16.オートマのツアラーが欲しい 2004.03.23

今回は、ほとんど独り言です。
おもしろくないので、読まないほうが良いです。

 

最近、銀翼乗りの人より、元銀翼乗りの人が多くなってきたように感じる。
もう、3年も経っているから仕方ないかもしれない。
私の平均的なバイク所有期間は2-3年であるから、そろそろといえば、そろそろなのだ。
銀翼の所有は長い部類になりつつある。

元銀翼乗りの人にお会いするたびに、銀翼も良かったけどね、Panはイイヨーとか、スカブもイイヨーと教えてくれる。
教えてくれるのは、盲目的な方ではない。それぞれのバイクの良さや悪さがわかる、違いのわかる人々が、具体的にイロイロ教えてくれる。
それだけにタチが悪い(笑)

私のテーマは決まっている
「人間への負担を少なくして、本来の目的である旅を気軽に楽しめること」
である

いくつか、条件を記してみよう

1.スリヌケできるバイクであること
車は便利だが、狭い日本なので渋滞に巻き込まれる。ちょっと止めたいとき、まず、止めるところを探す必要がある。複数人数で移動するならいいのであるが、私は一人で移動する。だから、バイクがいいのだ。燃費も・・・いいはずなんだけど、今は車の方が燃費がいい(笑)
具体的には、700-800ぐらいの全幅だろうか?

2.荷物が積み込めること。
荷物は沢山入る方がいい。雨に濡れずに荷物を詰める場所が欲しい。 積載に余裕があると、心にも余裕が出来るとおもう。おみやげもポイと詰め込めるし、好きな本だって積み込める。
具体的には、ヘルメット2つほどの容量が最低ラインだ。(ヘルメットは入らなくてもいい)
4つ分の容量があれば、十分だと思う

3.クラッチがないこと
ちなみに、ミッション大好きである。あのリズムがいい。
ただし、ツーリングに関しては、ミッションよりオートマのほうが断然いい。
変速機の役割は、エンジンの出力特性を人間の思い通りにコントロールすることである。
人間の要求通りにパワーをコントロールできるなら、操作が楽なほうがいいに決まっている。
自動変速は、技術的には発展途上だが、実用領域はかなりのところまでクリアされている。

4.乗車姿勢がまっすぐなこと。
私は、レプリカ大好き人間であった。今でも、好きだろう。
前傾姿勢だと、風の抵抗が少なく、ふんばりも効く。
しかし、一日移動できない。1日中乗っていたことが有ったが、腕で状態を支える必要があり、かなり辛い。風景を楽しむ余裕も少ない。
っということで、背筋を伸ばした普通の姿勢で乗れることが条件である。

5.航続距離が長いこと
ツーリングで一番神経を使うのは、給油である。見知らぬ土地では、ガソリンスタンドが無い領域がある。
ちょっと寂れた場所に深夜に到着し、早朝移動する際、燃料のやりくりに非常に苦労するのだ。
ガソリンスタンドを探す為にUターンしたりしたことが何度もある。
具体的には、リザーブが作動する前に300キロ走って欲しい。

6.防風性能があること
高速巡航の際、防風能力の有り無しは大きい。風が当たることダメージは、ほんの少しである。だが、数時間での疲労具合では、大きく差が出てくるのだ。2−3日の移動が続くと、全然疲れが違ってくる。
ただ、人間贅沢なもので、時々風にあたりたくなるのだ(笑)ってことで、状況に応じてスクリーンの高さを調整できる方がいいに決まっている。

7.十分なパワーがあること
私は、ある程度パワーがあるバイクのほうが安全だと思っている。
なぜなら、パワーがあれば、コーナーをゆっくり走っても、直線で移動速度を稼げるからだ。
危ないところは速度を十分に落とし、安全になった場所で、十分な速度にもどしてやる。無理せずラクに早く安全に移動できる。
下手に中途半端なパワーだと、コーナーで時間を稼ぐしかない。
勿論、好きな人は稼いでいただければいい(笑)

移動面だけではなく、精神的な面でも、余裕が大きくなり、かなり楽になる。
数日間の移動では、疲労に大きな差が出てくるだろう。

最低ラインは400
必要十分が600
満足が1300

8.取り回し
慣れである程度の重量のバイクも取り回し出来るようになる。
しかし、ココ一発でどハマリする場合がある。
200キロ程度が、お気軽領域ではないだろうか?
パワーと高速安定性と重さは両立しない要素であるが・・・重いより軽いほうが燃費も良いし、加速がいい。
軽い方が良いに決まっている
200キロ前半がお気軽に動かせる限界のように思える。

 

 

うーむ、なんかこの前書いているような気がする文章だ(笑)
おんなじところをどうどう巡りか?

 

不思議なことが一つ
どうして、普通のバイクでオートマが出てこないのだろう?

グリフォンを例にあげてみる。足を前に投げ出して乗るポジションである。
足の前の空間が凄くもったいなく感じるのである。

スクータータイプの乗車姿勢の利点
・乗り降りがラクチン
・重心が低くなる
・気楽なポジション

デメリットは
・タンク容量が比較的小さくなる
・フレームの取り回しに制限が発生し、剛性を確保するのが大変
・足を投げ出すので、太ももから腰の方向に風があり、上半身の中に風が入り込む。
・ニーグリップが出来ない
・スタンディングが出来ない(笑)

大排気量で、 スクーターポジションにこだわる必要は、何なのだろうか・・・?
シート高さを低くしつつ、バンク角を確保することが出来ないからだろうか?



絵は、テキトウです
マタのあいだの空間をもっと有効活用すれば良いのにと思う
燃料タンクも大きく出来るし、小物入れも体に近い場所に設置できて、もっと使いやすいのでは?
ダミータンクにして、まるまるメットインにしても良いかと思う。

 

 

 

テキトーな絵で申し訳ないが・・・
なぜ、可変式容量のサイドケースは出てこないのだろう?
町乗りで使うとき、狭い家の駐車場に停める時は、スリヌケに困らない程度に小さくしておく
ツーリングで荷物が多くなったとき、駐車のときにヘルメットを入れたくなったとき、
ガシャンとワンタッチでヘルメットが入る程度に大きく出来たらいいのになぁ・・・

もちろん、スリムなまんまでヘルメットが入れば、うれしいのであるが・・・

やっぱむりだな(笑)

 

 

結局のところ、ソコソコにスリヌケできるぐらいの車幅で設計されたゴールドウィング
そして、オートマだったらいいのかもしれません

グリフォンも、ケツにスリムなサイドケースが引っ付くなら、かなりGOODなんですけどね


現時点では、
航続距離、積載性、ウィンドプロテクション、走行能力
コレを考えると、ヨーロッパ系のホンダのツアラーしか、選択肢はなくなってきます。
パンヨーロピアン、ドービルですね


日本で売っているといる条件を重視すると、航続距離は多少目をつぶることにして、
大排気量スクーターしか他に選択肢は無さそうです

もどる