053.本の世界は広い 2009.08.28

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読書をけっこうする。図書館で借りて読んでいる
お金もない。特に、家に本を置く場所もない。
今は、ネットで検索して予約できるので、別荘の本棚として図書館を利用している。

片っ端から読んでいけばいいが、時間は有限だ。
本を探す方法は、二種類ある

一つ目は、リンク方式。
誰かのオススメだったり、本で紹介されていたり、気に入った作者だったり、紹介された本を読んでいく。
特に、本を書いている人間が紹介している本は、沢山本を読んでいるだけあって、はずれが極端に少ない。


二つ目は、適当に手に取る方式
先ほどのリンク方式では、どうしてもジャンルが固まってくる傾向がある
だから、新書コーナーの本を適当に手にとって読んでみる。
まあ、適当といっても、ある程度自分の好みのジャンルに制限されるが・・・行き当たりばったりの出会い的な面白さがある
本屋で購入する際には、ちょっと躊躇してしまうような本をテキトーに借りる。
ハズレも多いが、当たったときはでかい気がする

最近は、二つ目の適当に手を取る方式で、サクサクと読んでいる
興味深い本が二冊あった


一つが水族館の本 「みんなが知りたい水族館の疑問50」
書いているのは、水族館の演出を考える人。 
いわゆる、水族館の運営側の視点。題名から予想されるものと違って、一歩高いところから見た視点だ
水族館の人は、業務が終わっても、水族関係の研究をしているらしい・・・やっぱりスキだからか・・

この本を読んでいたら、水族館に行きたくなった
水族館系の本、もうちょっと読んでみたい

 

もう一つがライトノベルと言われるジャンル
作者名も題名も男っぽい感じ 
男だと思っていた
読みすすめると、女子高の世代の話のようだ。妙に女性の世界がリアルにかかれている
このリアル感からして、著者は男じゃないなと気がついた。これで男だったら凄いヤツだ
あとがきを読むと、どうも女性のようだ

文章の展開がうまく、しっかりとした内容で読み応えがある。
で、どういうオチなのか・・ドキドキする 
詳しくは書かないが、お金を触れない人が触るかどうなのか?って調査しているうちに惹かれていく展開。
なんと、サワヤカ友情で終わるんじゃなくて、女性同士って展開に!
一本取られました

女性同士の好きってのは、女性はどういう印象で見ているものなのだろうか・・・
男性の自分が、男性同士って考えると完全に拒絶反応だ。
これが男性同士の本だったら、気持ち悪くなって、最後まで読まなかっただろう。女性同士だったら、他種族的な雰囲気があるから、まあ、いいかって読める。
女性の人だったら、どうなんだろう。拒絶反応で、途中で読まなくなるのだろうか?
たぶん、個人それぞれなのかもしれない

人それぞれに、まったく違う視点が存在するのだと、改めて気付かされた
バイクに興味がない人がバイクが好きなヤツを見る感覚は、非同性愛者が同性愛者を見るような理解できない感覚なのかもしれない

本は、日常では得られない非日常を得られる
改めて、本は面白いなと感じた

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