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021.水槽 2008.06.15

グッピー水槽ですが、おおよそうまく行くようになったので、書いておきます


雑種です
尾っぽが大きく育って良い感じです
水槽の写真撮るのってむずかしい・・・うまく撮れません


水槽のシステムは・・

水槽 60センチガラス 2000円ぐらい
メンテを考えると、60センチが一番手ごろ。値段も安い。

90センチクラスになるとメンテが大変だし、移動も大変になる。
45センチクラスになると、水量が少なすぎて物足りない
基本的には、水量が大きいほうが見ごたえもあるし、安定しやすい。ただし、水交換の際の水量がとても多く、ちゃんとした給水排水設備をしていないと、とてもじゃないが、面倒でやってられなくなる。
お金が余っているなら、フチ無しタイプがおすすめ。ただし、メッチャ高い。
90やりたければ、まず60で慣れてから。

水槽台 60センチ用 2000-3000円ぐらい

照明 蛍光灯 1本
明るいほうがいいが・・一本でも大丈夫
光量が落ちてくるので、ケチらずに交換してやったほうが良い
でも、交換してないけど・・
普通の人なら、普通の蛍光灯で十分




ろ過 
横掛け式1つ 1000円ぐらい フィルターは、市販のウールマットに変更

細かいことは、詳しいところを検索してみてください。奥が深いです。

私が行き着いたのは、メンテ性を重視して、カンタンな外掛けの物理フィルターのみ。
機械自体も安いですし、目詰まりがすぐにわかり、メンテもやりやすいのが特徴です。

生物ろ過は、沢山生えたウィローモス自体が、生物ろ過フィルター。
純正のフィルターでは、ゴミ吸着量が少なく、すぐに目詰まりしてしまいます。洗いにくい。お金がある人は、使い捨てすればOK(笑)
金が無い人は、市販のウールマットに入れ替えがオススメ。
ジャブジャブ洗って再利用できます使えます。これで、十分ッス。


水の交換
水は、週に1-2回 バケツ2杯の水交換 水槽の約40−50%交換
ほとんどベアタンク水槽の扱いです。
いろいろ試しましたが、面倒くさがらず、程よく水を交換してやったほうが、さかなも水草も元気です。
水の中に二酸化炭素や微量の元素が含まれているから、水草も良く育つようです。
バクテリアは、一日に2倍に増えるようです。ですので、半分交換しても、数日で復帰します 
ウィローモスという生物フィルターがあるので、水交換時にフィルターも同時清掃します。

上部ろ過について
普通に、水槽セットに付属の上部ろ過でもいいかと思います。その際も、掃除のしやすさを注意すること。
上部ろ過は、上面が狭くなって上からおさかなが眺められないのと、ポンプがやかましくなるので使っていません。

外部ろ過について
外部ろ過は、一番性能が高い。長時間無清掃で運用できます
清掃の時に、分解するのがメンドクサイんです。

底面ろ過について
底面ろ過も強力な性能を持ってます。自然のろ過は、底面ろ過です。だから、理にかなっている
しかし、清掃タイミングが難しい。突然破滅が訪れます。掃除もメッチャ大変です。
各種バクテリアと、水草による養分吸収の系を完成させると、驚くほど長期運用できます
マニア向けです。
個人的には、水変えたほうが楽だって結論になりました


エアレーション 
ゴミを効率よくフィルターできるよう、適度な水流を作る為に設置 
コリドラスがいれば、不要かもしれませんね

 田砂 1-2mmの大き目の粒の砂 少々
目が粗い砂利をあまり多く入れると、さかなのウンコなどが蓄積されてしまう。
ある日突然、破滅が訪れます
細かい砂を薄く敷き詰めると、ウンコも細かく分解され、地面に蓄積されにくい。
底面生物(コリドラス)と組み合わせることで、底面清掃が不要になる
メンテフリーにしたいのなら、浅めにすることをオススメします
エビや水草用のソイルでもいいかもしれません。

水草&流木
ウィローモスです。ナイロン系の糸で、流木にくくりつけてやります。丁寧にくくりつけると、綺麗に育ちます。
まず、ウィローモスがスクスクと育つことが第一歩です。
ウィローモスが青々と育つようになれば、ほぼ成功と思っていいでしょう。
さかなも緑が多いとストレスが少ないのか、元気になるような気がします。レッドビーシュリンプもうまく育つんじゃないでしょうか?

水交換を週1-2回やってやると、肥料とか二酸化炭素とか日光とか、そういうのを気にせず、元気に育ちます。
マニアックな方は、イロイロチャレンジしてください。

流木は、出来るだけ、底面積をすくなめなレイアウトにしてください。
べったり底面に寝かすと、そこにゴミが溜まり、破滅への引き金となります。
私の場合、全部の流木を立ててあり、底面が綺麗に水が流れるようセッティングしてあります。

他の水草は、私はうまく行っていないので・・・アドバイスできません。


グッピー
グッピーに始まり、グッピーに終わる
子供も沢山生んで、活発でエサ食いも良く、世話をしていて楽しい奴です
ただし、寿命は1年。激しく短い一生です。大事に育ててあげたいです
あまり混ざると変な奴ばっかりになるので(それもまたいいのですが・・)、ある程度好きな種類を固めてやったほうがいいでしょう。

子供は、別の水槽に分けてやり、育ててやると生存率が高まります
ほとんど親に食べられてしまうようです。
子供を生ませる為の小さい水槽に親を移す方法もありますが・・・ちょっとストレスが強そうなので、私はやってません。あと、そんなに大量に子供が増えても困りますから(笑)




