきりいって、人の心はわからん。自分の心もわからない。
そして・・・精神は常に取り巻きの環境に変化させられる。

 

物事に関しては、たくさんの情報を得て、よく考えたを練ったほうがいいに決まっている。
しかし、バイクに関してはどうだろうか?
あまりにも、要素が不安定に感じる。 考えれば考えるほど、ドツボにはまる。
そう、1+1=2というふうに明快な数字を求めだすと、よりいっそうドツボにはまっていく。
答えが出ない理由は・・・人間が相手だから。

コストと性能

先日、バイク好きと次の銀翼はどうなればいいかと話す機会があった。
結局、理想を求めすぎると、話はまとまらなかった。
本当の実用車や、スピードを求めるレプリカなどのほうが、明快でいいかもしれない。

現実的な話になると、コストと性能の対立になる。
ここ数日、イロイロ考えていたが、コストが出てくると本当に頭が痛い。
人によって価値観が違う。その人は10万円の価値があると考え、別の人は10万円も価値がないと考える。最後は精神論になってくる。

特に、私は、10万円あったら、いろんな楽しいことができるぜ!って考えるタイプである。まあ、ビンボーでケチである。そうなりだしたら、何も購入できない。
現状維持していれば、一番効率がいいのだから(笑)

あと、人間の変な価値観がある。
普段の1000円をケチッているわりに、何十万円の無駄遣いをする。その無駄遣いをやめれば、日常で結構リッチに暮らせるのにもかかわらずである。金銭感覚が麻痺してくる感覚がある。必要なものはいくらでもお金を出すけれど、自分のポリシーに反するものには出したくないのかもしれない。

どうやったら売れるか?

どんなバイクに乗りたいのかはわからなくなってきたが、どうやったら売れるかは、わかってきた(笑)

売値から製造コストを引いた分が、儲けになる。
製造コストを低くする方法と、売値を高くする方法がある。
先ほども述べたように、人間は、理想や夢にかんしては、金銭感覚が麻痺する傾向がある。
だから、やさしく夢を見せて、やさしくだましてあげないといけない。お金を出す側としては、その代償としてお金を出すのだから。
夢をみせる演出。そして、重要なことは、現実に戻させないことだ
特に、トラブルなんて出たら、100年の恋も冷める(笑)


バイク選択の悩みを解決するには

バイクで幸せになるには、バイクに恋をしつづけるのが一番良い。
惚れてしまい、欠点も愛してやる。
ほかの娘に惚れたのなら、乗り換えてやれば良い。
元のバイクがやっぱり忘れないのなら、戻れば良い。
いろんなバイクがあればいいのなら、いろんなバイクを所有すれば良い

バイクで幸せになりたければ、コストなんて絶対に計算してはいけないのだ!
自分の心に響くものがあり、それに惚れ込んだら、深く考えず、ドンと購入する。
ドンと楽しむのが一番幸せだ。


ってひとつの結論だ。

 

現実に直面する

バイクで幸せになれる方法は、わかった。

個人的な内容で恐縮だが・・・
少年時代、私の家は、マイホームローン貧乏で、すごく貧乏だった。
お小遣いは、ほとんど無かったし、有っても1日5円だった(笑)
漫画の本を毎週買うなんて、スゲェって考えていたぐらいだ。
そんな風に育っちゃったので、体に染み付いている。

経済的に余裕ができた現在でも、時々貧乏性が出てきてコストを計算しちゃう
コストと利益の最も効率が良いポイントを探そうとしてしまう。
なにやっているんだろうね・・(ちょっと楽しいけど)

バイクに悩んでいる人は、まず人生の方向性を決めたほうがいいかもしれません(笑)
ウダウダ迷うってことは、そんなに欲しくないのかも・・。
迷うってことは、惚れていない。
惚れていないのなら買っても満足できない可能性が高い。
貧乏系であまりに迷う場合は、最低限の機能で一番安いやつ買えばいいかもしれません


もうひとつの楽しみ方

惚れたバイクを所有することは、幸せです。
バイクを道具と割り切って、旅を楽しむってのもひとつの幸せかもしれません。
バイクの維持費の資金があれば、結構楽しいことができます。


まとめ

1.人間は常に変化する。したがって理想のバイクが存在する時間は短い。
2.バイクで幸せになりたかったら、バイクに惚れろ。
3.本質を見失うな、人生を楽しもう(笑)

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