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061.ハイペリオン 2008.11.03

上巻がハイペリオン ダン・シモンズ著
下巻がハイペリオンの没落
1巻600ページ・・・

読むきっかけ
涼宮ハルヒの憂鬱という、小説を元にしたアニメ作品を見直すことがあった。
そのアニメの作品中で、情報思念体の本が好きなアンドロイドが読んでいたのが、このハイペリオン
題名が判るようにしてあるということは・・・視聴者?に何らかのメッセージに違いないと感じた
面白い本を探すコツは、面白い本で紹介されている本を読んでみるのが手っ取り早い。
ってことで、読んでみた

上巻・・・とってもおもしろかったSF 長編だが、一気に読める
アクションから、恋愛モノまで何でも書けるんだな・・と尊敬する
続きがあるとは知らなかったので、残りページの少なさにどうやって話を収めるのか不安になる。
読み終えて、続きがあることを知る

下巻・・・だるい展開。 今日、一日かけて読む
わけのわからん詩とかどうでもいいから、さっさと話を進めてくれ。結末教えろ!って感じで辛抱強く読む
さいごは、スッキリ終わらせてくれました 著者が変わったようなスッキリした文体に・・。
とりあえず、満足する

宗教系な考えが出てくるのは、アメリカ(なのかな?)ならではかな・・・と。
あとがきによると、有名な詩、SFのネタが判っていないと楽しめないネタが含まれているようだ。
そういう、周辺の知識あるとモット楽しめるのかも。
わかる人だけ判ればいいという感じらしい・・・

SFな人にはとってもオススメしておきます。
どういう内容の本なのかは、ネットで書評を検索してください(笑)

AIが3派にわかれている、ネットにもぐる感覚、コンピューターに作られた人間、どこでもドア、など、どこかでみたようなネタがあるので、その部分でも楽しめるかと。

科学といっても元ネタが無いと作れないんですよ
ロボットだって、SFや、ロボットアニメがあったから実現されたと思うんです。
あまり使われていませんが、TV電話も携帯で実現されていますし・・
ネットが進み、技術が進化した現代では、どういったネタでSFが書かれているのかなと気になります。


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