コリドラス
床の掃除屋といわれている定番です 写真のは、コリドラスパンダです
おとなしいので、他のさかなに危害を加えることはほとんどありません。
コイ科でかなり丈夫な奴で、タマゴも産んで増えてくれます
ただ、子供は本当に小さいので、他の魚と一緒に混ぜていると、確実にエサとなります
ちなみに、増やしたければ、単一で育てるべきです。
普通の人は、どうしても混ぜたがりますね・・・。

目は、ほとんど見えていないので、えさの取り合いになると負けてしまいます
冷凍赤虫など喜んで食べます
目玉の表情があり、愛嬌あり。ハマル人も多いです。

ヤマトヌマエビ
ちょいと大きめのエビです。小さい線状のコケを食べてくれます
水草をやるなら、かならずこいつを入れておかないと、変なヒゲの藻だらけになっちゃいます。
あと、死体も綺麗に片付けてくれます・・・
そうそう、小さなエビもコイツは、食べちゃいますからね。
ビーシュリンプなど小エビを本気で増やしたい人は、一緒に入れないことです。
汽水(海水と淡水の混ざり合うところ)で産卵するので、普通の状態では、子供は増えません

ミナミヌマエビ
1-2センチの小さなエビです 
日本の水質と気温に対応してくれます。部屋だと、暖房無しで育ってくれますし、勝手に増えます
ヒーターを使えないヨってひとは、飼育してみてください。
地味な奴ですが、結構、ハマります。エサ用に売られている場合があります。

隠れ場所があると、魚と一緒に飼育しても、結構増えてくれます。ちょいと残酷ですが、小エビが魚のいいエサになります
コイツが増やせなければ、レッドビーシュリンプは増やせないでしょう




エサ
私が愛用しているのは、最安値の二種類です
テトラのメダカのえさと、キョーリンのメダカのえさです
100円-150円ぐらいで売ってます
ミョーに高いグッピーのえさでなくても、元気に育ちます。
お金のある方は、ソッチを買ってください。

なぜ二種類かというと、テトラのエサだけでは、メスの背骨が曲がってしまうようなのです。
魚粉がはいっているキョーリンのエサがこれに効くのかなァ・・って思ってます。
単品ではなく、複数の種類をあげたほうが、バランスがいいような気がします

冷凍赤虫は気をつけてください。
通常のエサがカロリーメイトだとすれば、冷凍赤ムシは、焼肉定食みたいなものです
パワー満点なのですが・・偏る感じがします。
あと、養殖されたグッピーは細菌に対して弱いようです。赤ムシをあげると、病気で死んでしまうような気がします
あげるとしても、殺菌済みがいいかと思います。

私は、乾燥エサだけで十分育つので、乾燥エサだけにしています。
どうしてもヒマなときは、ほうれん草の煮込んだ奴を手ですりつぶして入れてあげると、良く食べます。
タマゴの黄身とか、鳥のササミとかもいいみたいですね・・



えさの量は、パクパクとすぐに食べきるぐらいです
人間と同じで、生かさず殺さずの少な目が健康の秘訣です
えさを入れれば入れるほど、水質が悪化するので、頻繁に水を交換する必要があります。
魚が少なくて、エサの投入量がすくなければ、水の交換もかなり少なくていいと思います
ただ、一般的に、ウジャウジャ魚がいて、沢山エサを入れたくなるのが人情です。
そういう方は、一週間に2回は、水を交換を覚悟してください。


コリドラスなど、底モノ君の為に、水に混ぜて沈むようにしてから、水槽へ投入してやります。
これだと、水に沈むエサをわざわざ購入しなくても大丈夫です
スプーンで定量を計測してやっています

ただ、ろ過に吸い込まれてしまうので、ろ過を停めて入れたほうがいいかもしれませんね
面倒なので、そのまんま突っ込んでますけど



水換え

めんどくさい水換えです
水換えがいやなら、魚を少なくして、エサも少なくするしかありません

こんな道具でバケツ2杯分抜き取ります
2日おきにバケツ一杯づつよりも、週二回バケツ2杯のほうが良い様な感じがします。

底はいじりません




抜いた水でフィルターを揉み洗いします
すごい濁りです。これが蓄積されると、水槽が破滅します。
理想の水槽システムは、この有機物がすべて分解されたらいいのですが・・



新しい水にカルキ抜きを入れてやります
スポイドで計測したほうが、らくちんで節約になります。
水温の変化が激しい時は、湯沸かし器のお湯で調整してから入れてあげましょう
グッピーの場合、手の触った感じで、だいたいでいいかと思います。

一晩置いてやるのもOKですが・・二酸化炭素が抜けてしまうので、私はカルキ抜き溶剤を使用しています
エアレーションを停めてやると、水草から水泡が出てくると思いますよ

最後に
ってことで、終了
全滅になっちゃうよって方の参考になれば、幸いです
エンゼルとかもつよいので、これで大丈夫だと思います・・
金魚は、とにかくエサを食べ過ぎるので、水交換が大変。覚悟してください

エサは、3日ぐらい無くても平気です。1週間も大丈夫だと思います
ちょっとかわいそうだなと思うなら、ゆっくりと解けて出てくるエサが売られていますので投入してください。
旅行や出張も大丈夫です。

コケだらけになる場合は、水の中の有機物が多すぎることが原因です。エサを少なくするか、水を頻繁に交換するしかありません。
グッピーが病気になるのは、たいていが水質悪化が原因です。水が綺麗だと、病気にも強くなります

終了

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