020.楽楽理論 2009.05.23

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仕事柄、いろんな会社の作業場へ入る場合が多い
中には、すっごく暗い会社があるんだよね・・・
すごく暗い。
暗いというより、空気が黒い
刑務所の仕事のように、黙々と面白くなさそうに仕事をしている。
こんなので一日過ごすってしんどそうだ
私もこういう仕事の経験が有る。ただ、時計の針が動くのを待つという仕事だ。
それも割り切った一つの仕事のスタイル。しかし、同じやるなら、やっぱり、楽しいほうがいい

ふと、思い出した
以前、ウチの何個か前の社長が、初回の挨拶で、「楽しく仕事しましょう」と言っていた
そのときは、なにいうとんねん、と。しんどいもんが楽しいはずが無いで、と。
残念ながら、その社長が具体的に楽しくしようと動いたのかは、記憶にない。
コンセプトや良かったのだが、具体的な行動は無かったような気がする
精神論だけじゃダメだと思うのだ
ただ、楽しくってのは悪いことではない。どうすればいいのか・・


仕事の合間に、勝手に考えを進めていく
紙に「楽しく仕事する」と、書き出して眺める。
あることに気がついた

「楽しい」という漢字は、「楽ちん」と同じ漢字なのである
なるほど・・・こんな近いところに答えがあった。
楽ちんにすればいいんだと、気がついた。


ただし、手を抜くというのは、また違う。
お客さんあっての商売。提供するものの質が低下するのは、いいことじゃない。
将来的に、苦しくなるのは、誰でもわかる。


だから、手を抜くのではなく、少しでも楽ちんになるように、エネルギーやお金、アイデアをつぎ込めばいいと
対策をするときは、確かにしんどい。頭も使うし、労力も必要。
しかし、一度対策をしてしまうと、二回目以降はとっても楽ちんになる。
なにもやっていない人がチンタラやっているところを、いとも簡単にバシっと一発で済ませられる
余った時間で少し休憩したり、他の研究をしたり
これこそ、技術的な仕事の醍醐味かもしれない。


そういうことで、
仕事を楽しくするには、仕事を楽にする努力をする
これを、楽楽理論と勝手に命名
日々、サービス残業で仕事の楽ちん化を個人でこっそりと進めている。


ちょこっとつーりんぐ
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