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089.ヤキメシ 2009.02.4


ヤキメシにハマル 2009.02.04

最近、焼き飯にハマっている
毎日、焼き飯である

きっかけは、友人から聞いた、ブタモヤシである。
豚肉とモヤシを炒め、塩コショーですごくいいオカズになるらしい。

これまで、私は、水炊きばっかり食べていた
なぜ、水炊きかというと、後片付けが楽だからである。
ナベ一つで完結し、そして、油が飛び散らず、匂いが残らない
一人暮らしを始めた際、自炊にチャレンジした。油っぽくなり、臭くなる。
掃除をすればいいのだが、面倒。
だから、料理がイヤになった。
しかし、暖かいものが食べたいので、水炊きだったのである

水炊きの弱点は・・・
比較的新しい野菜が必要であること、それに、ポン酢が結構高いのである。


ブタモヤシの話に戻る
個人的には、鶏肉が好きなので、トリモヤシをやっていた。
確かに、うまい。
もやしだけってのも寂しいので、ニンジンやタマネギを入れ始めた
野菜炒めを食べはじめた。

野菜炒めを食べていると、ご飯が食べたくなった
ご飯自体はすきなのだが、炊き立てじゃないといやなのである。
冷凍すればいいのだが、おいしくない。
だから、全くご飯を食べていなかった

野菜炒めでご飯が食べたい。
シブシブ、ご飯をナベで炊き、野菜炒めをおかずに食べてみた。まあまあウマイ
しかし、あまったご飯は冷凍する。やはり、冷凍したご飯は味気が無い。
レンジで暖めたのだが、タイミングが悪く冷めてしまった

・・・・
暖めなおすのも面倒なので、
試しに、野菜炒めの中に突っ込んで炒めてやった。

食ってみると、なぜか、ウマイ
昔、クイモノ漫画が流行した。派手なリアクションでウマイ!とか言っていた。
あれって、うそくせぇと思っていた

ぐあーっと、むさぼるように食べ
「う・ま・い・ぞー!」
と、叫んでしまった

なぜ、こんなにおいしいのか?
考えてみた

通常、野菜炒めをすると、肉汁や、野菜汁がでてくる
おいしさが詰まったそれは、ナベの底に残ったり、皿の底に残る。多少は、野菜に付着するが、結構捨てられるものである。
そこで、ゴハン。
ゴハンは、そのおいしい汁を吸い取ってしまうのだ。
だから、当然、ウマイ

注意点が一つある
油の取りすぎに注意すること
牛肉、豚肉を電子レンジでチンしたり、水炊きで煮てみよう。すると、ビックリするほどの油がにじみ出てくる
この油がメッチャうまいのであるが・・・
冷えて固まった大量の油を実際に見ると、これが体に入ったらソリャ太るわな・・・って実感する
実際、2-3日タップリ肉を入れて食べていたら、すぐに太ってきた。 
こりゃ、いかん!

そういうことで、鶏肉メイン。それも、少なめに。
ブタ、牛は、ミンチ肉を入れている。肉というより、肉のうまみを入れているという感じである
多い方がおいしいんだけどねぇ・・
ちなみに、肉の脂で十分、油は不要。



実際に作ってみる

冷凍して保存しておいたミンチ肉を投入する
ナイロン袋に入れ、薄くして冷凍しておくと、必要なだけ折って投入できるから、便利である。
肉を切ると、油だらけになるし、切り難いし、面倒。
そういう合理的な面から、ミンチ肉が好きである。

あとは、にんにく。
1かけらを刻んで入れている。反則調味料の一つ

フライパンがあるが、ナベで調理する
なぜかというと、油があまり飛び散りにくいから。


今回は、卵も入れてみる
あんまり食べ過ぎると体に重たいかもしれないので、時々入れることにしている
いれると、おいしいなぁ・・




あらかじめ用意していた野菜とゴハンを投入する

野菜は適当。お椀一杯分を目安
野菜のコツは、丁寧に小さめに切ること
意外と思われるかもしれないが、食材というものは、切り方で味が半分決まると思ってもいい。
どうしても、慣れていない人は、大雑把に大きく切りたくなる。
私も初期のころは、大雑把に切って、だいぶ失敗した
小さいと、火が通りやすいし、食べやすいので、おいしく感じる。

入れておいしいものは
タマネギ、ニンジン、長ネギ、白菜、豆腐
とりあえず、なんでもおいしいかもしれない
ただ、欲張って入れすぎるのもダメみたい。味がわけがわからなくなってくる。やはり、定番の組み合わせが無難。


投入しているゴハンは、ちょっと失敗したオコゲ部分。だから、ちょっと焦げている
冷凍したものをレンジで加熱したものを投入する
ゴハンも、冷凍より非冷凍の方が当然プリプリしていておいしい
でも、冷凍のゴハンでもソコソコおいしく食べられるってのが、ヤキメシのいい所


ダイショーの塩コショウをかける
量はお好みで・・
オッサンだと、やはり、ある程度濃い方がうまく感じる
料理をしていて感じた人間の不思議が、塩分濃度
ある濃度だと、すごくおいしく感じる。
ただの塩のほんの数グラムなんだけど・・・とても不思議
生命の神秘的なものを感じる

最近では、ナベに塩コショウするときは、ちょっと控えめにしている
小皿に取って、物足りないときに追加で塩コショウや、しょうゆをかけて微調整していく
塩が少なくても、肉や野菜のダシで、けっこう、食べられる場合もあるからだ。



私は、台所に椅子を置いて、台所で食べる。
まさに、焼きたてを焼きながら食べる
これが、うまい・・・

コーヒーやうどんもそうだが、あたたかい系の食べ物というのは、本当においしい時間というのは、ほんのわずか。
3分もしたら、冷えてしまい、ぜんぜん味が変わってしまう。

だから、少しづつ、焼きたてのアツアツを小皿に取り、食べる。
半生っぽいのもおいしいし、ジックリ炒めきったのも、またおいしい。

途中で、飽きてきたら、しょうゆや、ポン酢をほんの少したらしてみる。

のどが渇くので、冷やした浄水済みの水道水を飲む。これがまた、うまい。
いや、冷えていると味がわからない(笑)
時々、ビールを飲むと、これもまたいい。

あとの課題は、食材のバリエーション。
旬の野菜や、魚などは、どうなんだろう・・・ いろいろ試してみたいところでもある

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