025.文章の書き方を勉強する 2009.06.10

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 学生のころ、国語とか英語がとても嫌いだった。成績は、5段階で2か1。
かといって、文章を読むのは苦手ではなく、かなり小さいころから新聞や専門書などを読んでいたように思える。
最近、道楽で文章を書くことが多い。とてもへたくそで仕方が無い。
「あの時、ちゃんと勉強しておけばよかったな」と、多くの大人と同じ感想を持つ。今、授業を受けたら楽しめるだろう。

文章に興味を持ち、図書館で文章の書き方の本をイロイロと読み漁っているところである。
本とはすばらしいもので、何十年とやっていた人のノウハウが書かれている。なんとなくだが、どうやって文章にアプローチすればいいのかは理解できた。ただ、実際にできるかというと、それはまた別の話。
今の文章もアプローチに従ってではなく、思いつくまま即興で書いている


参考にしたのは、
5つの法則による10の方策 文章表現法 樺島忠雄

図とかは、私が勝手にイメージ化したもので、ほんの内容とは一致しない
詳しくは本を読んでいただければと思う
文章が解りにくくなる原因5つ 解りやすくするための方策10が記述されている。かなり解りやすく書かれてある

上の図の説明をする
A 伝えたいことをはっきりする 
生きていて、パッとひらめくこと。コレが重要だ。
面白いか面白くないかは、この伝えたいことの内容に依存する
ただし、うまく相手に伝わらないと、全く意味が無い

B 練りこみ
真に伝えたいことの周辺の情報がある。
例えば、小説で、山の魅力に取り付かれた男の生き様を伝えたい とする
そうすると、男の出来事、山で遭難したとか、友達のこと、制覇した山のこと
イロイロな要素も読み手に伝えなければ、真の伝えたいことが伝わらない
その周辺で、飼い犬のこととか、友人のヨメとか、広げだすとキリが無い。
周辺情報をダラダラと書かれてしまうと、読み手にとってはわけが解らなくなる。
自分の中でも、要素が増えすぎると、途中でなにを書いているのかわけが解らなくなる。
わからない原因は、人間の記憶力は有限だからだ。
かといって、少ない要素だけで構成すると、薄っぺらい文章となる。
紙に書き出してつながりを整理すると、組み立てやすい

C 文章化
日本語には一定のルールがある
みんなが同じルールを脳内に持っているから、意思が通じる。
漢字、言葉の使い方、句読点の付けかた、段落の区切り、文章の流れ等、共通認識がある
起承転結など、定番表現が存在する。
俳句だと、最初が季節をあらわすなど、ルールがある。
ルールを知らないと、表現ができない。学校で学ぶ部分はここだと思われる。
一般に難しいと思われているのだが、ルールを覚えてしまえば良いだけである。
文章慣れしている人にとっては、この部分は、意外と簡単な部分かもしれない。

頭がいい人は、この流れを頭の中で構成し、瞬時に文章に書き出してしまう。
私は、頭が悪いので、ココまではできない。
じゃあ、このアプローチで紙に書いてやればいいのだが・・・今回は、面倒でそれもまだやっていない。
せっかく勉強したのだから、つかって書いてみるか
と、締めが甘い文章になった。おわり


ちょこっとつーりんぐ
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