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53.最強の戦闘機パイロット 2008.09.30
大空のサムライを読んで、飛行機モノにはまりました。
(大空のサムライは、いろいろあります。戦話のほうが、セミナー向けなので、エースパイロットのエキス?が欲しい人はそっちのほうが面白い)
元自衛隊のパイロットで有名な人の本とのことで、読んでみました。
残念ながら、引退後の事故でなくなられているようです。
飛行機モノは、操って飛び回るところ、ぶち死ぬところが、バイクにちょいと似ているかな・・ってそんな感じがします。
本の内容的には、実際の飛行機を飛ばす説明から、実際の自衛隊パイロットの生活。飛行機のこと。悲しいことと・・と、満足できる内容です。
後半は、ちょいと重たいですね。いい意味でも悪い意味でも、飛行機パイロットを目指している人なら必読のように思えます。
自分的には、飛行機は好きだけど、ここまで情熱は無いなぁ・・と。ものすごい飛行機に対するパワーが無いとダメですね。
面白い要素を箇条書きにピックアップしてみます
1.機眼を養う 職人の目
仕事時間だけではなく、日常でも、鍛える。
大空のサムライの坂井氏も日常で、眼やカンを鍛えていました。岩崎氏も同様のようです。
たとえば、飛んでいる鳥の速度、距離。周囲のモノの位置関係を性格に読む練習。
新幹線の通過駅の看板の文字が読めるそうです。眼は鍛えると良くなるそうです。
ちなみに、坂井氏は、飛んでいるトンボやハエを手で捕まえられたそうです・・・
ここまでしないとだめなんでしょうね。
2.自分だけは絶対に死なないと思っている
これは、バイク乗りと同じですね。
実際はめっちゃ危ない。
自分が死ぬと感じた瞬間、乗れなくなると思います。
3.操っているのではなく、自分が飛んでいる一体感
これは、ちょいと参考になりました。
時々、バイクや車に乗っていて、神経を集中していると、感じるときがあります。残念ながら、時々ですけど。
坂井氏も同様なことを言っていたと記憶しています。乗りこなすとそんな感覚になるのでしょう。
4.知識を応用する必要がある
眼や体力と鋭い勘があればいい・・と思いがち。でも、思っていた以上に頭が必要なようです。
基礎知識、原理を知っていて、応用することで、カンだけは到達できない深いところに到達できるようです。
バイクでも、タイヤの特性、ゴムの性質、曲がる原理など、本当に基本的なことを勉強すると、より一層乗れて面白いかもしれません。
仕事やバイクのそっちの方向、ちょいと勉強してみる価値があるかなぁ・・と。
戦闘機もバイクも一人で乗る乗り物で、死にやすいので、なにかと共通点があり、面白いです。
ヒマなとき、飛行機系の本を読んでみることをオススメします
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