029.企業の寿命は30年 2009.06.17

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バイクの話題ではありません

「一見永遠に見えるが、企業の寿命は30年。だから、常に次のことを考えておく必要がある。だから、常に勉強しろ 資格を取れと」
経営者の親戚が会うたびに自分に言い聞かせる言葉だ
単に企業のことじゃなくて、業界の最盛期のことも指している。荒波を経験してきた人ならではの言葉だ。

言葉をアタマで理解することと、実感して本当に理解することとは、は別である
勉強なんて面倒だから、興味があることしか勉強しない
最近、リストラと給料カットで、実感するようになってきた。

自分の業界は技術の変化とともに、多くの変化を繰り返してきた。
技術の進化で合理化が行われる。安く早く物を作ることができる。それ自体はすばらしい。
しかし、合理化が進むと、だんだんと市場自体が小さくなってしまうのである。
10台の機械で50人でやっていたのが、技術の進化で、1台の機械で一人でできてしまうのである。
今までのようなビジネスモデルが通用しなくなってきた。建物代、人件費が出てこない。
多くの営業所が廃止、もしくは縮小されている。高松は、有名企業の空き営業所が目立つ。
ついていけない企業は、倒産するしかない。なかなか悪い状況だ。
(余談、みんなが悪いといっているときが底で、チャンスなのだが・・現に展開している企業もある)


転職を誘われた。少し悩む。コレが人生の節目かと、実感する。
いやなやつは誘わないから、大変うれしいことだ。
しかし、変なプライドもあるし、その親戚の人とも、今の直接金銭関係のない関係のほうが好きなので、断ることにした。

肝心の仕事のほうは、今のことを精一杯するしかない。
今の仕事をガッチリできないやつなら他のところに行ってもだめな気がする。
とりあえず、今の仕事を極めたいという気分が強い。飽きたら終了。
もしかしたら、半分道楽で仕事しているのかもしれない。


恐らく、どんな時代になっても、欲望がある。困っている人は必ずいる。だから、商売はなくならない。
世間の方向を確認できて、その方向に自分を進めたら、なんとかなるんじゃないかと
人は一部合理的だから、役に立つヤツは助けようとする。役に立たないヤツは、助けようとしない。
要は、助かりたければ、どうしてもいて欲しいぐらい役に立つヤツになればいいってことになる。企業もまた同じかと


ちょこっとつーりんぐ
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