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男は女のどこをみるべきか 岩月謙司著 ちくま書房
最近、興味あるのが女である
いいオッサンなので、チチとかシリとか、そういうワカモノ的なものではない(笑)
思考ルーチンの違いである。男と女、どこか違うのを感じるのである。
図書館で、テキトウに題名だけで小説を選んで読む。
読んでいる途中で、アレ?と、ちょっと違う。違和感を感じる。
作者をみると、女だった。
どう違うかというと、なかなか一言で表現が難しい。
同じ日本語なのだが、視点が違う。
男の作者にない視点や、描写があるのだ。
かなり以前から、女性の観点が違うというのは気が付いていた。ま、だれもが思っているだろうが。
いい機会なので、男と女の思考ルーチンの違いを考察した本を読んでみようと思ったのである。
著者は、男性である。
この本では詳細は書かれていないが、家族のトラブルになった子供を育てなおすということを夫婦でやっていたらしい。
その為か、かなり、女性の暗黒面が具体的に書かれてあり、読んでいて本気で怖くなる。
ああ、なるほどなって思い当たる節があるから、読む価値はある。
普通に男が女の思考ルーチンに気づく人は少ないそうだ。逆に女は、男の強い性欲意外は理解できるらしい。それを無意識に知っていてワナにはめるらしい・・・怖・・
逆に、いい女の特徴なども書かれていた。
ちゃんとありがとう、ごめんなさいが、心からいえる人。 まあ、これって男女関係なしだと思うのだが・・
暗黒面に入ると、できないらしい。(もちろん、ワナにはめるために表面上することは可能だろう・・・)
幼年期に愛されているか、愛されていないか。
大人になってからでも、愛されているか愛されていないかで、変わってくるそうな。
オスは、種族を守るためにチームを大事にする面がある。一族が生き残る為に合理的に考える
メスは、コドモを育てるために、自分を大事にされることを重視する。 感情に敏感
そういう、役割の違いが脳にインプットされている。無意識に、にじみ出てくるのかもしれない。
育て方や、環境ってのもあるかもしれないけど。
意外だったのが、女はメカが弱い=脳がメカを認識する能力が低い っということではない。
女性の脳でも、メカを理解する能力自体は十分にある。
そりゃ、記憶力と手の器用さは、男も女もメカを触れる程度は備わっている。
じゃあ、なぜ、できないのか?
ただ単に、メカに対し興味を持たない、やる気がでない。男性にやってもらえばいいと思っているので、自分ではやらない。
そうな(笑)
ようなことを著者は書いてあった
なるほどなぁ・・・やる気かぁ・・
ま、こういう、身近にあるけど、意外と知っていない、気が付かないことは多い。
また、本を読んでみようか
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