030.etcゲートは何キロで通過できるか? 2009.06.18

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車で移動する仕事をしているので、ETCゲートを通過する機会が多い。
何度も通過していると、何キロまで大丈夫なのか、気になってくる。
ちなみに、事故が多発する規制前では、「乗用車タイプで、正常な電波通信ができれば、180キロでもぶつからないのでは」の結論を得ている。

特に、橋の料金所では、見晴らしがいいのでアタックしやすい。
150キロぐらいでも大丈夫なのを確認はした。180キロをチャレンジしたくなったが、安い車では無理だった。
なぜかというと、安い車は、長い加速を使ってギリギリイッパイでやっとメーター読み180キロが出る。ちょっとでも緩めると、最加速は不能になる。料金所をそういう速度で通過するためには、かなり直前まで全開で突っ込む必要がある。180キロだと、遠めにETCゲートが通行不可だと判っても、止まれない。安い車なので止まらない。 さすがに、そこまで勇気は無い。
高級車なら、ゲートが見えてから全開すれば180キロを超えられるので、十分に180キロで通過可能だと思う。
この速度領域でゲートにぶつかると死んでしまうだろう。気分は、スターウォーズの脱出の場面で、閉まりかけの扉をギリギリで抜ける感覚に近い。

結局、ぶつからないってことが判り、気が狂っているわけでもないので、フツウの常識的な速度で通過するようになった。湖の底の深さが判れば、何度も潜る必要は無いのだ。
しかし、最近、ETCゲートの速度遅延制御が導入された。そうなってくると、また、何キロで通過できるのか気になってくる


まず、ゲートを通過してみて観察してみた。車体計測のセンサーの位置が変更されたのではなく、開きだすまでの遅延時間が長くされているだけのようだ。

次に、一定速度でゲートが開くタイミングをチェックしてみた。同じゲートで同じ速度なら、同じタイミングで開くのを確認した。一見、ランダムで遅延時間を制御しているような気配がしたからである。ランダムでなくても、電波受信状況が不安定で、開くタイミングがばらつくようなら、ギリギリを狙うのはかなり危険度が高い遊びになる。

最後は、すこしずつ速度を上げ、底を見極めればいいだけだ。
ゲートは、電波の送受信を確認さえしていれば、バーは上がろうとする。上がろうとしているバーに仮に接触しても車体、バー共にダメージはたいしたことが無いと、理屈では判る。
結論は、安定して通過できるのは60キロ。65キロぐらいになると、もう、ボンネットの上で開くような感じである。このへんが限界のように感じるし、体にも良くない。70キロも可能な感じもあるのだが・・・当たったらどうなるのかを試すようなものであり、実施していない。

視点を変えて、ちょっと設計側から考察してみる
規制前は、恐らく、国内車の速度リミッター180キロで進入しても反応できるように設計していたのではないだろうか?
規制後は、ちょいと常識的な部分として、公道の速度である60キロ前後まで落としたのかな・・・と


最近は、規制後の制御になれてきた人間も増えてきたようで、通過速度が上がってきた。彼らに対応するには、少しランダム制御を入れてやるのがいい。ほんの少しタイミングにブレがあることで、かなり恐怖感が増す。 安定して開き続けると、恐怖感が少なくなる。人間は、予想してしまえるものに対して、恐怖というものを感じにくい。予想できないものに対して不安を持つ。 

バーを壊すと、通過時に撮影された写真を証拠に、かなり高額な請求がきっちり請求されるそうです。橋のゲートでは、当てるやつ対策に専用のカメラが置いてあります。
最後に、前の車との車間距離を十分開けたほうがいいかと。ゲートは弁償すればいいですけど、人身事故なら最悪ですからね。
あと、当たり屋とかね・・。気をつけたほうがいいと思います。

制御が変更になっているかもしれないし、この記事がウソかもしれないので、目安にしないで下さい


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