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最近、また、本を読むようにしてます。まあ、以前から読むのは読んでますが・・
先日、未来少年コナンの原作の残された人々を読みました
本当に作品を楽しみたければ、先入観無しで見たほうが楽しめます。
子供向けの未来少年コナンのページ ひらがな http://www.bandaivisual.co.jp/conan/index.html
未来少年コナン
- Wikipedia
宮崎駿監督の本を読んだ際、、未来少年コナンの原作について書かれてあったため、原作が気になりました。
大阪市中央図書館には蔵書されていました。すごい!
35年以上前の本なんです。オレと同じ年齢・・・
それにしても、本って、長持ちするんですね
さて、読んでみた感想。
近未来のSFなんです。防御バリヤーを破るために、電磁系の兵器を使用した際、地球の地軸が曲がってしまう。そのため、大変動が起きて、文明がほとんどなくなってしまう。そんな世界。そこで、無人島に住んでいるゲンキ少年コナンが・・・救助される(捕獲される)ところから始まります。
以前の文明を保持している国家の残党は、ポイント制で管理されています。密告したりするとポイントがもらえて、上級市民になれる。捕獲してきた人間は、額に奴隷の焼印を押され、厳しい労働を強いられています。
コナンも奴隷にされて・・・・って話です
書いていたらきりが無いのですが・・・ドキドキさせてくれる内容です。
ハカセの達観した視点が印象に残りました。
例のポイント制国家では、密告する奴らとか、奴隷を使っている奴ら、侵略の手先の人間ってのは、普通、悪人と考えて憎むべきです。奴らが死ねば、ザマアミロと。
ただ、ハカセは、それは違うと
それらの人には罪はない
その人々は、その周囲の状況の中で、生き残る為に、密告とか侵略とか、やむをえず(流されて)、行動をしてしまうのだと。
だから、そういう人たちでもザマアミロとか、ブッコロセとかはイカン。
困っていたら、助けんとダメだ
と、コナンに教え、コナンも成長します
このハカセの考え方には、ちょいと衝撃を受けました。
こういう考え方があるのかと。
アニメ版では、このハカセの意思は表現されていたのかなぁ・・・ もう一度見直してみたいところです。
原作は、ひと段落で話が終了してしまいます。第二部へ続くって感じで終わります。
どうも、続編は無いような感じです。その後はどうなるのだろう・・・って気になります。
一方、アニメの未来少年コナンは、うまく原作をアレンジして、話が完結しています。
そういう意味で、アニメ版もステキです。
もう一度見直してみても良いかもしれない。
子供向けなんですけど、大人でも読み応えがあります。以上
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