24.CB1300SB発売記念、ツアラー系を考察する 2005.02.20

CB1300SBを簡単に考察してみる

先日、CB1300SBが発表された。
明らかに、高速二人乗り解禁を狙ったモデル・・・かな?


CB1300にアッパーカウルが装着されている。
SBは、スーパーボルドールの略
ミラーは、ハンドルからアッパーカウル装着。

ホンダのCB1300の製品ページ
スペシャルページ 2005.02.20現在 作成中

スタイル画像 <ツアラー系の人は、一瞬「欲しい」と感じたのではないだろうか?

・アップポジション
・アッパーカウル
・国内
・走行性能

この3条件を兼ね揃えたバイクは、長い間ホンダから市販されていなかった。

・ポジション

以前にもホンダはツアラー系を国内でも発売している。ブラックバードや、VFRである。どちらかというと、高速重視。かなり前傾が深いので、チト辛い。カットビの時は、いい感じだが、のんびり走るとポジションのせいで苦痛になる。
CB1300は、画像から判断すると(昔CB400SFに乗っていたので判る)、ちょいと気合が入れやすい軽い前傾ポジション。バーハンドルだから、アップポジションに変更するのは、簡単そうだ。

・アッパーカウル
アッパーカウルが無いと高速巡航が辛い。瞬間的に気合を入れて140巡航は可能だが、疲労が大きい。画像からすると、少々小さめ。高めが好きな人は、アフターパーツで高めを装着すれば解決するだろう。


ツーリングにどうか?
究極なツーリングバイクを求めると、本格ツアラー系(pan、ドービル、BMW)に太刀打ちできないのは明白だ。
荷物の積載が出来ないこと、足元の防風が無いこと、チェーン駆動でメンテがわずわらしいってことが予想される。

しばし考えていたが、決定的に困るということも無いと思う。
今、機能的な振り分けバッグが市販されている。そのへんを使えば、普通のツーリングの荷物積載で困ることは無い。 足元の防風性も通常の環境(笑)ではあんまり気にしなくてもいい。チェーンは、マメに交換すればいいかもしれない


ツアラー系値段&性能の考察

買えないものも存在するが、大体のものがお金で解決する。世の中ゼニである(笑)
ってことで、お金で考察してみる


ツアラー系 = カウル付き、ポジションが立ち気味、荷物積載能力、高速巡航能力。
一部条件が外れているものがあるが、参考の為に追加している。

注1 車両重量について 乾燥重量のみのものは、銀翼を参考に乾燥重量+21キロとしている  多少の誤差は貴方の体重で消えます(笑)
注2 実燃費は、独自に調査を行ったものであてにならない

車種 価格(税込) ABS(税込) 積載 車両重量(ABS)
タンク容量

理論燃費
(実燃費)

装着タイヤサイズ
CB1300SB 115万 123万 チケット
シート下11L
260(266) 21 25(?) 120/70-17 180/55-17   (1.5 2)
VFR800
(パニア13万)
110万
  無し?
パニアOP
243 22 26 (15-20) 120/70-17 180/55-17
pan europian 184万 200万 チケット+小物
パニア・メット可
308 注1 29 ?(12-20) 120/70-18 170/60-17
ドービル  105万   チケット+小物
パニア・メット不可
249 注1 19 ?(18-24) 120/70-17 150/70-17
FJR1300
(パニア仕様)
150万 155万 チケット?
パニア・メット可
275(282) 25 ?(15-20) 120/70-17 180/55-17
TDM900 100万   無し 220 20 ?(18-25) 120/70-18 160/60-17
バンディット1200S 89万   無し 240 注1 20 26(?) 120/70-17 180/55-17
               
銀翼600 79万 84万 フロント 大型+チケット
メットイン*2コ
245(249) 16 27(15-21) 120/80-14 150/70-13
銀翼400 68万 73万 同上 245(249) 16 30(?-24) 120/80-14 150/70-13
スカブ650   92万 100万 フロント小物*2 大型1
メットイン*2
? (264) 15 27(?-25) 120/70-15 160/60-14 
TMAX 04 85万   フロント小物*1
メットイン*1.5
225 14 27(?-22) 120/70-14 160/60-15
Gマジェ400 66万   フロント 大型&小物
メットイン*2
219 14 30(20?) 120/80-14 150/70-13
Gマジェ250 62万   フロント 大型&小物
メットイン*2
210 14 39(?) 120/80-14 150/70-13
フォルツァZ 63万   フロント 大型&小物
メットイン *2
188 12 43(?-30) 110/90-13 130/70-12

タイヤ価格考察
注意 適当に調べてあるので参考程度に
もちろん、バイアスで扁平は走行性能が高い。
お金があまり無くてバカみたいに走る人間にとっては、ソコソコの性能でコストパフォーマンスが高いタイヤが好まれる。
この辺は、個人の好み
どれだけの耐久性があるかどうかは、不明。
銀翼の場合、F1.5万 R1万キロ程度


17インチ系
ラジアル   フロント1.5万 リヤ2万  前後約4−5万程度   もちろん、もっと高いのもあるヨ。
バイアス   前後約1万前後       前後約2万ー3万     リヤの幅は150まで。ドービルはバイアスが履けます

スクーター系 12,13.14
バイアス(銀翼、マジェ、フォルツァ)  一本 5000-8000円  前後で1万-1.5万 
ラジアル(T−MAX&スカブ)  F1.2万 R1.5万 約3-4万程度の様子

 

駆動系価格考察

メンテフリーのドライブシャフト車両はメンテフリーが魅力的。
しかし、オイル交換が必要。あまり頻度が多いならば、コスト的な利点が薄れる。
車体重量もチェーン車に比べ+20キロ以上UPする。価格も高くなる傾向がある。

通常のバイクで、スプロケ、チェーン等何万キロ持つかデーター無し(もう、忘れた)

スクーター系の場合、1.5−2.5万キロでベルト交換が必要。約9000円(銀翼)
プーリー系が磨耗してくるので、5万キロ程度で駆動系をOHしてやる必要がある。約5万程度あれば足りる。

スカブの金属ベルトは、10万キロ


チェーン
安いノンシールのチェーン 5000円程度 オイルが切れると伸びやすい
いいチェーン   1万円程度

スプロケ
フロント 2000円程度?
リヤ  8000円程度?

 

積載系の考察

メットイン
メットインは、便利である。開閉機構も車体と一体化されているため、大変機能的である。


バニアケースが欲しい?

パニアケースは確かに魅力的。スタイルも綺麗にまとまる。モノも比較的安心して収納できる
最大の弱点は、横幅が広くなってしまう欠点がある。

ちなみに、現在では防水で使い勝手のいいバイク用のシステムバックが販売されている。カギはかからないのが弱点だが、荷物の積載はだいぶ楽になっている。
もし、 トップケースを装着できるならば、ツーリングの実用面ではメットインに比べそんなに困ることは無いというのが、最近の私の考えです。

 

さて、何がいいのか?

やっぱり、一目惚れでエイヤーで購入するのが一番いいですねー!



私の場合
私の個人的な事情ですが、お金が余りありません(笑)
一番避けたい状況は、バイクの維持経費でツーリング費用が圧迫されてしまうことです。こうなると、何をやっているのか判らなくなります。

もう一つは、オキラクにウロウロしたいのかもしれません。
確かに大型系は、快適な高速移動を提供してくれます。大阪ー東京などの移動の際は、大きければ大きいほどいいです。
しかし、大型車両は、取り回しを始め、町では気を使うことが増えてきます。狭い路地に気楽に入り込める機動性が好きですね。


1.高速で快適な移動能力  
2.下道での取りまわしの良さと&乗って楽しさ
3.コストパフォーマンス

この3つの高次元なバランスを求めているのかもしれません。
大きければいいってもんじゃないところが、難しいですね
決してバランスが取れないものを考えつづけているのかもしれません。 何かを捨てる必要があります。

もどる